
12月に一挙に甲斐バンドのアルバムが再発されるのだが、デジタル・
リマスターされ、なおかつ甲斐よしひろが選んだボーナス・トラックが付く。
「HIGHWAY 25」とダブるのか、どれくらいのボーナス・トラックが付くのか
まだ全くわからないが、既に相当の出費を覚悟した私である。
ショーケンの再発もボーナス・トラックがつくらしいが、そっちも気になる。
掲載写真は甲斐よしひろ初のソロ・アルバム「翼あるもの」。
バンドはベスト盤やライブ盤を出した後、次の展開を迎えることが多いが
甲斐バンドもライブ盤を出して次の一手を模索する最中だった78年に
この盤はリリースされた。
ボーカリストとして、歌いたい曲を歌ったというカバー・アルバムなのだが
選曲が素晴らしい。
ロック・バンドが避けて通るような曲も素敵なアレンジで堂々と歌われる。
1曲目の「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ)続く「10$の恋」(憂歌団)の
冒頭2曲だけで私はやられてしまう。他にも「喫茶店で聞いた会話」
(かまやつひろし)や、オリジナルよりも好きな「マドモアゼル・ブルース」
(ジャガーズ)と続くA面は捨て曲なし。
アマチュア時代の友人の曲をとりあげた「えんじ」のアレンジに
ストーンズ者はニヤリとするはず。
アルバム最後を飾るのは「グッドナイト・ベイビー」(キングトーンズ)
この曲のオリジナル・シングルが何故か家にあって、まだ歌詞の意味も
何もわからないのに、親が聞いていたこのレコードにあわせて私はこの曲
をよく歌っていたそうだ。
タイトルの「翼あるもの」は同年10月に発売される甲斐バンドの
アルバム「誘惑」に曲となって収録される。甲斐バンドの全てのアルバムの中で
一番優れていると思うアルバムが「誘惑」だ。甲斐流のハード・ボイルドな
美学がここに全て収録されているといって過言でない。
女性ファンには申し訳ないが、孤独な男のためのアルバムだとも思う。
甲斐よしひろは2003年に「翼あるもの2」をリリース。
ここにも渋い曲が多く収められている。例えば「八月の濡れた砂」「沖縄ベイ・
ブルース」「そして僕は途方にくれる」等等・・・。
「翼あるもの」とは、何なのか?。何故今年リリースされたカバー集は
「翼あるもの3」とは題されなかったのか?。
そういったことを考えながら、バンドのコンポーザーではなく
ボーカリストとしての自分を最初に前面に出したこのアルバムを聴くのも
一興だ。
俺は「翼の折れた天使」には興味は無いのさ。
リマスターされ、なおかつ甲斐よしひろが選んだボーナス・トラックが付く。
「HIGHWAY 25」とダブるのか、どれくらいのボーナス・トラックが付くのか
まだ全くわからないが、既に相当の出費を覚悟した私である。
ショーケンの再発もボーナス・トラックがつくらしいが、そっちも気になる。
掲載写真は甲斐よしひろ初のソロ・アルバム「翼あるもの」。
バンドはベスト盤やライブ盤を出した後、次の展開を迎えることが多いが
甲斐バンドもライブ盤を出して次の一手を模索する最中だった78年に
この盤はリリースされた。
ボーカリストとして、歌いたい曲を歌ったというカバー・アルバムなのだが
選曲が素晴らしい。
ロック・バンドが避けて通るような曲も素敵なアレンジで堂々と歌われる。
1曲目の「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ)続く「10$の恋」(憂歌団)の
冒頭2曲だけで私はやられてしまう。他にも「喫茶店で聞いた会話」
(かまやつひろし)や、オリジナルよりも好きな「マドモアゼル・ブルース」
(ジャガーズ)と続くA面は捨て曲なし。
アマチュア時代の友人の曲をとりあげた「えんじ」のアレンジに
ストーンズ者はニヤリとするはず。
アルバム最後を飾るのは「グッドナイト・ベイビー」(キングトーンズ)
この曲のオリジナル・シングルが何故か家にあって、まだ歌詞の意味も
何もわからないのに、親が聞いていたこのレコードにあわせて私はこの曲
をよく歌っていたそうだ。
タイトルの「翼あるもの」は同年10月に発売される甲斐バンドの
アルバム「誘惑」に曲となって収録される。甲斐バンドの全てのアルバムの中で
一番優れていると思うアルバムが「誘惑」だ。甲斐流のハード・ボイルドな
美学がここに全て収録されているといって過言でない。
女性ファンには申し訳ないが、孤独な男のためのアルバムだとも思う。
甲斐よしひろは2003年に「翼あるもの2」をリリース。
ここにも渋い曲が多く収められている。例えば「八月の濡れた砂」「沖縄ベイ・
ブルース」「そして僕は途方にくれる」等等・・・。
「翼あるもの」とは、何なのか?。何故今年リリースされたカバー集は
「翼あるもの3」とは題されなかったのか?。
そういったことを考えながら、バンドのコンポーザーではなく
ボーカリストとしての自分を最初に前面に出したこのアルバムを聴くのも
一興だ。
俺は「翼の折れた天使」には興味は無いのさ。
知らなかった・・・。
願わくばボトムがしっかり強調されて、悪く言えば歌謡曲っぽく聴こえた部分が無くなればいいんですけどね
中古レコ屋で甲斐バンドのアルバムは結構揃うんですけど、この『翼あるもの』、いまだに見た事ありません。
何故???
80年代頭までのLPの音は結構しょぼいし、
今聴けばボブ・クリアマウンテンとの作品も
切れ味が乏しいように感じるので、入魂の
マスタリングを期待したいです。
私は結構アナログを見かけました。
帯付きで800円くらい。今はほとんどLPを
繰らないのでどうなってるのでしょうね。
「誘惑」、良いデスよね~!!ちなみに、同時発売のミュージック・テープでは、A面とB面の時間を揃えるためなのか、曲順が異なってマス。
「えんじ」の作者は、レコード(CDは不明)のクレジットがミスってマスが、ザ・モッズの森山達也なんデスよね~。
以上、甲斐バンドのトリビアでした~!!(^^;)
ミュージック・テープですか。
確かにLPのB面はスローな長めの曲が多いのですが
曲順が変わると、違和感あります。
え~、知りませんでした。
「森山達夫」が「森山達也」のことだったとは・・。
いいことを聞きました、ありがとうございます。