昨年から噂されていた、フォザリンゲイの幻の2枚目が遂にリリースされた。
実際に手にしてみると、たった1枚のアルバムしか残さなかったことが
本当に悔やまれるグループだったことがよくわかる。
フォザリンゲイの解散は音楽的見解の相違だったのではなく、グループを
維持する金銭の問題だったことは明白である。
グループ解散後にリリースされた71年のサンディー・デニーのソロ
「海と私のねじれたキャンドル」にはフォザリンゲイのメンバーが全員参加
しているし、後に「バンド」であるフェアポートに復帰するのも
フェアポート・コンベンションという金看板は、フォザリンゲイという
名前のバンドより金銭面で苦労せず活動できたというのもあるだろう。
ずらっと並んだ11曲を見ると、見覚えのある曲名が多いのに気付く。
当然バージョンは違うのだが、「JOHN THE GUN」と「LATE NOVEMBER」は
先に書いたサンディの「海と私のねじれたキャンドル」に収録されている。
「KNIGHTS OF THE ROAD」は73年のフェアポートのアルバム「ロージー」に、
「RESTLESS」は75年のこれもフェアポートの「ライジング・フォー・ザ・
ムーン」に収録され、他にもサンディーの4枚組コンピレーション「A BOXFUL
OF TREASURES」で数曲聴くことが出来る。
「ロージー」のライナーではフォザリンゲイ・バージョンの「KNIGHTS OF
THE ROAD」は完成していてベースをデイヴ・ペグに差し替えたと
書いてある。
今回収録された曲は過去に様々なコンピレーションに収録された
バージョンとは全て違うとのアナウンスがある。後から手を加えた箇所が
あるのかどうかわからないのだが、ファンにとっては贅沢にも聴き比べる
楽しみができたわけである。お約束の(笑)ディラン・カバーは
「I DON'T BELIEVE YOU」。
まさに至れり尽くせりの贈り物である。
実際に手にしてみると、たった1枚のアルバムしか残さなかったことが
本当に悔やまれるグループだったことがよくわかる。
フォザリンゲイの解散は音楽的見解の相違だったのではなく、グループを
維持する金銭の問題だったことは明白である。
グループ解散後にリリースされた71年のサンディー・デニーのソロ
「海と私のねじれたキャンドル」にはフォザリンゲイのメンバーが全員参加
しているし、後に「バンド」であるフェアポートに復帰するのも
フェアポート・コンベンションという金看板は、フォザリンゲイという
名前のバンドより金銭面で苦労せず活動できたというのもあるだろう。
ずらっと並んだ11曲を見ると、見覚えのある曲名が多いのに気付く。
当然バージョンは違うのだが、「JOHN THE GUN」と「LATE NOVEMBER」は
先に書いたサンディの「海と私のねじれたキャンドル」に収録されている。
「KNIGHTS OF THE ROAD」は73年のフェアポートのアルバム「ロージー」に、
「RESTLESS」は75年のこれもフェアポートの「ライジング・フォー・ザ・
ムーン」に収録され、他にもサンディーの4枚組コンピレーション「A BOXFUL
OF TREASURES」で数曲聴くことが出来る。
「ロージー」のライナーではフォザリンゲイ・バージョンの「KNIGHTS OF
THE ROAD」は完成していてベースをデイヴ・ペグに差し替えたと
書いてある。
今回収録された曲は過去に様々なコンピレーションに収録された
バージョンとは全て違うとのアナウンスがある。後から手を加えた箇所が
あるのかどうかわからないのだが、ファンにとっては贅沢にも聴き比べる
楽しみができたわけである。お約束の(笑)ディラン・カバーは
「I DON'T BELIEVE YOU」。
まさに至れり尽くせりの贈り物である。
先日ユニオンで見たときにはなんか知ってる曲ばっかだなぁとちょっとためらったんですが、
こうしてしかるべき人に紹介されるとやっぱり欲しくなるってもんです。出所はオフォシャルなんですかね?
なんだかんだで毎年出てくるサンディ関連の音源、次はあるのか?(笑)
ね、見たことある曲名が多いでしょ。(笑)
でもそれは、本当はあとちょっとで2枚目に
手が届きかけたのに出せなかったのだけど
曲はいいので使いたかった・・・という
感じが伝わってきて、納得しています。
勿論オフィシャル音源ですので、音質も
ライナーも当然バッチリですよ。
次はフォザリンゲイの映像に期待!(笑)
おお、ジャケット・デザインと曲名の相違には
気がつきませんでした。さすが!です。
どこまで当時の音に手が加えられているのかを
詮索するのが野暮に思える、素敵なアルバムです。
様々なアルバムに収録されたどのバージョンよりも
素敵な曲の数々と思えるのは、たった1枚しか
アルバムを残さなかったグループへの憧憬を
差し引いても、このアルバムが素晴らしい証。
末永く愛聴したいものです。