HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

若者に質問されました

2010-01-24 19:03:12 | DAY BY DAY
2週間前に「ハリーさんが推薦する映画って何ですか?。できればツ○ヤにあるようなヤツで
お願いします。」と、職場の若者(26歳男性)に唐突に聞かれて少々とまどう。
よりによって何で映画なんだ、音楽じゃないのか?(笑)
ウルトラセブンの好きなエピソードなら、すぐ5回分くらい浮かぶのだが。(笑)

本当に今年に入って、CDやDVDをあまり買っていない。マジで3枚しか買っていないのだ。
といっても一つは12枚組のDVDで、一つは9枚組CD+1枚のDVDの組物なので
「おいおい」と突っ込まれそうだが。で、音楽を聴かない時は何をしているかというと
映画のDVDを見る時間が多かった。映画のDVDは音楽DVDやCDに比べて廉価の物が
多いので、つい色々と買ってしまうので棚には200枚以上のDVDがある。
CSやBSで録画してDVD-Rに焼いた物はその倍以上あるかもしれない。

掲載写真右は「ガルシアの首」。若者にサム・ペキンパーを勧めようと思って確認の意味も
あって見始めたのだが「う~ん、これはキツいかなぁ。」と思ったものの、それを
見終わると続けて「ワイルド・バンチ」を見てしまう。「俺的にはこっちかなぁ。」とか
思いながら今度は「いや、新し目の映画のほうが、とっつきやすいだろう。」と
掲載写真左の「アパルーサの決闘」を見始める。ここで、ふと思いだした。
若者には「クール・ランニングや、メン・イン・ブラックのような感じのヤツでお願いします。」と
言われていたのだ。(笑)すっかり忘れていた。

「アパルーサの決闘」は2008年には珍しい西部劇だ。実に面白いのだが、かつての西部劇と
決定的に違うことがある。それは煙草を吸うシーンがほとんど無いことだ。葉巻に火を
つけるシーンはあるが、それを手に持ちはしても吸うシーンは無かったように思う。
拳銃と酒と煙草・・・。どれが欠けることも有り得ないが、「喫煙」シーンが見当たらないのは
時代の流れなのかなぁ。

で、若者に推薦する映画を決めた。ツ○ヤで借りるくらいなら俺が焼いてやる。
気に入らなかったら捨ててくれ。選んだのは「太陽を盗んだ男」「蘇る金狼」「ビリー・ザ・
キッド21才の生涯」「第17捕虜収容所」。リアクション無かったらどうしよう。(笑)
気に入ってくれれば次は「スーパーフライ」「仁義なき闘い完結編」「ブルース・ブラザーズ」
「勝手にしやがれ」だ。
もし、メリーさん(35歳女性)から頼まれたら、これをそっくりそのまま渡せるほど、
私は男前ではない。「赤い風船」「ぼくの伯父さん」でも渡すかな。(笑)

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2 コメント

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松田優作 (bluewind)
2010-01-24 22:50:32
私の実年齢も実はもうすぐ26才なんですが、松田優作はこの間「野獣死すべし」を見まして面白かったです。銀行でのピークのシーン、その後の電車でのシーン、最高でした。

基本的に音楽ばかりの自分なのですが、最近少しずつ映画に興味が出てきて、某バンドがらみであまりにベタなんですが(苦笑)、ジャック・リヴェットやコクトー、ゴダールにトリュフォー等のヌーヴェルヴァーグを少しずつ見ています。
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朝倉哲也 (ハリー)
2010-01-25 20:58:44
bluewindさん

「野獣死すべし」は小林麻美の美しさが印象に
残る映画です、なんて言えば如何に本質に触れていないか笑われそうですが、私には麻美様を
撃つなんて出来ません。(笑)

ヌーヴェルヴァーグ・・・弱いんですよ、ここらへんは特に。トリュフォーの「アメリカの夜」、
コクトーの「オルフェの遺言」くらいならDVDを
買いました。ゴダールはストーンズ絡みの「ワン・
プラス・ワン」から入りました。
今は「気狂いピエロ」って言っちゃダメなんですよね。(笑)
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