goo blog サービス終了のお知らせ 

山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

引っ越し先は
https://ask0065.hatenablog.com/です

「ジェミニの箱舟」東京大洪水(高嶋哲夫)

2013-10-24 00:56:41 | 読書


読んだわけでもない本について書くのは初めてです。
「この経済小説がおもしろい」(境憲一著)の中で紹介されているこの本に目が留まりました。
なぜならば、この小説は「首都圏を襲う双子台風」の事が書かれているそうなのです。

そして、今、実際に台風27号と28号が日本に接近しています。ふたつの距離が近いと影響を受け合って、反時計回りに回るという「藤原の効果」という現象が起きるおそれがあるそうですが、幸い、距離は離れているということです。しかし、台風26号が伊豆大島などに大きな被害をもたらした直後だけに、まだまだ心配です。今年は大きな台風が次々に日本にやってきます。

「ジェミニの箱舟」は2008年に書かれた小説です。境憲一氏の本の紹介文によれば、この小説の内容は、「地球温暖化が進み、台風が想像を絶する規模までに巨大化し、大きな被害が出る」ことを想定した近未来小説で、「埋立地、網の目のように広がる地下鉄網と地下街をもつ東京」が水没する危険性などが描かれているとのことです。

最近、「もし東京に大波が襲ったら」というような番組も放送されているので、テレビでこの小説のことが取り上げられたこともあるのかもしれません。
まったく、絵空事ではありません。

それに、この人の小説を調べていたら、「津波」という小説も2008年に発行されていました。これも読んだこともないので、分かりませんが、東海大地震を想定して書かれたものらしいです。原子力発電所のことも出てくるようです。

科学である程度予測できること、起こる可能性のあることは、本当に起こるのだと思わざるを得ません。

もう、「おもしろい」なんて言っているどころではなく、一種の予言の書みたいな存在になってきます。真剣に読んで、自分たちに何ができるか、何をしなくてはならないのかを考えなくてはいけないかもしれません。

これらの本を読んでみようと思います。
今週末の台風、日本に被害を及ぼさないことを祈ります。
コメント (2)