三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

おいらの為に飛来!? 

2018年07月30日 | 成田空港
スペシャルなマーキング旅客機の追っかけ事案
羽田空港関連機ばかりでなく、成田関連機も狙ってました


5月から約2年ぶりに運行を再開したオーストリア航空
その成田乗り入れ機材に2機のスペシャルマーキングがある

その内の1機、インパクトのあるオーストリア航空 60周年塗装機を狙うが
なかなか成田に来てくれない

ある日曜の午後、やっとTokyoの文字を見つけたが、翌日 月曜の成田着時間を見ると~
朝一に出かけたのでは間に合わない
泊まりなら間に合うが・・・、 今からでは家を出にくいな(笑)


翌日、スケジュールを見直すと、ウィーンに戻った後
2時間後の出発先がまた Tokyo となっている

どうも月曜だけ成田発着時間が早いようで、火曜の成田着は定刻12:05  実着は11:40頃
これなら朝一で出かけてもギリギリ間に合う
先日のトイストーリー機に続き、狙う獲物が2日連続の飛来なんて
自分の為に飛来するようなモノだよ(爆 

というわけで火曜の朝一に信州を出かけて、到着した成田空港第2デッキ


デッキ到着の数分前に降りたばかりのターゲットを確認し見送る
なんとか間に合ったが、マジな捕獲は1タミに移動してからだ



すでに時間は昼時、午後は逆光になる第1ターミナルデッキへ向かう
天気予報は晴れだったのに、急速に雲が広がり陽射しは弱め
おかげで逆光の影響も予想よりも少なめでいけそうだ


台湾のマンダリンエアーは定期チャーター便として
6月から台中市への路線運行が始まったばかり、まつもと空港へも来てと願う


こんなイイ顔したヤツ!、 撮りたかった ノックスクートの機体



チャーター便が運行されてた時は都合が合わず未撮影で終わっていたが
6月からの定期就航のおかげで確保できた



2時間程のステイで目的のオーストリア航空機は出発  B777-200 OE-LPF

JALの「がんばろう!」系のラッピングでも見られる
小さなスナップ写真の集合で描かれたデザイン画なんだね


左右で絵柄が違うのはマニアとしては嬉しさもあり、撮り難さもあり

これで今回の遠征 目的は終了
残り時間は浦島太郎 的な、初物を期待しての撮影に臨みます


セブパシフィックの大型機材は見慣れないなぁ~ 

と思ったら新塗装のようだ、私的には旧塗装の方が



これも新塗装機が飛来と、仲間からマル秘情報をもらっていた
 ロシアの S7 サハリン航空 A320-200 VQ-BDE


ラジオはリュックの中に入れっぱなしで、ゴーアラウンドの理由は不明
でも、おかげで陽炎ナシで確保できたのはありがたい
成田周辺も建設ラッシュでクレーンは時に邪魔な写り込み

