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HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

デュラン・デュランの快楽オルガン

2006-03-29 23:46:58 | ROCK
82,3年頃、わかりやすく比較されてどちらも人気があった
グループに「カルチャー・クラブ」と「デュラン・デュラン」があった。
私はどちらも嫌いではなかったが、どちらかというとカルチャー・クラブの
方が好きではあった。デュラン・デュランはビデオ・クリップがMTVで人気が
あったとのことだが、何が凄いのかさっぱりわからなかった。
アルバムは特に感心しなかったが、「リフレックス」の12インチは
何故か気に入ってよく聴いたものだ。

そんな「デュラン・デュラン」のグループ名の由来は映画「バーバレラ」の
登場人物に由来する。宇宙を破壊することが出来る光線を発明した博士の名前が
デュラン・デュランなのだ。だが、この映画は、その博士を見る映画ではない。
1967年で出来うる限りの、しかもおそらくは低予算での特撮の面白さ、
サウンド・トラックのクールさ、そしてセックス・シンボルとしての
ジェーン・フォンダ、といったところが興味をそそるところだ。

80年代のジェーン・フォンダは例の「ワーク・アウト」で有名でガキの私に
とってはこれもまた「かなわんオバハン」であった。オリビア・ニュートン・
ジョンのフィジカルも大嫌いだったので、エアロビみたいなものが嫌いなのだろう。
それはともかく、映画「バーバレラ」でのジェーンはなかなか色っぽい。
冒頭でいきなり全裸シーンがあり、「おお!」と思うが映画が進行しても
それ以上のシーンがない(笑)ことで残念がるのは、誤った映画の見方なのだが
初めて見たときは拍子抜けしたものだ。(バカ)

ストーンズ来日中なので、無理やりこじつけだがストーンズ者は
アニタ・パレンバーグが出演していることにも注目するだろう。
ジェーンと対決する暗黒女王の役回りだが、どうも絵的にはジェーンに
分がありそうだ。アニタ出演のほかの映画では手元に「キャンディ」のDVDと
「パフォーマンス」のビデオがあるが、いずれもロック・ファンの琴線を
くすぐる映画である。

デュラン・デュランは後に「バーバレラ」という曲をつくる。
これのプロモ・ビデオがなかなか格好いい出来で、もう一度見てみたいなと
思うことがある。
えっ、「デュラン・デュランの快楽オルガン」って何?。
これはデュラン・デュラン博士が弾くオルガンがジェーンの体をまさぐって
文字通り昇天させようとする殺人マシーンである。

バンドの演奏で聴く者を昇天させようとする意味合いでバンド名を
命名したとしたら、デュラン・デュランは大したものだ。
なにせボーカルは「サイモン・いい男」と名乗るくらいだから。

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