HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

YOU CAN DO A LOT WITH MORE 100 WOMEN - 10

2014-03-16 00:00:00 | ROCK

レッド・ツェッペリンのアルバム「Ⅰ」から「Ⅲ」までの3枚が、最新リマスタリングを
施され尚且つ未発表ライブや未発表スタジオテイクを加えたDX版としてリリースされる。
LPが同梱された超豪華版も出るが、今回は私的には2枚組CDでいいだろう。
ツェッペリンの未発表スタジオテイクや別ミックスというのがオフィシャルで大々的に
登場するということは、これまでなかったことなので過度の期待は禁物と思いながらも
実はもの凄く楽しみである。(笑)

レッド・ツェッペリンのアルバム『HOUSES OF THE HOLY』のインナーには収録曲の歌詞が
印刷されているのだが、そこに収録された『D'YER MAK'ER』の歌詞の最後にこんな
一節がある。「WHATEVER HAPPEND TO ROSIE AND THE ORIGINALS?」
実際に歌われていない歌詞なのだが、これは一体何なのだろうと思ったものだ。

ロージー&ジ・オリジナルズが実在したグループの名前で、『ANGEL BABY』という曲が
あるということは、山下達郎のライブ盤「JOY」をきっかけに知った。
86年に出たジョン・レノンの未発表曲集「MENLOVE AVE.」に『ANGEL BABY』は
収録されていたのだが、リアル・タイムで買った同盤の日本盤のライナーでは、ただの一言も
触れられていなかったもので。(笑)

掲載写真はロージー&ジ・オリジナルがハイランド・レーベルに残したシングルと未発表曲を
集めたコンピレーションCD。購買意欲をそそらないジャケットであったが、オリジナル・シングル
以外にも69年録音の未発表曲の出来が良くて、その可愛らしくも堂々とした歌唱に耳が
惹きつけられる。

ジョン・レノンはアルバム「ROCK 'N' ROLL」でロイド・プライスの『JUST BECAUSE』を
取り上げた。このロージーのコンピレーションでは69年録音の『JUST BECAUSE』を
聴くことができるのだが、これは99年にリリースされた本盤が出るまでは未発表だった。
もし、ジョンが生きていてこれを聴いたらもの凄く喜んだのではないだろうか。

そういえば、ツェッペリンの1ST収録の『HOW MANY MORE TIMES』では、歌詞中に
ロバート・プラントの本名と共にロージーという名前が歌いこまれている。
ジョンやロバートを惹きつけたロージーの魅力って一体何なのだろう。

おしえてロージー。


 


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