山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

時計の文字盤は「蓄光」型

2014-03-27 21:53:32 | 日記
時計の文字盤や針が、暗いところで光るのは、蛍光塗料が使われているのだろうと思ったのですが、ちょっと調べてみたところ、現在は「蓄光型」なのだそうだ。

「蓄光」とは、光を蓄えておいて発光することで、その光を「燐光」というそうだ。
その物質は、「硫化亜鉛」や「アルミン酸ストロンチウム」などが使われているとのことだ。

昔は、自己発光型の夜光塗料で、トリチウムやプロメチウムが使われており、これらは放射性物質で人間の体に悪影響があった。時計を扱う人が癌になりやすかったなどの問題も起こったそうである。

それで、その後は蓄光型になったそうだ。
これは、明るいときに光を吸収しておくので、ずっと暗いところに置いておくとあまり光らなくなってしまうらしい。

そういえば、私の新しい腕時計も、午前中に暗がりで光るのを発見し驚いたのだが、さっき再び光り具合を調べようとしたときは、それほど光っていなかった。なぜならば、夕方筋トレに行ったときからずっと腕からはずしてカバンのポケットに入れてあったからであろう。

セイコーの時計の説明書を出して見てみると、蓄光について書いてあった。

■ルミブライトについて
「お買い上げの時計がルミブライトの場合」
ルミブライトは、放射性物質等を全く含んでいない環境・人に安全な蓄光(蓄えた光を放出する)物質を使用しています。
ルミブライトは太陽光や照明器具の明りを短時間(約10分間:500ルクス以上)で吸収して蓄え、暗い中で長時間(約3~5時間)光を放つ夜光です。
なお、蓄えた光を発光させていますので、輝度(明るさ)は時間が経つに従ってだんだん弱まってきます。また、光を蓄える際まわりの明るさや時計との距離、光の吸収度合により光を放つ時間に多少の誤差が生ずることがあります。」

私の時計はルミブライトのマークは付いていないようだが、「蓄光」とはこのようなものだということがわかった。


知らないうちにうまくできてるもの

2014-03-27 21:14:36 | 日記
例えば、何も考えないで買ったクルマが、チャイルドシートを取り付けやすかったので、うれしかった。
そのほかにも、何も考えないで買ったガスコンロに安全装置が付いていて、こげそうになると自動的に火が小さくなり、さらに熱くなると消火されるようになっているらしい。
これは、今や普通についている珍しくもない機能である。
実家の母などは、自動で消えるまで煮物をしたりするので、困ったことだ。
自動ブレーキのついた自動車も、人間がブレーキを踏まないでクルマに任せることになったら困ったものだ。
ガスコンロは自動で火が小さくなるのもちょっと不便で、餃子に焦げ目をつけようと思っても、焦げ目がつく前に弱火になってしまうのだった。もうちょっとキツネ色にしたいんだけどなあ・・・。

ところで、今日は、1万8千円くらいで買った時計を腕に着けて家を出ようとしたとき、家の電気を消したら、文字盤の針と文字が黄緑に光っているのを発見した。蛍光(正しくは燐光?)になっていて、薄暗がりでも見えるのだ。へえ~~、そうなっていたのか。
今日は、天気が悪かったので窓から離れたところでは、かなり暗かったのである。

そういえば、安物の時計ってどうなってるんだ?
ということで、さっき1000円の時計や2500円くらいで買った時計を暗い所に持っていって比べてみた。
夜だから電気を消すと真っ暗で、何も見えない。これは、1万8千円の時計も同じだった。まるで光がないところでは蛍光塗料も光らないものらしい。
少しだけ明るいところ持ってくると、1000円の時計の針が光っていた。
観察すると、1000円の時計は、針だけが光るようになっていた。
1万8000円の時計は、文字盤の数字と針が光るので、薄暗がりでも何時か判別することができた。
一方、2500円くらいで買ったファッション時計は、ブレスレット部分はおしゃれだけど、針も文字も蛍光にはなっていないので、薄暗がりで時刻を判別することはできなかった。

値段の違いはそういうところにあるのか。
いまでは、安物の時計でもほとんど時間が狂うことはないので、そんな部分に違いがあるんだなあと思った。

ものを製造している人は、よく考えて作っているんだなあと思う。