ボブ・ディランの47枚組「THE COMPLETE ALBUM COLLECTION VOL.ONE」が
到着した。意外とコンパクトな箱に入っているのだなと思ったのは、先にマイルス・デイヴィス
(71枚組)やジョニー・キャッシュ(63枚組)の膨大な量の箱を見ているからかも。(笑)
ボーナスCD扱いの「SIDE TRACKS」は85年に出た「BIOGRAPH」に収録されている曲が
多いのだが、私自身が細かく拾いきれなくて、ここで初めて聴いた曲が数曲あった。
まあ、「BIOGRAPH」はLPでの所持なので同作収録の『LAY DOWN YOUR WEARY
TUNE』を改めて収録してくれただけでも嬉しいのだけど。
長らくの廃盤生活から脱した「DYLAN」は聴いたことがあったので、アルバム単位で
聴いたことがなかったのは「CHRISTMAS IN THE HEART」だけであった。一度くらいは
聴いておかねばと思っていたので、良い機会になるだろう。
先日出たクラッシュの時と同じく、ライナーの日本語訳があったのがうれしいところ。
日本語としてスムースな文体かどうかは、気にしない。(笑)
「HARD RAIN」収録曲である『OH SISTER』で2か所の音飛びがあるということで、代替ディスクが
入っていたが、私の購入したボックス内の紙製ジャケに収納されていた「HARD RAIN」のCDに
おける該当箇所での音飛びは無かった。折角の心使いであるので有り難く収納しているが。
噂では「VOL.2」にはこれまでブートレグ・シリーズとして世に出た盤が収録されるという。
それが決定事項ならそれはそれで構わないが、近い将来にデビュー時から現在に至るまでの
ライブ音源集をリリースしてほしいものだ。100枚組でもいいからさ。
おっと、それだと金策に困るのだが、ディランなら100枚組というバカげた組物を実現しても
大丈夫だろう。ポピュラー・ミュージックであるからいつまでも「同じキー、同じアレンジで」
演奏することが美徳とされることを否定しないが、それを良しとしなかった男の生き様も、
また美しいはずだから。
箱全て聴くかどうか自信もないのでキャンセルしてSIDE TRACKSアナログを予約しました(苦笑)
カリビアンウインドをアナログで聴ける(笑)
「SIDE TRACKS」はアナログだと3枚組ですね。
CDは2枚組で、1枚あたりの収録時間がそれほど長く
なかったので、アナログでの発売が念頭にあったかも
しれませんね。
『CARIBBEAN WIND』は「SHOT OF LOVE」に普通に
収録されていてもよかった曲だと思います。
多分、箱を全て通しては聴かないかも。(笑)