その少し後、旧塗装の S7機が目の前を~

レジまで確認してなかったので(モニターは老眼鏡なければ見えないんだ・・・)
一瞬、、同じ機体? かと目を疑ってしまった

先ほどの新塗装機は、別滑走路へ降りてしまったようだった



これもな~

いつものエアアジア機だから、シャッターを押す気力はなく1コマだけ撮ってしまったが


エアアジア・タイ の A330-300 HS-XTF、左右で塗装が違うなんて知らなかったよ
モニターでレジを確認するまで同じ機体だとは思わなかった


1月の成田遠征でも、見慣れた機体だからと片側のみ撮影で終えていた機体

 師匠からいつも
 「塗装の変化が何時あるかわからないから、目の前の機体は必ず撮らなければ~ 」
   と言われているが、それが身にしみる事案

 歳のせいか、それをすぐに忘れてしまうんだ・・・



今年2回目の成田訪問、目的は果たせたが「浦島太郎」はつづくのでした~


  アッ! 千葉県警機は「かとり 1号 JA91CP、3号機 JA93CP を一応確保できました
 

 
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まだまだやってる 山形報告

2018年07月26日 | おいしい話
 所要も済んでしまえば、徹底的に観光客

 突然の山形行き、まともに下調べもしてなかったので何でもネタに


 昼時の特急で新潟へ戻ります
 水族館では食事をする時間がなかったので

 小腹を満たすために、鶴岡への到着時から気になっていた駅弁を購入

  
 前日の昼過ぎに鶴岡へ到着した時は、目立つ「完売!」の看板が貼られていました
 この日は平日だったおかげか、残り 3個

自分の駅弁に対する固定観念は、高い! 冷たい! 味は値段以下!
この中で特に、冷たい駅弁は避けたいので、販売している NEW DYS で温めてもらうつもり

 ところが~
  「店内のレンジを使いセルフで温めることは可能ですが~
          内容物の関係で、温めない方が良いですよ」

  レジのお姉さんから やさしく助言をいただき、我慢することに


復路は普通な特急列車です

どこぞの路線から流れて来たと噂の車輌、外観の割には使い込まれた座席でガタつくような(笑


 そんなことは直ぐに忘れて弁当を広げ、缶チュウも開けます




ドキドキしながら、少しづつ脱がせていきます(笑




本当はこの上に透明なベール(抗菌シート)があり

そこには「レンジで加熱しないでね」の文字が
 ~温めなくて良かったよ、 売店のお姉さんありがとうね


庄内の地元産品がバラエティーに詰め込まれた弁当
 お品書きはコレ
 



切り口に目立つ「だだっちゃ豆」、結構な量がご飯に混ぜられているよう
でもグリンピースご飯みたいな、豆の主張する味や臭いはほとんどありません

その海苔巻きの上に丁寧に巻かれた「めじか鮭」はみごと
海苔のおかげが剥がれてしまうこともなく、味は「あみえび魚醤」に漬けられて~
とあったが、この旨味はなんだろう


この駅弁も決して安くはないが買って損はない
一日限定○○個ということだが、売り切れ必死なのもうなずける
さすがは ユネスコ食文化創造都市 鶴岡 と名乗るだけのことはある


と、偉そうな薀蓄を並べましたが、新潟駅までもどってきました
乗り換えの高速バスまで少しだけ時間があるので駅ビル内を散策

というか、ここに立ち寄る為に時間を少しだけ作っておきました(爆



「ぽんしゅ館」という名前だけでのん兵衛は我慢できずに立ち寄りたくなるというもの


ここでは新潟県内の92蔵の試飲ということですが
ワンコインで試飲が可能な5蔵のみ挑戦

92分の5蔵、選ぶのに迷ってしまうが
新潟県は北から南へ、下越、中越、上越と分かれているが
昔の都、京都に近い所が上座の国なんだとか

息子の住処が上越地域なので、近くのスーパーでも上越の地酒は豊富
ならばということで、中越と下越から厳選? (本当は、それほど味がわかるわけではない)


ところで、この時
館内で試飲しているのは若い女性ばかり、男は自分だけだったのには驚くというか肩身が狭い(笑

塩と味噌を舐めながら、お猪口を傾ける乙女たちには負けた!


