4月19日
・コスモス・ファクトリー / トランシルヴァニアの古城
・ファー・イースト・ファミリー・バンド / 地球空洞説
家に居る時間が長いと長い間聴いていない盤にも手が伸びる。コスモス・ファクトリーの
デビュー盤は73年のリリース。ということは四人囃子の「一触即発」よりも早い登場と
いうことになる。それを踏まえた上で聴いてみれば掲載盤の価値が私の中で少し上がった。
今までは踏まえてなかったのかって?。まあ、そういうことです。ファー・イースト・
ファミリー・バンドのデビュー盤は75年。それを踏まえて私の中で価値が下がった、なんて
ことはない。(笑)
つのだひろ / オン・ドラムス
78年リリースの「オン・ドラムス」はドラムの教則用としてリリースされた盤。リズム・
パターンはコピーしてもかまわない、オカズはコピーの必要はないという金言に則って
聴けば単純なように思えるリズムの奥深さに耳が行く。エモーションズやキャロル・キング等の
曲を題材にし、そこで使われるリズム・パターンの紹介があるのだが普通に聴いても
面白い。リア・ジャケの小さな写真に写る高瀬アキが可愛い。(笑)
CHARLIE CHRISTIAN/DIZZY GILLESPIE / AFTER HOURS
私の所持するCDの背表紙にはこんな表記になっているのだが、私がジャズを聴き始めた
頃に買ったLPには「ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン」という邦題が付いていた。
音質の貧弱さよりも演奏の熱さに心奪われる。オリジナルの10インチは最初の2曲のみの
収録。オリジナル・ジャケットを使用したCDの再発もあったが、LP時代と色合いは違うが
そのデザインを踏襲した手持ち盤で十分満足。
4月20日
・DEEP PURPLE / MADE IN JAPAN
この盤を買ったのは93年に出た「LIVE IN JAPAN」の3枚組に未収録の3曲を収録した
ディスク2が目当てであった。それでも72年8月15日、16日、17日の3日間の
完全制覇にならないことを後で知って「もう。いいや。」(笑)と思ったものだ。後に
重厚な組物で全てが網羅されたのだが、その頃には興味が薄れていたわけで、タイミングと
いうのは大事なものだ。なんてことを考えながら聴いた。
4月21日
・THE DOOBIE BROTHERS / TOULOUSE STREET
・THE DOOBIE BROTHERS / MINUTE BY MINUT
幾多のメンバー・チェンジを行ったドゥービー・ブラザーズ。72年盤と78年盤でこれほど
音のニュアンスが違うバンドになってもプロデューサーは同一のテッド・テンプルマンという
のが面白い。以前はマイケル・マクドナルド主導のドゥービーなんてあまり聴く気には
なれなかったが、今聴くとそれはそれで違った味わいを感じ取れるのだから、私も歳をとった
ということか。(笑)自身が参加したバンドが洗練の度合いを増す度に脱退したジェフ・
バクスターが行き着いた先が、アメリカ国防相の軍事顧問というのも私にとっては不思議な話。
4月22日
・PRINCE / SIGN ☮ THE TIMES
何気に昨日はプリンスの命日だったこと思いだして、私が最初に買ったプリンスのCDを
取り出した。87年リリースだからCDが一般に浸透し始めた時期のブツなので、現行CDが
どんな音質なのか知らないが、私の所持する盤は今の耳で聴けばなんとなく貧弱なようにも
思える。しかし、収録された内容は最高。関連音源やライブを合わせて6枚組くらいの
拡大盤が出ればいいのだけど。
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