英国のフェニックス・レコードは、独自の視点で選んだ日本のロックのレア盤を再発していて
私も過去にカルナ・カヤールやブラスト・バーン、一柳彗/マイケル・ランタ/小杉武久の
「IMPROVISATION SEP. 1975」を買った。これらが、正規のリリースかどうか詳しくは
知らないのだが、アナログ盤が見つかるわけも無いのでCDで聴くことが出来ると言うのは
単純に嬉しかった。裸のラリーズのCDも2枚出ていたが、それらは既に音を所持していたので
スルーした。
ラリーズに関しては我が国では、それなりに綺麗な装丁のブートレグ(と、呼ぶべきなんだろう)が
かなりのタイトル数、流通しているのだが1つも買うことは無かった。幾つかはコピーを貰ったのと
テープのジェネレーションを問わなければ、音源は揃えていたというのが理由だ。
それでも、今回フェニックスから出た4枚組「GREAT WHITE WONDER」は27.49£という
値段とジャケット・デザインに惹かれて、何となく買ってしまった。
有名ブランドの4枚組ブートレグを聴いていないので、それと比べることは出来ないのだが、
内容は多分同じなのだろう。表ジャケットのアーティスト表記が日本語でないのは
とりあえず「U.K.発」ということを意識させるのは間違いないが。
1枚目の音質が今ひとつなのだが、テープの尺が若干違うもののもっと良い音質のものを
過去に貰ったことがある。2枚目の演奏は迫力があって、以前から好きな1日。
3枚目と4枚目はライブを完全収録したものではない。
今はダウンロードできるものが多くなって、そんなに音源を探すのに苦労しないのかもしれないが
10年前は、いろいろと交渉したりなんだかんだと、音源のやりとりをしたことを懐かしく思いだした。
いい思い出ばかりでないのは当然だ。(笑)くだらない条件をつけてきたり、オークションで売ったり
したヤツがいたことは忘れないだろう。売っていたヤツの名前は今でも覚えているのだが、
こんなことをまだ覚えているようじゃあ、私も駄目だな。(笑)
一番面白かったのは「交換する音源はCDRやMDのようにデジタル化していなくて、カセットに残った
状態の物のみ」という条件を出した人がいたことだ。私には意味がよくわからなかったが
人には色々ととこだわりと言うのがあるものだ。
そんな中、あの「D音源」を全て無償でコピーしてくれたKさんには、今も感謝している。
正直な処、音源をある程度集めたことと、自分がネットで購入したブツに愛着を覚えなかったことが
ブートレグを買わなくなった理由である。「アナログ・ブートレグなら買ってもいいかも。」と思ったことも
あったが、4枚ほど買ってそれも止めてしまった。
左の盤は、間違いなくジュリアン・コープのH.P.「HEAD HERITAGE」で買った。
右の盤は、ネットで見つけた多分米国のH.P.で買ったが、素人が作ったような簡素なカラー・コピーの
ジャケットと盤に何の表記も無いCDRにがっかりしたものだ。(笑)
で、今回の4枚組。折角買ったのだから機嫌良く所持しますよ。(笑)
久しぶりだったんで、ネットで出会った頃の懐かしい話で盛り上がりましたよ。
なんか「マジカルバナナ」とか「しりとり」とか、たわいもないことで夜も寝ないで異様に盛り上がってましたよね(笑)
もちろんハリーさんとこのブログの話題も出ました。
またハリーさんも交えて飲みたいですね~
麻雀やりましたねぇ。(笑)確かaokiさんが
勝ったような記憶があります。
中学生が初めて友人の家に行って夜更かしをするような、他愛も無い一夜でした。
それにしても、なんで「しりとり」をしたんでしょうね。特に「お題」に縛りもなかったような・・。
そうそう、「お宝掲示板」に参加していた人の中に、ヤフオクで音源を売っていたヤツがいたのですよ。まあ、それはいいか。(笑)
また、飲みましょう。
セイント・ジュリアンがラリーズのブート売るようになるとは、渋谷公会堂でライブ見た時には夢にも思わなかった(苦笑)
10年ひと昔ですね。
ジュリアン・コープが「ジャップ・ロック・サンプラー」を書いたのには本当に驚きました。