こんな試飲施設、新潟県内にはもう一箇所「越後湯沢駅」にもあるというが
全国各地の日本酒処に一箇所は欲しいものだ、地ビールやワインもあったらいいのにな(爆

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ファントムグッズ 

2018年07月22日 | 編隊コレクション
飛行機ネタも枯れてきたので編隊コレクションに助けを求めて~

 ファントム大好きですが、ファントム関連のコレクションは案外少ないです

 私がコレクションに力を入れていた頃
 海外のショップにはファントム関連の饒舌なグッズが販売されていた

 しかし、年齢的に全盛期だった世界中のファントムマニアがそいつを狙う
 競争率は激烈なのにネットは未だ未来の事だった時代で

 カタログ到着自体も遅いのに、郵便なりFAX(後に)でのオーダーには更なる時間のロス
 TELでのオーダーができるほどの英語力はなくいつも手遅れに


 そんなわけで、コレといった珍しいものはないのでペーパー物でも

 F-4ファントムのマニュアルを何冊か


昔はどこの家庭にも、大抵は鎮座していた使われる事のない百貨辞典(笑
それに良く似た厚く重い紙の塊な航空機マニュアル

マニュアル自体は高価ではないのですが、海外からとなると重量がネック
大抵は船便に変更したような記憶が

実機のマニュアルも最近はデジタル化されているようですが、コレクターには味気ない

海外のサープラショップでは、今でも昔のマニュアルが売られてはいますが
大抵はコピーしDVDに焼きなおしたモノが多いようだ


上画像で一番上にある小さめなバインダーは、ファントムのチェックリスト

 経年変化でファイルのビニールが黄色く変色しているが、チェックリストのペーパー自体も黄色なので・・・
 ベトナム戦争の頃、1968年あたりに使用されたもののよう
  
 中のファイルは完全ではなく一部が欠落したままです
 サープラショップからのオーダーですから、そのあたりは 範ちゅう

 リストの中にはエマーのページもあり、枠が目立つよう黒の破線になってますが
 緊急時に肝心のページを一瞬で開けるの? 日頃の繰り返し訓練のおかげかな


 こちらはフライト・マニュアル、

F-4 も沢山の型(バリエーション)があるのはマニアなら承知の事
手持ちのフライトマニュアルは、米海軍のF4B/N、米空軍 F-4E 偵察型のRF-4C だが
使われた年代を見ると、やはりかなり古い

バージョンアップされ、放出された軍の不要物が流れてくるのだから仕方ない




  

 マニュアルの中身は、文字とグラフがほとんどだがイラストもある
 ただ、このフライトマニュアルから抜粋されたと思われる図柄は
 過去の航空雑誌等に載っていたのを何度も見てきた




販売されていた大抵のフライトマニュアルには表紙がない
中身のみが綺麗にビニールパックされていたのだが
自分の管理が悪く、RF-4C の1ページ目はだいぶ痛んでしまっている


偵察型の RF-4C の中身には、任務に特化した記述もあり
雑誌等で見たことのないイラストも多い(画像のものはメジャーだね)



次に紹介するマニュアルは、ファントムのウェポン(兵装)関係のもの



手持ちには F-4C と F-4E があるが、バルカン砲を未装備のF-4Cには ガンポッドの記述も





このマニュアルはイラストがふんだんに使われており
初めて見るものばかりで、手に入れた時には見入ってしまったことも









イジェクターラックも細かく描かれており、プラモの製作にも役立つ

クラスター爆弾や、信管、訓練用爆弾の搭載方法も書かれてあったり
私的には、メジャーなフライトマニュアルよりもこちらの方が興味深々だった


 クラスター爆弾のイラストで思い出してしまった
 イギリスの航空ショー会場で、クラスターの子爆弾をペーパーウェイトとし
 販売していたことがあったというが、欲しかったなぁ~

 私が足を運んでいた頃、航空ショーの会場では NATO の戦闘機が装備するバルカン砲や
 キャノン砲の弾丸等(もちろん火薬ナシ)を売っていた
 口径や色・形も米軍のモノとは大きく違い購買欲がムズムズだったが
 自分が手に入れたのは、以前にも紹介したことがある
 米軍の30mmバルカン砲弾(実薬莢+模造弾頭)のみだった
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毒の触手 に萌えたひと時

2018年07月18日 | Weblog
鶴岡2日目の朝

夕方までに息子の所に帰れば良いので、観光というほどではありませんが
以前から行ってみたかった所へ訪問です

そこは くらげの水族館 として世界的に有名な「加茂水族館」

この水族館が、山形県だか秋田県の日本海沿いにあることは知っていたが
遠くて行けそうもないや~、と諦めていた
それが、突然訪問した鶴岡市にあったとは、サプライズ的な喜び


