ECのファンが探していたであろうアルバムがまた1枚CD化された。
69年にマーサ・ヴェレズが発表した「FIENDS & ANGELS」がそれである。
英米でジャケットが違う装丁で発売されたようで、今回は表に米国盤、
裏に英国盤が印刷されている。マニアの中には顔が大写しになった
ブルー・ホライズン盤を所持する方もいるだろう。
マーサの迫力あるブルージーな歌唱は当然聴きものなのだが、冒頭に
書いたクラプトンを始め、ポール・コゾフやスタン・ウェッブ、ジャック・
ブルースら大勢の当時の英国ブルーズ・ロックを牽引していた人たちの
参加も購買意欲を搔き立てるのは間違いないだろう。誰がどこで演奏している
のか、残念ながらCDには詳しいクレジットはない。
ちなみにクラプトンは1曲目と7曲目(LP時代だと各面の頭)に
参加しているとのこと。
ジャニス・ジョプリンもとりあげたエッタ・ジェイムスの持ち歌である
「TELL MAMA」、ディラン・カバーの「悲しみは果てしなく」の収録が
嬉しいところ。自作曲である「COME HERE SWEET MAN」の歌唱が
ジャニスに近しいように思えるのも興味深い。
驚くべきことにマーサはこの路線を追求し続けたわけではなく、76年には
これも恐るべき面子でレゲエ・アルバムを製作している。
その面子とはボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズにアイ・スリーズで
リー・ペリーまで関与しているのだから恐れ入る。サイアーの依頼で
ボブが製作したもので、先の英国ブルーズ路線やレゲエ・アルバムに
何故これほどまで有名な人たちが集まったのかを考えると、マーサの歌唱の
魅力についてもう少し洞察を深めないといけないのかもしれない。
何れにしろジャケットは趣味じゃないのだけど。(笑)
69年にマーサ・ヴェレズが発表した「FIENDS & ANGELS」がそれである。
英米でジャケットが違う装丁で発売されたようで、今回は表に米国盤、
裏に英国盤が印刷されている。マニアの中には顔が大写しになった
ブルー・ホライズン盤を所持する方もいるだろう。
マーサの迫力あるブルージーな歌唱は当然聴きものなのだが、冒頭に
書いたクラプトンを始め、ポール・コゾフやスタン・ウェッブ、ジャック・
ブルースら大勢の当時の英国ブルーズ・ロックを牽引していた人たちの
参加も購買意欲を搔き立てるのは間違いないだろう。誰がどこで演奏している
のか、残念ながらCDには詳しいクレジットはない。
ちなみにクラプトンは1曲目と7曲目(LP時代だと各面の頭)に
参加しているとのこと。
ジャニス・ジョプリンもとりあげたエッタ・ジェイムスの持ち歌である
「TELL MAMA」、ディラン・カバーの「悲しみは果てしなく」の収録が
嬉しいところ。自作曲である「COME HERE SWEET MAN」の歌唱が
ジャニスに近しいように思えるのも興味深い。
驚くべきことにマーサはこの路線を追求し続けたわけではなく、76年には
これも恐るべき面子でレゲエ・アルバムを製作している。
その面子とはボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズにアイ・スリーズで
リー・ペリーまで関与しているのだから恐れ入る。サイアーの依頼で
ボブが製作したもので、先の英国ブルーズ路線やレゲエ・アルバムに
何故これほどまで有名な人たちが集まったのかを考えると、マーサの歌唱の
魅力についてもう少し洞察を深めないといけないのかもしれない。
何れにしろジャケットは趣味じゃないのだけど。(笑)
EC、大好きですが、この盤の存在は知りませんでした!聴きたいなぁ~
ジャニス・ジョプリンのような感じなんですかね?見た目だけですけど・・・。
このサイト、かなりロックの勉強になります!
僕のブログと相互リンクさせていただけないでしょうか?
偏屈で無愛想なブログへようこそ。
マーサ・ヴェレズは見た目というよりも、実際の歌唱にジャニスっぽいところがあります。
最近CD化されたばかりなので、入手は可能だと
思います。
90年代後半以降、リアル・タイムのロックを
ほとんど聴いていない爺が言うのもナンですが
このブログが若い方がロックのアルバムを選択
する際の一助になれば、これほど嬉しいことは
ありません。暇なときに覗いてやって下さい。
私のほうでもリンクしておきますね。