HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

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2019年総括 その2

2019-12-27 21:21:48 | ROCK

総括その2は新譜部門。例年の如く「時代の音」とは無縁の10枚(笑)。
いや、世間にとっての「時代」なんてどうでもよくて、大事なのは私の「現在」。
今年も単純によく聴いた順に並べてみた。

01 SPOOL / SAME
02 WILD CHILLUN / ROCK & ROLL FANTASY
03 3KINGS / 王様のノイズ
04 THE WHO / WHO
05 THE GROOVERS / RAMBLE
06 浅井健一 / BLOOD SHIFT
07 BRUCE SPRINGSTEEN / WESTERN STARS
08 PETER PERRETT / HUMANWORLD
09 頭脳警察 / 乱破
10 JULIANA HATFIELD / JULIANA HATFIELD SINGS THE POLICE

SPOOLは日本の女性4人組バンド。路面に揺らめく陽炎を眺めつづけると頭がぼんやり
しそうになることがあるが、そんな世界へ誘う甘い囁き。今年一番多くの回数を聴いた。

WILD CHILLUNはW.C.カラスとChihanaが組んだロック・バンド。この二人が組むと
いうアイディアを出した人は実に冴えている。腰の据わった重心の低いロック。
カラスの歌詞も相変わらず魅力的。

3KINGSは今回のスタジオ盤の前にライブ盤をリリースしているが、実の処それは
あまり気に入ってなかったので余り期待していなかったのだが、見事に裏切られた。
ロックもブルーズもフォークも格好いい人が演れば、やっぱり格好良かった。

ザ・フー。実に13年ぶりのスタジオ録音アルバムで、ロジャー曰く「四重人格以来の
傑作」とのことであるが、ま、そんなことはない。(笑)ジャケットのデザインも
気に入らないのだが、内容は悪くはない。この先何回も聴いていくのだろうな・・・。

安定のTHE GROOVERS。しかし安穏とはしていない。

ソロ名義のボスは地味なようで滋味であったし、ピーター・ペレットの新作を
こんなに頻繁に聴くことができていいのだろうか(笑)という嬉しい誤算もあった。

ジュリアナ・ハットフィールドは実はカバーの名手。先のオリビア・ニュートン・ジョンの
カバー集は手にしていないが、以前のカバー・アルバムではフーやツェッペリンを
小気味よく演奏していた。今回も選曲良し演奏良しアルバム・ジャケット良しで
文句無し。

で、今年一番気に入ったシングルは浅井健一の『MOTOR CITY』。選出したアルバムには
未収録である(発売はシングルの方が後)。上半期は昨年からの流れで柴田聡子の
『ワンコロメーター』が頭の中でずっと鳴っていたのだけど。(笑)

SMILE .

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