鶴岡駅からは路線バスがありましたが、30分程の時間と料金が片道 740円

人気な水族館の入館料は1,000円ということで、今時としては手頃ですが
バス代を加えると 2,480円 とバカにならない
市内循環の市営定額バスが欲しい、週末は運休なんていうマイナス思考は今時流行らない

 

駐車場を見ると9割の方は地元マイカーや観光バスで来ているようだが
夏の観光シーズンはこれから、流行の低床小型バスで良いから是非

水族館の年間入館料が 2,000円は超魅力
庄内空港や有名なメロン産地も廻るバスがあればありがたい

いきなりアクセスの不満ばかりを並べたが
初めての鶴岡訪問でしたが、観光地へのアクセス以外は好感度バツグンでしたので、つい・・・



本題の水族館に戻りましょう

 くらげ水族館というので、クラゲだけかと思ったら
 川(淡水)の魚はもちろん、イモリだって展示されている

 普通な海の魚も多種多様に遊弋


 館長さん、自ら釣った魚類も水槽にいるのだとか

 当然ですが水槽はカメラ撮影には暗いです
 フラッシュは魚や周りのギャラリーに迷惑ですし、水槽のガラスに反射してしまいます

 最近はスマホが主流でしょうから、動画がオススメ
 これから紹介する「クラゲ」は水流の中に浮かんでいるので特に





 これ全部「クラゲ、くらげ、海月」
 ギャラリーは多く、水槽横に書かれてある種目名まで撮っている時間はない
 ただ夢中でシャッターを押すのみ





 発光するクラゲは単一光ではなく、色が微妙に変わっていく
 館内の混雑がなければ動きたくない程に魅力的




 こんなクラゲを見ていると、どうしても昔の特撮映画「ドゴラ」を思い浮かべてしまう
 宇宙怪獣というか生物で、九州各地の炭鉱から石炭を吸い上げてしまう
 でも石炭とあるだけで、時代だったなあ~



 次はアールヌーボーな姿の、毒触手の持ち主達





 パンフレットにも載るドームフロアーは広いスペースがあり
 座って見入る方や、記念撮影に臨むカップルも多い

 直径5mの円形水槽ですが、かなり暗いので高感度撮影でも難しく
 デジタルならではの何度もお試し撮影必至


 途中にある観察エリアではクラゲの成長過程もみられるが

 「さかさクラゲ」なんて本当にいたんだ! 正直ビックリです

 昔の違った意味なんて~(笑、今の方は知らないだろうな


 さて、この水族館ではクラゲ以外で他の水族館にはない施設があります

 それは魚の本格的レストラン、名前も「魚匠ダイニング沖海月(おきうみづき)」
 庄内産のフグや、庄内産トラフグとの食べ比べなんてのもできるという
 もちろん、フグのひれ酒 だってありますぜ


 来館客が半端ないので券売機なのは仕方ないですが

 さっき水槽で見た、アノ魚だって食べられちゃいます(笑
 もちろんクラゲ水族館ですから、クラゲもいっちゃうところがミソ

 人気なのは「くらげラーメン」だとか

 テーブルから日本海側の眺めも良いですが、館内を上から眺めることも
 誰かにソックリのトドが寝転んでる姿を見ながら
 ヘルシーな魚料理を食べるだけでダイエットにもなりそうだ(爆


 スタンド的なアイスクリームショップも別にあります
 それにだってクラゲが入っているんだから、楽しさ倍増


 水族館の水槽を見て、「美味そうな魚だ!」と思うのは日本人くらい~
 とラジオ番組中でも さかな君 が話していたが(水族館の生育環境の褒め言葉として~)

 途中で見かけた「さかな君」が カワイイ (時々 来館しているよう)
 絵もメチャクチャ上手いと初めて知った、本当に魚が好きなんだね


 この水族館、普通にアシカショーやウミネコへの餌付けもありますが
 やはり目の前に浮かぶクラゲの姿は忘れられません

 ただ、今まで自宅の水槽で「クラゲ」を飼いたいと常々思っていたけど
 ここの大きなクラゲを見ているうちに、コリャ無理だ! という結論に


 ふだん土産は買わない事にしているが
 クラゲの魅力に負けて、自前用に

 クラゲが姿で入ってました、味は~



 こんにゃくだから普通にコンニャクです(山形産のこんにゃく玉)(笑
 でも味噌汁や鍋物に紛らせたら盛り上がりそうな逸品だ 
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アルケッチャーノ は鶴岡だったの?

