HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

JORGE BEN / AFRICA BRASIL

2004-11-21 21:08:51 | BRASIL
76年発表のジョルジ・ベンの大傑作。
(現在はジョルジ・ベンジョールと改名している。)

CMでも使われて耳なじみがあろう「マシュ・ケ・ナダ」は
彼がオリジナル(1ST収録)である。
サンバのワン・パターン男と揶揄されることもあるが、
彼の功績はボサノバとはまた別のもう一つの
ブラジル音楽の大きな潮流であるサンバを、
よりソウルフルに解釈し、世界に広めたことであろう。
ボーカルも時にボブ・マーリーっぽかったりする。
(つまりはハリー・ベラフォンテ風だったりする。)
その事がアメリカやその他の国の
ポピュラー・ミュージックのファンにアピールし易かったのでは
ないだろうか。

このアルバムは非常にソウルフルでロック色も強い。
有名な曲は「タジ・マハール」だろう。ディスコ路線を走って
大ヒットとなったロッド・スチュワートの「アイム・セクシー」
はこの曲を下敷きにしている。

このアルバムの後ろジャケは録音に参加したミュージシャンの
集合写真となっている。ルー・リードの「都会育ち」の後ろジャケも
そうだが、結構こういう写真は好きだ・・・。

タジ・マハールというミュージシャンがいる。ブルースやレゲエなどを
うまく取り入れて演奏する好きなミュージシャンである。
彼がベンの「タジ・マハール」を演奏したライブ盤があるが、その時の
曲のタイトルは「ジョルジ・ベン」となっていた。(笑)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« MC5 / BACK IN THE USA | トップ | THE CLASH / PEARL HARBOUR \'79 »

コメントを投稿