山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

12 水素社会(エコプロダクツ2015)

2015-12-20 22:59:52 | 産業・技術


今年のエネルギーのキーポイントは、あきらかに「水素」です。複数社による共同ブースです。

新日鉄住金・NEDO・東京都・JX日鉱日石エネルギー・エネオス・日本特殊陶業・岩谷産業・トヨタ・ホンダ等。

数年前はクリーンなエネルギーといえば「電気」でしたが、昨年あたりから水素でつくる電気エネルギーが着目され、実用化が進んでいるようです。
化石燃料と違って、水素は無限に存在しており、二酸化炭素の排出がないということで、無尽蔵の環境に優しいエネルギーと言われています。

まずは、燃料電池自動車(トヨタのMIRAIらしい。白)



そして、水素ディスペンサー。
エネオス(JX日鉱日石エネルギー)のものですが、機械自体は「日立製」のようです。
ガソリンスタンドのように、水素スタンドが今後どんどん設置されていく見込みのようです。
(しかし、燃料電池自動車(FCV)は高額ですし、社会に普及するには、かなりの年月がかかりそうですね。)



水素もれ検知センサ。(日本特殊陶業製)



水素は、燃えやすいガスなので、もれを検知するセンサは必要不可欠なようです。
熱電導式という方法で、漏れを検知するセンサだそうです。燃料電池自動車の中にも設置されているようです。



燃料電池で動くトヨタのフォークリフト。
物流の世界でも、燃料電池で働く車が活躍。これは驚きました。

もらってきたカタログでは「イワタニ」が水素製造プラントと水素ステーションを、全国各地に作っていることが書いてありました。
「イワタニ」といえば、卓上のカセットコンロを連想しますが、「ガス」の会社なのですね。



新日鐵住金は、最初の写真の中に文字があるのですが、どんな展示があったか気づきませんでした。
調べてみると、高圧水素用のステンレス鋼を開発しており、水素ステーションなどにおいて、配管・継ぎ手・バルブなどに採用されているとのことです。








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11 ホンダ(エコプロダクツ2015)

2015-12-20 18:32:54 | 産業・技術


エコプロダクツ見学記録、お次は「ホンダ技研工業」です。
富士重工業(スバル)の向かい側に位置するブースでした。



入り口はこんな感じ。

確か、一昨年からこんな木のデザインのブースになったんだと思います。
それで、一昨年はホンダの存在に気付かず、通り過ぎてしまって見学しそこなってしまったのでした。

昨年は、ちゃんと見学しました。
今年も、作りは昨年と似た感じでした。

この木がボサボサ生えているデザインは何なんだろう?とこれまで不思議に思っていたのですが、今年写真を撮ってきたみたら、どうやらホンダで、森づくりみたいな活動に力をいれているらしいことに気付きました。
それで、こういうものになったんですね。



展示のメインは、燃料電池自動車「クラリティー」です。色は昨年と同じ白で、さわやかなイメージです。
昨年は、ドアの取っ手がない、のっぺらぼうのデザインで、驚きましたが、今年は普通の車に出来あがってました。

トヨタのように「燃料電池」という内部構造が、はっきり展示されてはいませんが、これも、れっきとした燃料電池自動車であり、カタログなどを見ると内部構造も説明されています。トヨタの「ミライ」とは、少し配置が違うようです。

車の形としては、こっちのほうがスマートでカッコイイかもしれないなと思いました。
3分の水素充填で700km走るのはトヨタのミライの650kmより多いし、トヨタのミライが4人乗りなのに対して、こちらは5人乗りです。

これがわかったのは、帰宅してから写真やカタログをいろいろ見てからです。

会場ではクイズとアンケートをやっていて、クイズでは、水素で走る「燃料電池自動車」のことと、「水素ステーション」のことと、燃料電池自動車から電気を取り出して家庭などに電源として使用できる「外部給電機」についての内容だったと思います。

実際、展示を見たところ、正直いってとらえどころがないというか、よくわからなかったのですが、帰宅してからパンフレットなどをみて、よくわかりました。



普通充電器。家庭から電気自動車への充電。
燃料電気自動車や電気自動車から家庭への電力供給もできるもの。



燃料電池自動車と可搬型外部給電器。 車両の電気を、家庭用の電源に交換し使用することができる。非常用にもなる。

ブースでは、子供たちが、ツリーやリースなどの工作をする場所があり、おそらくそこへの電源は、この給電器から送られていたものと思えます。(上の写真の右下に見える光のラインがそっちに続いています。)
現場では意味がわかりませんでしたが、後になってそういうことだったのかな?と思っています。



