ブラジル屈指のメロディ・メーカー、イヴァン・リンスの
74年発表のアルバム。アルバム・タイトル「自由なモード」は
そのまま、イヴァンのバック・バンド名でもある。
軍事政権下で表現が制限された中、多くの才能が
海外での活動を余儀なくされたのに対し、純粋に
政治とコミットしない、いいメロディーを追及したイヴァンは
ブラジルで傑作を作ったのだ。
一聴して耳に残るメロディーとひたすら気持ちの良いアレンジ
というのは洋の東西問わず、聴く者の心を惹きつける。
メロディ・メーカーのイヴァンにとって作詞家というのは
重要な存在である。このアルバムは初期に活動を共にした
作詞家との作品が6曲あるが、重要なのはその後20年の
長きに渡り、活動をともにするヴィトル・マルチンスとの
出会いがあるということだろう。キーボード、ピアノ・プレイヤーの
イヴァン。ブラジル版エルトン・ジョン&バーニー・トーピンとは
言えまいか?
全11曲、気持ちよく聞いて頂きたい。
イヴァンにかかればサンバも、小川の流れのようである。
74年発表のアルバム。アルバム・タイトル「自由なモード」は
そのまま、イヴァンのバック・バンド名でもある。
軍事政権下で表現が制限された中、多くの才能が
海外での活動を余儀なくされたのに対し、純粋に
政治とコミットしない、いいメロディーを追及したイヴァンは
ブラジルで傑作を作ったのだ。
一聴して耳に残るメロディーとひたすら気持ちの良いアレンジ
というのは洋の東西問わず、聴く者の心を惹きつける。
メロディ・メーカーのイヴァンにとって作詞家というのは
重要な存在である。このアルバムは初期に活動を共にした
作詞家との作品が6曲あるが、重要なのはその後20年の
長きに渡り、活動をともにするヴィトル・マルチンスとの
出会いがあるということだろう。キーボード、ピアノ・プレイヤーの
イヴァン。ブラジル版エルトン・ジョン&バーニー・トーピンとは
言えまいか?
全11曲、気持ちよく聞いて頂きたい。
イヴァンにかかればサンバも、小川の流れのようである。