著名なギタリストであるジョー・パスという名前は何となく聞いたことがある、それも「ジャコ・パス」みたいに
略された呼称ではない程度の事しか知らない男がジョー・パスのアルバムを聴くには、
それなりのきっかけがいる。
ミハー・ババみたいな風貌なので、ザ・フーのファンとしては気になっていた、なんてことは全くないし。(笑)
掲載写真はジョーの66年のアルバム「THE STONES JAZZ」。
ジャズ・ギタリストが、ストーンズの楽曲をジャズの意匠でカバーしたアルバムで、門外漢がジャズに
接するには、こういうお膳立てというか、きっかけが必要というものだ。
本人のポートレイトを使わない、美女ジャケというのも、きっかけの一つにはなる。
で、このアルバムが面白かったかと問われれば、正直なところ「味わい尽くしていない」と
答えるしかない。高名なギタリストの名前を隠されて、このアルバムを聞かされたら、きっと
熱心なジャズ・マニアが卒倒するような暴言を吐いていたかもしれない。
ショッピング・モールや遊園地のBGMとの差異を見つけるには、まだまだ私は修行が足りないと
いうことを同時に自覚したことは書いておく必要がある。
実はまだ、ジョー・パスのアルバムは、これしか聴いたことがない。次は革新的アルバムと評価の高い
73年の「VIRTUOSO」を聴いて、先に進みたいと思っている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます