8月9日
・WILD CHILLUN / 獄つなぎのアニマル(7INCH)
・SPOOL / GHOST (7INCH)
・スカート / 駆ける (7INCH)
昨年の当ブログ認定ロック大賞の2位と1位のバンドが、今年リリースした7インチ。
もう7インチというだけで最高なのだけど、どちらもカップリング曲を合わせて申し分ない出来。
スカートの7インチの定価は税抜き1000円なり。あれ、やればこの低価格は実現できるの?。
抑えられた値段も素敵だが最高なのはB面収録の『標識の影・鉄塔の影』。先に出たCDシングル
と同じ内容の7インチだが、やはり好きな曲を7インチで聴くことができるのは嬉しい。
『標識の影・鉄塔の影』は私的上半期ナンバー1ソングなのだ。
8月10日
・フィッシュマンズ / 空中キャンプ
・小沢健二 / LIFE
なんとなく、普段あまり聴くことのない盤を2枚。ミュージック・マガジン創刊50周年企画の
「50年の邦楽アルバム・ベスト100」の6位と15位。一応確認のために安価な中古を
探して買ったので今現在、手元にある。思えば90年代も遠くになったものだ。
当時は相容れなかった処も、今は鷹揚に構えて接することができる。ま、昔も今も「ふぞろいな
何とか」やその周辺の音楽に興味が無いのは変わりないけれど。
8月11日
・Superfly / 0
既発のシングルをかき集めて新曲はほんの少しのニュー・アルバムというのは、ファンには
複雑なものだ。しかし、数々のPVを一まとめにしたブルーレイもしくDVDが添付されて
いれば、それも目当ての一つになるのであまり積極的にはなれないものの手にする自分がいる。
昔は良かったとはいわないが、他の女性シンガーをブチ抜くくらいのアッパーなロックンロールを
所望する。
8月12日
・ERROL BROWN / MEDLEY DUB
SOMEBODY TO DUB !!
8月13日
・SPARKLE / SAME
もうジャケットからして最高な79年リリースのディスコ・ブギー。暑い夏をブッ飛ばそう。
8月14日
・V.A. / I'D LOVE TO TURN YOU ON CLASSICAL AND AVANT-GARDE MUSIC
THAT INSPIRED THE SIXTIES COUNTER-CULTURE
ハード・ワーキングに徹した1週間がやっと終わった。心も体もリラックスというわけでは
ないが、最近安く手に入れた3枚組を聴く。クラシックや現代音楽がロック・ミュージシャンに
与えた影響を検証するべく編まれた盤。3枚目ににはロバート・ワイアットやケヴィン・エアーズが
インスパイアされたであろうクラシックが収録されているのだが、私は今ひとつ感知できなかった。
勉強不足を恥じ入りながら何度もこの組物にトライすることになるのだろう。
8月15日
・PETER LAUGHNER / SAME (LP)
これも最近安く手に入れた5枚組LP。CDも出ているのだが気が付いた時には売切れ
だったので、何はともあれ手元に音源があることが嬉しい。ロケット・フロム・トムズの
盤はかなり前に当ブログで取り上げたが、これはバンドの中心人物であるピーター・ロックナーが
生前に残した録音をかきあつめた重厚なボックス。簡素なライブ・レコーディングの数々が
生々しく特にギターとメロトロンらしき鍵盤で紡がれるライブがおそろしく格好良い。
ディランとルー・リード、トム・ヴァーラインの名曲の数々のカバーにいちいち頷き、
デッド・ボーイズの萌芽をも見て取れるこの組物、値段の敷居が高いので廉価で再発されて
広く聞かれる機会が多くなるよう希望する。
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