ある1枚のアルバムを気に入って聴きこんで記憶に残る曲ができる。
しばらくして、全く関連性なく別のアルバムを買ったら、またその曲に
出会ってしまうという嬉しい偶然は、誰しもあるだろう。
私の場合、特に記憶に残っているアルバムがあって、THE MOVEの
「MOVE」がそんな1枚。
モビー・グレイプの1STはレコードを集め始めたかなり初期に入手した。
「ローリング・ストーン・レコード・ガイド」で五つ星がついている
アルバムは片っ端から買ってみようと思っていた10代の頃だ。
今、見てみたらちゃんと万年筆で線が引いてある。(笑)
アルバムを飾るに相応しい「HEY GRANDMA」は印象に強く残ったものだ。
ムーヴを知ったのは「ブートレグ・ビデオ」が最初である。
60年代から70年代の様々なバンドをとりとめなく集めたオムニバス形式の
ビデオに収録されたその曲は「なんだ、この名前も知らない格好いい曲は」と
思わせるに十分であった。
そこで、音楽仲間を何人か呼んで皆でバンド名の検証を始めた。
さすがに経験値が低い二十歳そこそこでも、4,5人集まるとなんとか
なるものだ。
「あっ、ナッズだ」「アンボイ・デュークスだ」とやっているうちに
いよいよ件の曲。「ハリーさん、これはムーヴですよ。」と後輩に教えてもらい
早速レコード探しが始まったが、これがなかなか手ごろな値段でみつからない。
結局、テイチクが2イン1でCDを出すまで入手できなかったのだけど。
そこでまた「HEY GRANDMA」に出くわすわけなのだが、流石にセンスのいい
バンドはカバーまで冴えていると思ったと同時に嬉しくなったのは
言うまでもない。
ちなみにブートレグ・ビデオに収録されていた曲は「FIRE BRIGADE」だった。
ムーヴの「MOVE」は68年にリリースされたアルバムだが、テイチクのCD
の次に、97年に出た3枚組「MOVEMENTS」で再度購入することになる。
3枚のオリジナル・アルバムにライブEP、シングル、数曲の未発表テイクが
収録された優れものだったが、また「MOVE」を購入することになった。
今回は2枚組で、オリジナル・モノラル盤にシングル曲を収めた1枚と
「NEW MOVEMENT」と題された、ステレオ・ミックスのレア・バージョンを
収録した1枚で構成されている。
いきなり登場するムーヴのテーマ・ソング「MOVE INTRO/MOVE」に驚き、
ホーンのかわりにストリングスが配された「CHERRY BLOSSOM CLINIC」の
新鮮さに耳を奪われ、あっという間にDISC2は終わってしまう。
モビー・グレイプの再発もそうだったが、今回のムーヴもレコーディングの
日付(特にDISC2」等の資料が充実しているし、なにしろ音がいい。
CDで3回買ったことになるが、納得の仕上がりであった。
セカンドの「SHAZAM」も同趣向の再発がされているが、こちらは
同時注文のブツの都合でまだ未入手だが、とても楽しみだ。
それにしても、この「MOVE」はジャケットに描かれた物体?の何だか不思議な
躍動感がいい。ザ・フールのいい仕事である。
しばらくして、全く関連性なく別のアルバムを買ったら、またその曲に
出会ってしまうという嬉しい偶然は、誰しもあるだろう。
私の場合、特に記憶に残っているアルバムがあって、THE MOVEの
「MOVE」がそんな1枚。
モビー・グレイプの1STはレコードを集め始めたかなり初期に入手した。
「ローリング・ストーン・レコード・ガイド」で五つ星がついている
アルバムは片っ端から買ってみようと思っていた10代の頃だ。
今、見てみたらちゃんと万年筆で線が引いてある。(笑)
アルバムを飾るに相応しい「HEY GRANDMA」は印象に強く残ったものだ。
ムーヴを知ったのは「ブートレグ・ビデオ」が最初である。
60年代から70年代の様々なバンドをとりとめなく集めたオムニバス形式の
ビデオに収録されたその曲は「なんだ、この名前も知らない格好いい曲は」と
思わせるに十分であった。
そこで、音楽仲間を何人か呼んで皆でバンド名の検証を始めた。
さすがに経験値が低い二十歳そこそこでも、4,5人集まるとなんとか
なるものだ。
「あっ、ナッズだ」「アンボイ・デュークスだ」とやっているうちに
いよいよ件の曲。「ハリーさん、これはムーヴですよ。」と後輩に教えてもらい
早速レコード探しが始まったが、これがなかなか手ごろな値段でみつからない。
結局、テイチクが2イン1でCDを出すまで入手できなかったのだけど。
そこでまた「HEY GRANDMA」に出くわすわけなのだが、流石にセンスのいい
バンドはカバーまで冴えていると思ったと同時に嬉しくなったのは
言うまでもない。
ちなみにブートレグ・ビデオに収録されていた曲は「FIRE BRIGADE」だった。
ムーヴの「MOVE」は68年にリリースされたアルバムだが、テイチクのCD
の次に、97年に出た3枚組「MOVEMENTS」で再度購入することになる。
3枚のオリジナル・アルバムにライブEP、シングル、数曲の未発表テイクが
収録された優れものだったが、また「MOVE」を購入することになった。
今回は2枚組で、オリジナル・モノラル盤にシングル曲を収めた1枚と
「NEW MOVEMENT」と題された、ステレオ・ミックスのレア・バージョンを
収録した1枚で構成されている。
いきなり登場するムーヴのテーマ・ソング「MOVE INTRO/MOVE」に驚き、
ホーンのかわりにストリングスが配された「CHERRY BLOSSOM CLINIC」の
新鮮さに耳を奪われ、あっという間にDISC2は終わってしまう。
モビー・グレイプの再発もそうだったが、今回のムーヴもレコーディングの
日付(特にDISC2」等の資料が充実しているし、なにしろ音がいい。
CDで3回買ったことになるが、納得の仕上がりであった。
セカンドの「SHAZAM」も同趣向の再発がされているが、こちらは
同時注文のブツの都合でまだ未入手だが、とても楽しみだ。
それにしても、この「MOVE」はジャケットに描かれた物体?の何だか不思議な
躍動感がいい。ザ・フールのいい仕事である。
俺はつい最近紙ジャケ盤を購入したばかりなので買い直しは気が引けますが。。
ちなみにその紙のやつも16曲もボートラついてましたけどね。今回初出は何曲あるのかな?
毎回毎回、手を変え品を変えボーナス・トラックを
変え(笑)困ったものです。
今回はdisc2に関しては「今まで誰も聴いたことがない
音」とライナーでは豪語していますが・・・。
些細なギターの重ねとかが違う曲もあったりしますが
確かにdisc2は満足のいくものでした。
紙ジャケのボーナス・トラックが何かは知りませんが
本編よりも多いのが、素敵というか本末転倒ですね。
(笑)