5月から6月にかけて5~6回、貸しピアノを借りてピアノの練習をした。
1回が1時間だが、次の人が控えているので、早めに切り上げなくてはいけない。
だから、正味50分くらいかと思う。
貸しピアノ室は、とても人気があり、いつも予約が埋まっている。1か月以上前に申し込むと抽選があるらしいが、そんな先のことはよくわからないので、いつもキャンセルを狙って予約を入れている。
だから、週に1回取れれば良いと言う感じだ。
たまに2時間空いていることもあるが、指の筋肉疲労が1時間で限界なので、それ以上の延長はしない。
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そんなわけで、曲は全然弾けるようにならない。
いつまでたっても、つっかえつっかえで、1曲通して録音してみるところまでも、全然まったくたどり着かない。
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私は以前からyou tuberのフォルテさんの動画を見ているのだが、フォルテさんはプロのピアニストでもあり、ピアノ技術は一般人から見るとすごいものの、世界的一流のピアニストから見たら、多少落ち度があると思う。
しかし、彼は、ピアノだけをやって大人になってきたのではなく、高校生の時は柔道もやっていて、ピアノのコンクールで勝ち抜いていたものの、柔道の試合が重なり、柔道のほうを優先させたことがあったそうだ。
そうなると、毎日柔道をやり、ピアノの練習をし、勉強もし、どのような毎日を過ごしていたのだろうかと思い、尊敬の念がわいてくる。
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私は小学生のときは、あまりピアノを習っていなかったので練習もしていなくて、毎日外であそび、夜はテレビを見ていた。
中学時代は体操部で、週に1回ピアノに行くからと部活を休むのは大変なことだった。とにかくスパルタの恐ろしい先輩に許可を得なくてはならないからだ。
許可が取れたにせよ、私がピアノに行っている間に、みんなは体操の練習に励み、バク転やバク宙や側宙や前宙などが出来るようになってしまうわけだから、部活を休むことは人に後れを取るという非常なリスクであった。
高校は最初演劇部で、こちらは1つ上の先輩が居なかったので、すぐに3年が受験でいなくなり、同学年だけで好きなようにやっていた。
あまりに楽しく、のめりこんでいたので、遅くまで学校に入り浸り、そのあとは街に繰り出して喫茶店で演劇部友達としゃべり続けるという非行少女であった。
そんなことをしているので、勉強は全然しない。でも、ピアノを習っていて、土曜日に通っていたが、練習をしてないと全然弾けず、先生が見てくれないから、1日1時間くらいは練習をしていたと思う。
今になって思えば、ピアノの練習をしないで、英単語の暗記をしたり、英語の予習でもしていれば、落ちこぼれにはならず、希望の大学に入れたかもしれなかった。
ピアノの練習と部活をしていたからいけなかったのだな~、などと思うが、それはやっぱり時間の使い方が間違っていたのであり、かなりテレビを見て遊んでいた時間も長かったと思う。
優秀な人は、部活も勉強もピアノも、何もかもやってる。
時間を有効に使っていたのだろう。
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ピアノのことについては、昔は新しい曲に進んでも、だいたい1週間でつっかえないで弾けるようになっていたように思う。それから、だんだん細かいところを修正したり、曲想をつけていったりして、1か月くらいで完成させていたのかな?
徐々に難しい曲に取り組むということもあるし、とにかく若かったから、どんどん進化していったに違いない。
それに比べると、この年齢になると、1時間以上も練習すれば、筋肉がおかしくなって手が捻挫したようにおかしくなってしまったりして無理はできない。
また、先週弾いた曲の1小節目から全く思い出せない。指も動きを覚えていない。
曲を完成させるどころか、もうとにかく毎回楽譜を見て、その音を出すという条件反射をすることにより、ボケ防止にはなるだろうという程度である。
ピアノを弾く目的が「ボケ防止」となり下がった。
いつになったら、音楽を奏でることができるのだろうか?
とにかく、すぐに衰える指の筋トレと、認知症予防と、ゴールのなさそうな曲の演奏。
どうなることやら。
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私は習っている時が、なかなか弾けないので新しい曲はあまり練習せず、弾ける曲ばかり家で弾いていました。先生も優しくて(諦めていたのか?)それでも根気強く見ていてくれていたりしました。
飛鳥さんのように練習していたら、もうちょっとうまくなっていたかもしれません。
私も少しでも弾ける曲が増えるように練習したいです。^^
私は初級の楽譜でさえ全然弾けません。
私が最後に習った先生はすごく怖くて、練習していかないと、やる気がないなら帰りなさいといって、何もみてくれず、追い帰されました。
好きな曲なんか小さい時から大人になるまで一度も弾いたことがなく、ことさらピアノ用の教本だけでした。
今になってみると、趣味っていうのはもっと楽しくやっていいはずですよね。遅ればせながら、これから色々な曲を弾いてみたいなと思います。