三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

新田原基地航空祭 ~本番日 つづき~ 

2020年01月30日 | 航空祭 11~19年
前回の続きは 梅組さん の機動飛行からです



色々工夫されて描かれていたパネル

でもなぁ~、逆光ばかりはどうにも・・・



偵察航空隊の展示飛行、いよいよこれが見納めになりそう





気温上昇予報でも、やはり皆さんシッカリ冬支度

午前中の気温はそれ程の上昇は感じられない

肝心の飛行機撮影は、カエルスペマ以外は逆光にやられ
撮影は諦め気分になってきた

午前中ラストは PACAF F-16デモチームのフライト
前日 予行での撮影好結果に、会場内からの撮影も期待してしまう
先ずはパイロットのプリモさん、任期最後のフライトに向かう様子を伺う


カラフルなグローブは米国旗柄?



ん~、ダメダ! 画像は真っ黒撃沈だよ・・・
でも帰宅後に潰れた画像を修正すれば


いくつもハンドサインを地上のギャラリーに送ってくれていた様子が浮かび上がった

画像は出せる代物ではなかったが
超高速ナイフエッジパスである「Dedication pass」でも
しっかり地上にむけてハンドサインしてるのにはタマゲタ!


これで午前の部が終了
午後のブルーインパルス展示飛行までは長い休憩マッタ~リ ・タイムに

自分は航空祭終了時の長いタクシー待ちを嫌い
早めに基地南側の空の駅まで移動することに

Tさんと別れ正門へ向かうが途中、この展示に引っかかった
前日に遭遇した、陸自の16式機動戦闘車

車体の周りはギャラリー多数で、この一枚をやっと撮るのが精一杯

基地を出て、2kmほど先の 眺鷲台(ちょうしゅうだい) へ向かって歩き始めると

すぐ左に見え始めるお茶畑と、冬の風物詩である大きな 大根干しやぐら
これを見ると「新田原に来たなぁ~」と以前は思っていたランドマーク
最近は基地正門側に来なかったので、久しぶりに見ることができた

途中でコートを脱ぎ、汗を拭きつつたどり着いた眺鷲台


ブルーが始まる時間までは 空の駅 でしばらく時間をつぶす
暑くて参っていたので、ビールを~ と探したが
飲食物は沢山あるのに、ここにアルコールはなかった



最近多い、ドクターヘリのエリア内出動でもあったのか
遅れて始まったブルーインパルスは、この日も5機の変則編隊演技のよう

いくら天気が良くてもこれではテンション急降下
早々に機材をかた付けタクシー乗り場へ

この時のタクシー運転手さん
普段から基地の隊員を運ぶ事が多いとの事で

教育飛行隊の訓練生は、期間中は車の運転がNGだとか
二人目の女性イーグルドライバーも訓練中など
色んな話しを聞かせてくれた

新富駅で降りるときには、地元産の みかん までいただき感激

駅では職員の方も、外に出て演技中のブルーを追っている
自分も仕舞った機材を出して仲間に入る

駅構内の陸橋でも同業者さんが何人か撮影中だった
偶に演技を終えた編隊が上空を通過したが
スモークを引く編隊は遠くて・・・

でも駅舎前で皆さんと和気藹々で、これはこれでイイネ!


ホテルに戻り、いただいた みかん をほうばると 凄く甘~イ!


 すでに自分の気持ちの中では
 今回の遠征で、ひとまず終わりにしようと決めていた新田原
 2006年から毎年つづけてきた遠征も、アグレッサーが小松に移動してからは
 気持ち的には下がり気味だったので良い区切りかも

 航空祭や、ご当地食でも沢山の思い出ができた新田原
 最後に宮崎の皆さんと、あたたかいふれあいができたのも嬉しかった想い出に

 米軍施設の建設がいよいよ始まりそうな基地の南側域
 数年先には周囲の環境も大きく変わろうとしている
 いつかまた、宮崎で覚えてしまった 地鶏 を カワハギ を
 そして基地から眺められる周囲に広がる山々の景色を
 もう一度楽しめる時が来ることを願いながら、ニュウタ報告を終わりにします
  