三つの主要なもの。「水素をつくる」「水素を使う」「水素とつながる」。

水素を作るものとしては、ホンダ独自の、スマート水素ステーション。パッケージ型で場所を取らずに設置できるもので、ホンダ独自の高圧水電解システムにより、コンプレッサーを使わずに、再生可能エネルギーなどの電力から、二酸化炭素を出さずに高圧水素ガスを作り、供給できるようです。



車のリサイクルについては、わかりやすいパネルの解説などもあったようです。



何かと急いで見ているので、現場ではわけがわかりませんでしたが、帰宅してからいろいろ見ると、コンセプトがはっきりしてきました。

パンフレットは非常にわかりやすいものでした。

昨年の自分の見学記録を見てみると、今年と重なる内容も多いのですが、すっかり忘れていました。

トヨタのミライが世間では話題になっており、国もたくさん発注しているということですが、ホンダのクラリティーもすごいじゃないかと思います。ただ、発売がトヨタより遅かったから、ミライのほうに評判が集中しているのかな?と思いました。

昨年の記事「ホンダ(エコプロダクツ2014)」





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渋滞中の右折について

2015-12-20 02:53:33 | 車・運転・道路・駐車場2015

2週間ぶりの運転。
今日は、土曜日だったので、道路がかなり混んでいた。
そんな中、往きで危ないと思ったこと。

新青梅街道で片側2車線+右折レーンの交差点がけっこうあるのだが、交差点を直進するときに、2車線とも前が渋滞していて、青信号でも進めず、停まっていることがある。
そういうときは、信号が青のうちに前の車列が進まないかな?と、そこに集中して運転している。そして、交差点を渡った先の前の車が走り出し、1台分でも入れる見込みになるタイミングで、自分も交差点を渡り、前に進んで行く。第2車線は動かず、第1車線だけが進むこともある。
ところが、そういうときに、対向車線の右折レーンから右折してくる車があって驚く。

右折車にしてみれば、対向直進車が停まっている状況なのだから、ちょうど右折するタイミングとして良いわけなんだろうけど、たまたまその時に直進車が走れる状況になったりするなら、直進が優先なわけである。
しかも、第2車線が全く前に進む気配もないという時に、第1車線だけが、いきなりすいすい動いたりする場合もあるわけで、対向車にとっては、第2車線の動きは把握できても、第一車線の進み具合は把握しにくいのだろう。

だから、道路渋滞で青信号でも直進できないときは、前が動いたからと言って、いきなり走り出さず、右折車などが出てこないことを確認しないといけない。

往きにそんなことが2回くらいあったのだが、今度は帰りに自分が右折車だった。
今度は、こちらが片側1車線+右折レーンの道路から、片側2車線の新青梅街道に右折した。交差点は「三本榎」、南から北に向かって走ってきて、ここで新青梅街道に右折し東方向に進もうとしていた。この片側1車線道路は南のほうで工事をしていて片側走行になっていたため、交差点付近は両方向とも渋滞していた。
そして、新青梅街道に右折するときには、道路が斜めに交差しているので、かなり鋭角に右折する場所だった。
右折車線の先頭で信号待ちをしているときに、新青梅街道の西側から、こちらの道路、南側への右折車が、何台も曲がってきたが、前に進み切れずに、新青梅街道の交差点内に残ったままであった。

そこで、こちらの信号が青になり、そのとき対向直進車が2台いたので、その2台が行き過ぎてから右折しようと考えていたが、それらが進んで来ないから、こちらも停まったままだった。
これは、想定外の状況である。直進車がいるのにその前を右折した事は、これまで1度もない。しかも、往きに自分が直進車の立場で、右折車と遭遇して怖い思いをしているので、右折したくないと思った。
停まっていると、後ろからクラクションを鳴らされたので、こりゃやっぱり進むべきだと気付き、右折を開始。しかし、交差点内の右側に対向車が残っているので、その車をよけてかなりまっすぐ進んでから、鋭角に右折するという状態になった。
そのときに、それらの車が急に動いて、対向直進車も進んできたら怖いなと思ったけど、動く気配がなくてよかった。

ああ、本当にヒヤヒヤする。臨機応変に状況に対応するということは難しい。
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