山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

19 コスモ石油(エコプロダクツ2015)

2015-12-24 22:34:15 | 産業・技術
順番が前後してしまいました。
実は、「関東電気保安協会」の前に「コスモ石油」を見ていたのを書き忘れていました。
写真を1枚も撮っていなかったからです。

コスモ石油の展示は、子供にわかりやすく、楽しめるようにという傾向が強かったです。
まず、身の回りの石油製品がきれいに陳列されていました。

気になったパネルの展示は、油田の煙突から出る炎を消し、二酸化炭素の排出を無くしているというものです。子供が楽しめるようなしかけを作ってありましたが、説明を聞いても意味がよくわからなかったので、調べてみました。

<ゼロフレアプロジェクト>
油田では、石油を採掘するときに、ガスも一緒に出てくるそうです。それがそのまま大気に放出されたり、溜まって引火し爆発したりすると危険なので、常に燃やしているそうです。それが写真等で見る、油田の煙突で常に燃えている炎であり、これをガスフレアというそうです。当然二酸化炭素が出てしまいます。
コスモ石油では、このガスを燃やさないで、再び地中に戻す方法を開発したとのことです。
ガスフレアが無くなるということでゼロフレアと言うようです。

子供向けの展示では、「煙突」と「ガス?CO2?」と「炎」の装置で説明を簡略化しすぎて、よくわかりませんでした。つまり、地中から出てくる「燃料のガス」と、それを燃やすことによって出る「二酸化炭素(地球温暖化ガス)」との区別がうやむやになったような説明をしていると思いました。これで子供たちにわかったのかなと思います。

そして、どのようにして地中に戻しているのか等、もう少し具体的な内容が知りたいと思います。



アンケートに答えて、トイレットペーパーをいただいてきましたが、なんで石油の会社でトイレットペーパーをくれるのかも、よくわかりません。せっかくいただいたのですが、持ち帰るのも結構かさばるし…と思いました。

しかし、よく見ると、トイレットペーパーの包装紙とペーパーそのものにいろんな情報が印刷されているので、面白いなと思いました。





トイレではなく、机のところに置いて鼻をかんだりするのに使いつつ、内容を見ようと思います。

いろいろな面で凝った工夫をしてるのですが、展示では惜しい部分があると思います。

石油の会社は、数年前に出展していた「出光」なども近年出展しなくなってしまいました。「エネオス」も以前はディズニーのカレンダーをもらうのが楽しみでしたが、今年は水素のブースの中の一部として出展していたようです。

エネルギーの会社として、エコプロダクツに出展してくれるのはありがたいので、来年も期待します。