MC5やT.REXの貴重なライブやスタジオ・リハ音源を
BOXでリリースしてくれるレーベル、「EASY ACTION」入魂の
STOOGESのBOXが6枚組で遂に登場。
正確にはIGGY & THE STOOGESとクレジットされるべき
とは思うが、待望の音源であることは間違いない。
なにせあの「RAW POWER」絡みのスタジオ・リハ音源が
なかなかの音質でリリースされたのである。流石にライノが
リリースした「コンプリート・ファンハウス・セッション」ほど
音は良くないが、この時代のスタジオ音源を熱望するファンは
多かったはずだ。今までもいくつかはあったが、初登場の
リハ音源がいきなり最初の2枚に収録されている。
73年発表の「RAW POWER」のレコーディングは72年6月から
開始されるのだが、場所はロンドンだった。最初のSTOOGES
解散後、ボウイのプロダクションに入った関係なのかわからないが
なんとなく変な感じだ。このBOXでは72年7月のロンドンは
オリンピック・スタジオでのセッションが収録されてある。
何度も「I GOT A RIGHT」を繰り返して演奏する様が捉えられて
いるが、ご存知のようにこの曲は「RAW POWER」には収録されていない。
「RAW POWER」のレコーディング・クレジットはロンドンはCBS
スタジオとなっている。よってこの箱にはアルバムの直接の
アウトテイクは含まれていないことになる。う~む。
録音は72年のあいだに終わっていたのだろうが、ボウイと会社の都合で
発売が遅れ(ボウイ様はジギー・スターダストひっさげて全米ツアー中)
73年の5月に発売。この箱に収録されている73年3月のミシガン州
モーガン・スタジオでのリハや、同じくデトロイトでのリハは
地元に戻ってツアーのための肩鳴らしと言う感じだ。
というわけで「RAW POWER」の前後というべき録音集だが、
あの素晴らしいエネルギーの塊のようなアルバムの余熱と
言うにはあまりに熱い音の数々であるのは間違いない。
私は核心も好きだが、その周りってのも
結構時間をかけて楽しむタイプなので。(ん?)
同時にいくつかのライブも収録されているが、音のほうは
数多ある灰色盤とそれほど変わらないものである。
「BOMP」レーベルから出ている幾つかのライブ盤を楽しめる方なら
ここらも問題ないはず。
少し前に「RAW POWER」はミックスを直し、音圧もたっぷりの
盤に生まれ変わった。CD発売当初は「これが本来の姿か」と
盛り上がったが、今回のBOXを聴いていると、無性に
ボウイの下品なミックスが施されたアナログ盤が懐かしく
なってきた。
このあとSTOOGES関連のリリースとしては1STと2NDのデラックス盤が
予定されている。2NDはライノの大箱を持っているので見送るが
1STが楽しみである。オリジナル・ジョン・ケイル・ミックスって何?
「NO FUN」のフル・レングス・バージョンって一体・・・・。
楽しみがとまらないが、しばらくはこの箱を聴きまくろうと思う。
BOXでリリースしてくれるレーベル、「EASY ACTION」入魂の
STOOGESのBOXが6枚組で遂に登場。
正確にはIGGY & THE STOOGESとクレジットされるべき
とは思うが、待望の音源であることは間違いない。
なにせあの「RAW POWER」絡みのスタジオ・リハ音源が
なかなかの音質でリリースされたのである。流石にライノが
リリースした「コンプリート・ファンハウス・セッション」ほど
音は良くないが、この時代のスタジオ音源を熱望するファンは
多かったはずだ。今までもいくつかはあったが、初登場の
リハ音源がいきなり最初の2枚に収録されている。
73年発表の「RAW POWER」のレコーディングは72年6月から
開始されるのだが、場所はロンドンだった。最初のSTOOGES
解散後、ボウイのプロダクションに入った関係なのかわからないが
なんとなく変な感じだ。このBOXでは72年7月のロンドンは
オリンピック・スタジオでのセッションが収録されてある。
何度も「I GOT A RIGHT」を繰り返して演奏する様が捉えられて
いるが、ご存知のようにこの曲は「RAW POWER」には収録されていない。
「RAW POWER」のレコーディング・クレジットはロンドンはCBS
スタジオとなっている。よってこの箱にはアルバムの直接の
アウトテイクは含まれていないことになる。う~む。
録音は72年のあいだに終わっていたのだろうが、ボウイと会社の都合で
発売が遅れ(ボウイ様はジギー・スターダストひっさげて全米ツアー中)
73年の5月に発売。この箱に収録されている73年3月のミシガン州
モーガン・スタジオでのリハや、同じくデトロイトでのリハは
地元に戻ってツアーのための肩鳴らしと言う感じだ。
というわけで「RAW POWER」の前後というべき録音集だが、
あの素晴らしいエネルギーの塊のようなアルバムの余熱と
言うにはあまりに熱い音の数々であるのは間違いない。
私は核心も好きだが、その周りってのも
結構時間をかけて楽しむタイプなので。(ん?)
