山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

「下町ロケット」を読み終えた

2016-03-18 23:49:50 | 読書
この本を買ってきたのが、2月の始め。それから、なんと1ヶ月半かかって、やっと読み終えました。
登場人物の名前がなかなか覚えられないので、メモしながら読みましたが、書きだすと、結構な人数いるものです。
しかし、佃と山崎と殿村と財前と富山くらいしか具体的な名前は覚えていません。

テレビドラマとどのくらい違うんだろう、と思って読んだのですが、意外にも、テレビドラマとほとんど同じでした。なかなか原作に忠実に作ってあったんだな、と思います。

それで、終わりのほうには、人工心臓弁のバルブについて、もう出てきている。
下町ロケット2の構想は、すでにできていたんですね。

私が、関心があったのは、実在モデルの弁護士さんが居るんだったら、ロケットエンジン用バルブの特許を下町の工場の会社が取得したなんていう事実もあるのかと思っていたのです。

でも、これは架空の話だったようですね。バルブについては実話を元にしたわけではないらしく、ちょっと残念でした。

現実の話では、大田区の北島絞製作所が、H2ロケットの先端部分を、へら絞りという金属の精密加工で作ったということがあるようです。

こういうのをヒントにして物語を作ったのかな?

下町ロケットは2008年4月から翌年5月まで、「週刊ポスト」に連載されていたそうです。
もう8年も前。そして、145回直木賞を受賞。(2011年上半期。)
賞を取ってからも5年。時の経つのは早いものですね。

著者の池井戸潤氏は、1963年生まれ。私より3歳若いが、ほぼ同年代の人。元銀行員。
ってことは、「下町ロケット」の登場人物では、殿村さんの立場に近いのかな?
他の作品もいろいろ読んでみたい。

さて、それでは、さっそく「下町ロケット2 ガウディ計画」に読み進むか。
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