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新田原基地航空祭 ~本番は~ 

2020年01月27日 | 航空祭 11~19年
航空祭の本番は、Tさんと基地内で撮影することに決め
前日と同じく日向新富駅からタクシーに乗る

久しぶりに基地正門へ向かうが、道すがらには
個人の臨時駐車場がアチコチにできていた

タクシーは基地内の タクシー乗り場 まで入ることができるのはありがたい

セキュリティー・チェックを済ませ飛行場エリアを目指したが
それほど早い時間ではないと思っていたけど~

エプロンには未だ入れない様子

ニュウタへ通い始めた頃は
夜明けをエプロンで迎えた事もあったけど~、あの頃は寒かった!



7時45分開放、いきなり逆光を再認識させられる
今回の新田原、どこで撮っても色んな意味で厳しい環境となりそうだ



  
  カエルスペマ機、車止めやヘルメットがイイネ
  ラダーにはPACAF F-16デモチームのステッカーが貼れているよ



救難展示準備に離陸する機体に当たる日射しが低い



前日の予行では行われなかったオープニングフライト
2飛行隊 6機のF-15も実際には逆光で真っ黒け


前日は雨上がりの光量不足に泣かされた教育飛行隊の機動

僅かだったが背中撮影のチャンス



F-2の機動飛行は、築城基地からのリモートではなく
航空祭で展示中の第8飛行隊機が担う

最近流行の飛行パターンが面白く描かれたパネル
逆光ということを意識しての飛行を考えてはくれているようだ


でも機体は小さいし、飛行動高度も高め
光の周り具合もイマイチで、オートフォーカスも迷い道クネクネ


次はカエル・ファントム

こいつの機動が見られるのはこれが最後になるだろう

機動飛行紹介のパネルは百里航空祭の使いまわしではなく


ちゃんと新田原バージョンで描かれ、JR九州の特徴的な列車絵も上手い!


Pさんからの「基地南側へは行かせない!」
その言葉通りの嬉しい機動を見せつけてくれる

順光背中バッチリに Tさん と笑顔になれた
機動の〆であるコンバットピッチも
ブレイク後に捻りを入れ、最後に背中を順光で見せる大技? を披露(笑


ホント 拍手と万歳したい気分にさせてくれた
500mm以上のレンズは必要だったけどね
これを見れたら、逆光覚悟で基地内に来た甲斐があったというもんだ

                               ~つづく
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居心地の良い店で前夜祭

2020年01月24日 | Weblog
新田原行きの前日の夜、信州から各駅列車を乗り継いで
到着したのは京急川崎駅

駅を出ると街はクリスマスモード 一色

歩道の銀杏並木が綺麗ですが、道路には落ち葉がタップリ
強風に葉は右往左往 渦巻いてます

落ち葉を踏みしめながら目指したのはココ

2ヶ月ぶりに再訪する事ができた「シュガーシャック」

ドアを開けると、マスターの石川さん
私の顔を覚えていてくれたのはありがたい

今回も重い荷物を抱えての訪問
でも着替え等は送ってしまったので
荷物の中身はカメラとレンズのみ


店内に流れる曲も、クリスマス系?
でもクリスマスにこだわって選曲はしてないとのこと




このアルバム曲、かなり好みでした
「Yurie Kokubo 」、初めて聞きましたが
選んでくれたマスターに感謝

来店客にあわせ、その場で選曲してくれるDJ(マスター)
早めの空いてる時間なら、マスターの選曲を独り占めできたりして(笑

グラスを代えた頃に流れ始めた 「Yasuko Agawa」、コレもいいな


できたら暫くはこの雰囲気に呑まれていたくなったけど
翌朝の早朝便に乗るため早めの切り上げ

帰りがけに 「おみや」 頂いちゃいました


石川さんのブログで紹介されていて
欲しかったJALのスマホスタンドと新鋭機のステッカー
それと、今回上げた画像の何処かに写り込んでいる
絶版の青色系航空会社が協力していた写真集も
重かったけどありがたい

