山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

鳥の世界も

2010-01-22 21:36:41 | 日記
今日、近所の川に棲んでいるカモを見に行った。
夕方ころになると雄雌2羽ずつペアになって寝ているのを見るので、みんなペアなのかと思っていたら、そうでもなかった。
女ばかり5羽くらい連なって川を上っていく一群もある。ああいうの人間でもいるよね。ママさんバレーの人たちとかね。女子高生集団とか。
でも、ちらっと見ただけだったので、オスもいたのかもしれない。

日暮れに近かったので、ペアで川の定位置に場所を決めて寝ようとしている雄雌も何組かいたが、いったんペアで位置を決めたものの、その片方だけがまた川の真ん中のほうに出て行って、なにやら水面をパクパクやって、食べ物を探したりするものもいる。こっちの雄とあっちの雌が泳ぎ始め、片割れは首を羽の中にもぐらせて寝ていたり、ちょっとすると泳いでみたりと、けっこう気まぐれであるが、いったんペアが決まっているものは、相手が一時的に離れた場所に行っても、その組み合わせは安定しているようであり、そのうち自分の相手のところに戻って、元の2羽で落ち着くようだった。

だが、やっぱりペアじゃない鳥たちもいた。やはり全部組み合わせになっているわけじゃなく、決まった相手がいないのも結構いるから、少し安心した。
これが、全部ペアで1羽だけ1人ぼっちだったりしたらかわいそうだと思うけど、単独行動を取っている鳥も複数いるのだ。

ちょっと見たところ、その場所では、雄の数のほうが多く、あきらかに3角関係のものもいた。1羽のメスをめぐって2羽のオスが争っている。ちょっと優勢なほうのオスAが、その1羽のメスのそばにいるのだけど、その近くにもう1羽のオスBが近づいてくると、目の敵のように、オスAが向かっていって追い払いに行く。それを何度も何度も繰り返しているので、一向に落ちつかない。
「これはオレの女なんだから近づくなよ、あっち行け!」っていう感じ。オスAは、オスBを追いかけて追い払いに行くものだから、自然にメスとは離れてしまう。そこでまた一生懸命メスにちかづくが、またさっきのオスBが近づいてくるので、また追い払うの繰り返しだ。そしてオスAが泳いでいるメスに追いつくと、なぜかメスがオスAのお尻をつっついたりする。「あんたなんか嫌い」って言ってるのか、「Bなんかいちいち追い払わなくてもいいじゃない」と言っているのかわからない。どうもまだちゃんと決まったカップルではないようで、メスはどっちのオスでもいいやと思っているみたいな感じ。
実は、そのメスのそばには、さっきまでもう一羽のオスCが泳いでいたのだが、Cは早々とあきらめたようで、1人で川上に泳いでいって、石の上に上り落ち着いている。「おれ、もう女なんかどうでもいいや。もう寝よ~」って思っているのかな。ちょっと離れたところにはメスひとりのカモもいるみたいだった。

ま、独りものもいるしカップルもいるし、3角関係もいるってワケだね。人間と同じだよね。

これから春になるから、だんだんカップルが増えるのかもしれないな~。