同時にいくつかのライブも収録されているが、音のほうは
数多ある灰色盤とそれほど変わらないものである。
「BOMP」レーベルから出ている幾つかのライブ盤を楽しめる方なら
ここらも問題ないはず。
少し前に「RAW POWER」はミックスを直し、音圧もたっぷりの
盤に生まれ変わった。CD発売当初は「これが本来の姿か」と
盛り上がったが、今回のBOXを聴いていると、無性に
ボウイの下品なミックスが施されたアナログ盤が懐かしく
なってきた。
このあとSTOOGES関連のリリースとしては1STと2NDのデラックス盤が
予定されている。2NDはライノの大箱を持っているので見送るが
1STが楽しみである。オリジナル・ジョン・ケイル・ミックスって何?
「NO FUN」のフル・レングス・バージョンって一体・・・・。
楽しみがとまらないが、しばらくはこの箱を聴きまくろうと思う。
過小評価されている「パーティ」や「ゾンビー・・・」
も割と好きなのですが、勘違いしたようなメタルみたいな
バックがつくと興ざめするのです。
イギー自身も自分のパブリック・イメージに応えなければ
ならないので、大変だとは思うのですが、そのイメージを
つくったのは他ならぬ自分自身なので、うまく折り合いを
つけて欲しいものです。素材は魅力十分なので
イギーにはいろいろな意味でいいスタッフ、プロデューサーがついていて欲しいといつも思います。
などといいつつもライブ盤「T.V.EYES」で聴けた
キーボード(誰のプレイかは言うまでもありませんよね)
の音数が少ないながらも存在感のある音に気が行く私。
LINEだったかBompだったかからリリースされた『I Got A Right』はよく聴きましたね。
この時は時系列がよくわかってなかったんですが『Row Power』時期の音なんですよね。
『Row Power』におけるBowieの功罪はいろいろあると思いますがIggyを復活させたというだけで充分だと思います。
(後のリミックス盤を聴くとオリジナルは確かにやり過ぎかな?とは思いますが・・・)
「ファンタイム」をクールに演奏して格好良かった!。
イギーは上半身裸でのた打ち回ってましたが、ボウイ様の
クールな姿はに痺れました。
ボウイの援助がなければ産まれなかった可能性もある
「ロウ・パワー」。録音して販売する環境を整えてやった
というだけでも評価しなければなりませんね。
それは70年のシンシナティ・ポップ・フェスティバルの
映像ですね。トラフィック、マウンテン、アリス・クーパーらと出演した日のもので、10年位前にブート・ビデオを見た。ステージに落ちながらも客に足とかを持ち上げられ、神輿状態?で歌うイギーに大笑い。
しかし、そんなものまでネットにあるのだなあ。
また面白いのを見つけたらメールくださいな。
スティーヴィー・レイ・ボーンなのでしょうか?。
好きなフレーズではないですが、世間にアピール
するにはわかりやすく覚えやすいフレーズ。
売れる要因はこんなところにもあるのかもしれません。