次回は一人ではなく、誰か連れて行きたい店「SUGAR SHACK」
40年以上昔にやってた 羽田編隊クラブのOB会
ここでやろうかな

駅までの帰り道、近くの中華店 店頭での安売りに誘惑され

寝酒の肴にしようと「豚足煮」 を手に入れてしまった




ルンルン気分で京急に乗ってから気がついた

しまった、今晩は野宿だった!  温めなおしのレンジ がないや・・・
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いつもと違う 新田原 ~つづき

2020年01月21日 | 航空祭 11~19年
航空祭前日の予行日は、全てのプログラムを午前中で消化してしまう

休むことなく続く展示飛行は、 305飛行隊 の機動飛行に
午前10時近くになり、太陽の位置もちょうど良くなった感じ




以前は百里基地をホームベースにしていた飛行隊
水戸の梅園にちなんだ尾翼の梅マークも、新田原へ移転後は
基地近くの「湯ノ宮の座論梅」の梅マークということに、絵柄 変わらないけど(笑

今年はスペシャルマーキング機もなく寂しいかぎり




つづくのは、毎年 百里基地から飛行展示に遠征してきている
第501偵察飛行隊の RF-4 偵察機



例年は百里航空祭と同様に2機での戦術偵察飛行を見せてくれていたが
今年はファイナルイヤーのスペシャルマーキング機、1機のみでの展示飛行
まぁ、301飛行隊のカエルスペマも飛ぶから仕方ないか
背中の撮影チャンスは少なく、機体も遠かったが
お腹のセンタータンク裏に描かれたスプークはバッチリ 順光丸見せ だった


さて、次はどう撮ろうかと朝から悩んでいた
期待の PACAF F-16デモチーム のフライト

一昨年の新田原で 度肝を抜かされた離陸 が再び見られるはず
今回も離陸直後に南側に捻って突っ込んでくるぞ!


噂ではパイロットはこの新田原が任期最後の展示飛行だとか
運用滑走路は西向けの 28 使用だったのに
離陸はテールウィンドの10(東向け)上がりとは参った!


キター! 離陸直後にこちらに突っ込んでくる 低い!!
画像下側の邪魔物は電線、かえって10上がりでよかったのかも

そのまま目の前を駆け上がって行く





超ハイスピードの機動に、恐るおそるモニターを拡大してみると
光の加減か、オートフォーカスもバッチリ稼動してくれていて~ ニヤリ


予行日トリをつとめるブルーは、5機だけの変則展示で少々寂しい感じ


最後のローリング・コンバット・ピッチを見終えれば
急いで機材をかた付け、再び「空の駅」まで早足で戻る

唯一の交通手段、タクシーに乗れるのはそこだけだ

途中過ぎる「南門」付近は凄いギャラリーの数だった
スペース的には広かったが、ここでの撮れ高かはどんなだったろう

息を切らせ気味で 1km 走破、すでにタクシー待ちの長い列ができており
その行列は見る間に長さを増していった



長くなりそうな待ち時間に
前後に並んでいた方と相乗りを考え臨時の仲間作り

目の前にいたのは東京から一人できていた可愛いいお嬢さん
ピンクのカシミア風なロングコートが場違いな感じだったが
聞くと全国各地の航空祭や基地へ出かけており
前週も福岡県の築城基地航空祭に来ていたという立派なマニアの 空女(ソラミ)ちゃん

後ろにいたのは大阪から来たという私と同年代の方
前週の築城へはもちろんで、定年後は海外へも盛んに遠征しているという
私だけが遠征少なめで、恥ずかしくなってしまった(汗
まぁ、以前の 半分以下に減ってるからなぁ~


