HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

昨日鳴った音 3月30日~4月3日

2020-04-04 07:46:21 | DAY BY DAY

 3月30日
・ALAN MERRILL / ALIEN IN TOKYO

『THE LA LA SONG』でアランは「人生はけして悪くない」と歌ったのだが、なんとも不運な
最後であったとしか思えない。一ファンの私がそう思うのだから、アラン本人は尚更無念だった
ろうなぁ。新作のリリースの予定もあったのだから。この好コンピレーション盤を聴いて改めて
アランの才能を確認すると共に、アランの不在を残念に思う。

 3月31日
・BILL WYMAN / SAME

アラン・メリルはロン・ウッドのトリビュート盤に参加した事があるが、アラン自身の
レコーディングに関わったストーンズ関係の人としてビル・ワイマンの盤を引っ張り出した。
82年リリースの3枚目。シンセと戯れた時代の音であるが、この盤の製作者がストーンズの
メンバーであることが何とも面白く思えた。様々な音楽性を持つメンバーの集合体であったが
故にストーンズは永久運動を続けていられるのだ。

 4月1日
・BOB DYLAN / JAPANESE SINGLES COLLECTION

年度変わっての一発目はボブ・ディラン。来日記念盤であるが来日祈念盤になってしまった。
日本で発売されたシングルのA面を集めた企画は面白いのだが、できればシングルの両面を
収録する盤にしてほしかった。例え4枚組になっても。『HURRICANE(PART2)』の
運命や如何に?。(笑)シングルの寄せ集めがミュージシャンにとってベスト盤でないのは
誰しも同じなのだろうけど、記念は大事である。

 4月2日
・サンタクララ / 男と女

80年にリリースされた唯一のアルバム。シングルの製作に近田春夫が関わったことでも
知られるが私は単純にあの『HOTEL CALIFORNIA』の日本語カバーを聴きたいという理由で
手にした。ブルーズと演歌が細く繋がっている日本に於いてはソウル・ミュージックも
演歌や歌謡曲と繋がっていることを確認できる1枚。

 4月3日
・NEIL YOUNG / PSYCHEDELIC PILL

職場のボスが変わって3日経った。仕事を知らないボスのケアをするのは大変だが知っている
人の細かすぎる要求に応えるのも大変。一日でも多く楽をしたいのだけど。(笑)そんな
気疲れの中引っ張り出したのがニールの2枚組。2枚組で9曲しか収録されていない、(笑)
20分超え或いは20分に迫ろうかという長尺の曲も流してダラダラ聴く分には何の問題もない。
いやいや、実際は結構気合の入った演奏である。あの『CHANGE YOUR MIND』のような
緊張感は無いけれど、ニールのファンには好意的に受け止められる1セットだろう。

 

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