
マイク・オールドフィールドが73年に発表した「チューブラー・ベルズ」の
デラックス・エディションが発売された。同時にアルティメット・エディション
というヤツも発売されたのだが、それに手を出すほど熱心なファンではない。
大体、チューブラー・ベルズだけで何種類でているのかすら正確に知らない
のだが、「オーケストラ・バージョン」だの「Ⅱ」だの「2003年
ミックス」だの全く聴いていないし、オリジナル・アルバムも5枚くらいしか
所持していない。
なもんで、今回のデラックス・エディションに含まれる2枚のCDの中の
1枚が2009年ミックスと言われてもDVDが5.1サラウンドミックスと
いわれても、全くピンとこない。
それらは、まあ私にとってはオプションのようなもんで、LPがボロボロに
なったので、「73年のオリジナル・ミックスが、いい音で聴ければいいや」
くらいに思っていたのだが、決定的な購入動機はDVDに収録された
映像にあった。
ここに収録された「2ND HOUSE ON BBC 2」で放送された「TUBLLAR BELLS (PT.1)」
は初めて商品化された映像ではない。しかしながら、過去に発売された
DVDを「この映像だけのために買うのもなぁ。値段も高いし。」とスルーして
いるので、今回は「チューブラー・ベルズのDXエディションだし、ここに
あの映像が収録されるのは、整合性がって良いな。」と誰に咎められるわけでも
無いのに(笑)、正当な理由をつけて購入に至った。
マイクが28種の楽器を2000回を超えるダビングで完成させたと
言われるアルバムのA面を(確かに私はこのアルバムはA面ばかり聴いていた)
バンドとコーラス隊で演奏する、しかもアルバム発売当時の73年の
映像というだけで惹きつけられるのに、演奏に参加したメンバーの豪華さが
魅力的なのだ。
ベースとアコースティック・ギターを何度も持ち替え、車座になった
ミュージシャン達の中で、マイクが王様を演じるのは当然だし、実に
堂々としている。マイク・ラトリッジやスティーヴ・ヒレッジの参加は
ともかく、ストーンズ者の度肝を抜いたのはミック・テイラーの参加だ。
曲が始まってしばらくして、テイラーとヒレッジがユニゾンで切り込んでくる
シーンは何度見てもドキドキする格好よさがあるし、ヒレッジのスペーシーな
音に対し、クリアーなトーンでフレーズを紡ぐ様は、地味ながら献身的で
感心することしきりである。この映像は73年12月1日撮影なので
テイラーはまだストーンズ在籍中である。ミックやキースはこの放送を
見たのかどうか、気になるところだ。
この映像は近年、日本の衛星放送でも放送された。その時のMCは伊藤政則氏で
「チューブラー・ベルズは精神状態が良くない時の作品で、その時の気分を
反映しているため、マイクは自分の状態の変化を写しだすために何度も再録音
に挑戦している。」ということを喋っていたように記憶している。
なるほど。そう解釈すれば「過去の遺産を再利用し過ぎ」とか「これしか
金にならないのか」といった軽口も少しは慎むべきか。
いやいや、きっと伊藤政則氏が優しすぎるんだろうな。(笑)
デラックス・エディションが発売された。同時にアルティメット・エディション
というヤツも発売されたのだが、それに手を出すほど熱心なファンではない。
大体、チューブラー・ベルズだけで何種類でているのかすら正確に知らない
のだが、「オーケストラ・バージョン」だの「Ⅱ」だの「2003年
ミックス」だの全く聴いていないし、オリジナル・アルバムも5枚くらいしか
所持していない。
なもんで、今回のデラックス・エディションに含まれる2枚のCDの中の
1枚が2009年ミックスと言われてもDVDが5.1サラウンドミックスと
いわれても、全くピンとこない。
それらは、まあ私にとってはオプションのようなもんで、LPがボロボロに
なったので、「73年のオリジナル・ミックスが、いい音で聴ければいいや」
くらいに思っていたのだが、決定的な購入動機はDVDに収録された
映像にあった。
ここに収録された「2ND HOUSE ON BBC 2」で放送された「TUBLLAR BELLS (PT.1)」
は初めて商品化された映像ではない。しかしながら、過去に発売された
DVDを「この映像だけのために買うのもなぁ。値段も高いし。」とスルーして
いるので、今回は「チューブラー・ベルズのDXエディションだし、ここに
あの映像が収録されるのは、整合性がって良いな。」と誰に咎められるわけでも
無いのに(笑)、正当な理由をつけて購入に至った。
マイクが28種の楽器を2000回を超えるダビングで完成させたと
言われるアルバムのA面を(確かに私はこのアルバムはA面ばかり聴いていた)
バンドとコーラス隊で演奏する、しかもアルバム発売当時の73年の
映像というだけで惹きつけられるのに、演奏に参加したメンバーの豪華さが
魅力的なのだ。
ベースとアコースティック・ギターを何度も持ち替え、車座になった
ミュージシャン達の中で、マイクが王様を演じるのは当然だし、実に
堂々としている。マイク・ラトリッジやスティーヴ・ヒレッジの参加は
ともかく、ストーンズ者の度肝を抜いたのはミック・テイラーの参加だ。
曲が始まってしばらくして、テイラーとヒレッジがユニゾンで切り込んでくる
シーンは何度見てもドキドキする格好よさがあるし、ヒレッジのスペーシーな
音に対し、クリアーなトーンでフレーズを紡ぐ様は、地味ながら献身的で
感心することしきりである。この映像は73年12月1日撮影なので
テイラーはまだストーンズ在籍中である。ミックやキースはこの放送を
見たのかどうか、気になるところだ。
この映像は近年、日本の衛星放送でも放送された。その時のMCは伊藤政則氏で
「チューブラー・ベルズは精神状態が良くない時の作品で、その時の気分を
反映しているため、マイクは自分の状態の変化を写しだすために何度も再録音
に挑戦している。」ということを喋っていたように記憶している。
なるほど。そう解釈すれば「過去の遺産を再利用し過ぎ」とか「これしか
金にならないのか」といった軽口も少しは慎むべきか。
いやいや、きっと伊藤政則氏が優しすぎるんだろうな。(笑)
OVライトのCD買っていまきいてます。聞かず嫌い系の音楽ですね。
上質なエンターテイメントで、お金を払った分は必ず満足させますってな感じですわ。
こういう音楽を受け入れるだけの寛容さができたのか、そんなこと関係なく良質なものは良質なのか。
O.V.ライト、買いましたか。
ソウルの真髄です。ま、他にも何人も「ソウルの
真髄」がいて困っちゃうのですが、それはともかく、ある意味よしのさんの中ではK点越えと
言ってもいいんじゃないでしょうか。(笑)
私的にはあのリストなら、アル・グリーンの方に
ハマると思っていますので、続けてトライして
ください。
良質なものは何時の時代に聴いても良質だと
思うのですが、聴き手のタイミングも重要なので
今回はうまく組み合わさったのではないでしょうか。
因みに携帯のメール着信に使ってます、エクソシスト
あの髪形とサングラスのかけ方は、遠目に見ようがシルエットだろうが、マイク・ラトリッジと
すぐわかりますよね。演奏の途中で一瞬
離席したような気がしたのだが、もう一度
DVDを見てみるかな。(笑)
実はホラーとか怖い映画が苦手で
「エクソシスト」は途中で見るのをやめて
しまいました。テレビの深夜映画だったのですが
何となく怖くて。(笑)
えっ、「仁義なき戦い」?。
ち~とも、怖いことあらへん。
男気爆発です。(笑)