そんな話しをしているとビックリ! 突然 目の前に現れた


陸自の 16式機動戦闘車、翌日の本番日に基地内で展示かな
公道走行を見たのは初めて、パトカーも避けて道を開ける(笑



航空祭前日予行は、なんとか無事に撮影終了したが
さて、翌日の本番は何処で撮ろうか悩む

夕方には東京から Tさん も到着するとのことで
今日の様子も報告がてら相談することに

天気予報は~ 一日中 晴れ で18度以上になるとか
いくら九州といえど12月中旬だぜ
以前は霜が降りて周囲が白かったこともあったのにな・・・
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いつもと違う 新田原 遠征

2020年01月18日 | 航空祭 11~19年

 雨の上がった午前7時半の県道脇です(1時間後には大混雑になる)
 いつもならこの先の農道から更に1km程先を目指すのだが
 今回はここで行き止まり・・・


新田原(ニュータバル)基地航空祭 2019 の直前に公表された
基地南側の農道等への立ち入り禁止処置

新田原基地は東西に滑走路が伸びる基地
航空祭では基地内からの飛行展示撮影は一日中逆光になる
ゆえに多くのマニアが基地南側に広がる農耕地区を目指してきたのだが

今までも車は規制されていたが、今年は人も含め
地元農耕者以外は全面立ち入り禁止規制だという

もっと早めに公表されていたら、キャンセル間違いナシの事案
( 全国からマニアが押し寄せる新田原基地、地元等落とすマネーもばかにならないのだが)
遠征を止めたい気持ちでイッパイだったが
何度調べなおしても(笑)
支払い済みの航空券は、格安と直前の為にキャンセルしても戻り金は玉銭が少々

もったいないので仕方なく2年ぶりの遠征決定という落ち
救いは、久しぶりに本番日も好天予報というだけ

 
 というわけで直前までドタバタがあった今年の新田原
 宮崎駅の観光案内コーナーでパンフ見っけ!


前日、土曜の予行日 朝は、晴れ予報だったのに 雨降り が追い討ち
日向新富駅から相乗りタクシーで数キロ先の空の駅「竜馬」へ
陽が登り始めると雨も上がり始めてくれたのは助かる
 

立ち入り禁止をこの目で確かめたい気持ちもあり
先ずは 500mほど先の基地南門を目指し歩きはじめる


その南門は閉鎖されたようで、有刺鉄線で厳重に止められていた
手前のフェンス脇は唯一滑走路の近くに近づけそうだが
脚立ナシでは撮影できないので
スルーしていつもの農道入り口付近に陣取った

目の前に広がる立ち入り禁止のエリアには
どう見ても農家さんではなさそうな、バズーカ付きカメラを持った農耕者?さんが見える
近くにいたオジサンが、警備で廻ってきたパトカーに
「あれは~ 」と文句を言っていたが
農耕者用の立ち入り許可証は、顔写真つきではないので手に入れたモン勝ち
正直者はバカをみるような、変な立ち入り禁止規制だね


雲も多く日射しが少ない事もあり
撮る気力も無くしそうだったが爆音には勝てません



朝一の救難展示は裸眼で過ごしても
第23 教育飛行隊の機動飛行が始まれば、レンズをぶん回してしまう
でもな~、この立ち居地ではやはりチャンスは少なめかな


時間と共に急速に天候は快復してきたが

画像の真ん中あたり、遠くに見える白い鶏舎がいつもの撮影ポイント
遠征を計画した頃は、アソコで撮れるものと思っていたのにな~



期待の301飛行隊、カエルスペマは百里のリベンジできるか?
ベタ低めの離陸でフェンスが邪魔! ~なのは仕方なし

百里の時と違い、翼の下にはスペマな増槽タンク付き
青空が急速に広がってきたので期待したが~






順光の「背中見せ」は案外少なめだし、どれも遠いような~
欲求不満状態で機動飛行が終了しちゃったよ

 さてこの先どうなるやら」・・・
                            ~つづく
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