HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

セクシー・ティナと幻のブラインド・フェイス

2005-03-17 20:43:06 | DAY BY DAY
先日発売されたソウル・トゥ・ソウル
のDVD、画質がいいです。以前見た
時の数倍いいんじゃないでしょうか。

画質がいいと、やっぱりいろいろな所に
目が行く。いや、昔から見えていたことは
見えていたんだけど。何がって?
ティナ・ターナーの透けた胸です。
ガーナが暑かったかどうか知らないが、この映画に記録
されたティナの衣装はとにかく透けている。
良いか悪いかは見る人の判断に任せるが、透けている。(笑)

映画本編に収録されず、ボーナス扱いで収録されたアイク&ティナ
の「I'VE BEEN LOVIN' YOU TOO LONG」の映像は
ほとんどポルノである。ティナはマイクを撫で回し、アイクは口で
想像力を掻き立てる音をだす。(笑)。このわかりやすい
ギミックに観客の歓声があがる。暴力亭主アイクに酷い目に
あいながらも、ステージでは客を楽しませようと頑張る
ティナがとても可愛らしく思える。私もじじいになったものだ。

この映像を初めて見たのは「スーパー・スターズ・イン・
コンサート」という訳のわからないオムニバス?ビデオであった。
今を遡る18,9年前の話である。「かなわんオバハンやなあ」と
当時は思ったが、今は全くそんなことは思わない。ティナは
実に魅力的な女性であると今なら思える。

で、話は変わって「スーパー・スターズ・イン・コンサート」。
これで初めてアーサー・ブラウンの存在を知り、ストーンズの
「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」にカラーのプロモが
あることを知る。アイク&ティナは先の話の映像のほかに
別なシークエンスから「リバー・ディープ、マウンテン・ハイ」の
映像が収録されている。ネガが反転してアイクが左利きに
なっているのが悲しい。
そして、なんといっても動くブラインド・フェイスを見て
その格好よさに驚いたのである。曲のクレジットが「DOO WHAA」
などといい加減なものだが、演奏されるのは「DO WHAT YOU
LIKE」。えっ?と思った未見の貴方の心配する内容は
察することができます。(笑)

「それってジンジャー・ベイカーのソロが延々続くの?」

5分くらいに編集されているのですが1分強は、ドラム・ソロ
です。「クリーム・フェアウェル・コンサート」で失笑を
買った?ドラム教則通りにドコドコ叩いてくれます。
が、見所はスティーブ・ウィンウッドの可愛らしい顔と
オルガンさばきと、歌唱ですね。ECはほとんど映らない
のですが、動くブラインド・フェイスの映像って滅多に
ないでしょうから、貴重と言えば貴重です。
ハイド・パークで撮影されたこの映像の完全版とか
あったら見たいなあ。

写真はアイクとティナ・ターナーの72年のシングル盤。
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4 コメント

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ハイドパーク公演 (じみへん)
2005-03-19 07:46:03
完全版かどうかは不明でありますが、

ブラインドフェイスのハイドパーク公演の映像が

どうやら5月30日発売予定で祝DVD化される模様です!!

拍手パチパチ。

http://www.noblepr.co.uk/Press_Releases/sanctuary/blind_faith.htm



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Unknown (ハリー)
2005-03-21 08:56:15
おお、これは素晴らしい。

私はオール・リージョン再生可能な再生機を

所持していないので、リージョン・コードが

気になるのですが、そろそろオール・リージョン

対応の物を買うべきかな、と思う今日この頃。

ブラインドフェイスのDVDはオール・リージョン対応みたいですが、輸入物を買うときは

いつもヒヤヒヤしてますので。



「BORN TO BOOGIE」の拡大版も非常に楽しみ。

ビデオもCDも持っていますが、こんなものは買いなおしが当たり前。待ち遠しい!



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初めて見ました。 (みやぎぬ)
2008-03-17 17:49:10
BS-2で放映された「黄金の洋楽ライブ」で初めて動くブラインド・フェイスを見ました。
びっくりして、恥ずかしながらやっとCDを購入したのです。(ここは「夏なんです」調で読んでください)
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クラプトンの適当さに却って感心しました。 (ハリー)
2008-03-17 22:12:49
みやぎぬさん。

ブラインド・フェイスの例のDVD、なかなか日本発売されないと思っていたら、BSで放送されたので
驚きながら私も見ました。(DVD持ってるのですけど)

アルバムを最初に聴いたときは、実のところ、どこが
凄いのか今ひとつ解りかねたのですが、ここ数年は
よく聴くアルバムの1枚となりました。
スティーヴ・ウィンウッドの歌心に気付くのが
遅かったというわけです。
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