2018年07月15日 | おいしい話
山形県 鶴岡市での所要を終えたのは 17時過ぎ

最終の新潟行き特急はなんと18時台で終わり、高速道路は繋がっていないので高速バスもナシ
東京へなら庄内空港があるが、その他の交通は案外不便なんだ・・・

新潟まで無理して帰っても一泊することになるならと、鶴岡でビジネスホテルを手配した


到着時には雲に隠れていた 月山 のトップも、傾いた日ざしに映し出されている

  (所要先の網入りガラス越しなので網目が薄っすら)


往路の列車の中で「鶴岡」を検索中に見つけた「アルケッチャーノ」の文字

以前、FMラジオ番組に「さかな君」と一緒にアルケッチャーノのオーナー 奥田政行さん がゲスト出演
特徴的な店の名前と、「オイル寿司」を食べてみたくて記憶に残っていた

地元野菜や魚を使った、地産地消の創作的なイタリアンのお店
奥田さん は豪華寝台列車「四季島」のプロデュース シェフでもあるという

そうか! アルケッチャーノは鶴岡にあったのか チャンスじゃん!

でも調べると鶴岡駅からはかなり遠く、公共交通は超ローカル時間な日曜は運休のバスのみ
タクシーでは片道 3000円以上かかってしまっては残念ながら諦め・・・

仕方なく駅周辺の飲めそうなお店を検索していると
なんと アルケッチャーノ の姉妹店があるという、それも駅前


鶴岡は「日本初のユネスコ食文化創造都市」で
それにちなんだ駅前施設が「FOREVER(フーディヴァー)」

その中にアルケッチャーノの姉妹店が食ごとに3店舗あり
他にも日本食や蕎麦、肉、日本酒等の人気店がリーズナブルに食を提供とか

姉妹店3店を廻れば アルケッチャーノ のコース料理と同等に楽しめる


ということで、先ずは フードコートにある「魚バル イルフリージオ」へ
 「庄内の魚を 塩とオイルで」とうたうお店だ

 自分好みばかりのメニュー や おすすめ看板 に迷ってしまったが
 おまかせ前菜と刺し身盛り、おまかせオイル寿司3カン を

 店内のカウンターでコース料理も楽しむこともできるが
 コンコースのテーブル席で気軽に飲むことに


 時間は19時過ぎ、フードコートでは各店頭で料理を注文すれば
 店舗内で食事するのと同じようにテーブルまで運んでくれ、料理の説明も
 ショッピングセンター内のフードコートにありがちなガサツさはありません


 まずは前菜からスタートします


 酒は地元の米焼酎 「爽金龍(さわやかきんりゅう) かおり」をロックで



 家族も一緒だったので、前菜は2人前ですが、これだけでお腹一杯になりそうな種類と量
 細かく説明されましたが、記憶するのは無理(笑



 おこぜのフリッタ、サザエとアボガドの~、等々 山海の幸が色々


 黄色く見えるのは・・・ 味はたぶんカボチャでしたから 金糸瓜 かも
 私は好みでしたが、家族には生では無理と言われてしまった
 赤カブの漬物は庄内の名産のよう、イタリア風な漬物だったかも
 
 刺身はオイルがかけられこのままOKでした



 刺身盛りです、醤油はありません~ これもオイルでいただきます
 それぞれの魚に合わせ、オリーブオイルの産地も塩や香草も違うという

 日本海の魚には、基本 シチリア産の青菜の香りのするオイルがあうという





 皿がイイ、取り皿も底の高台が極低でイイなぁ~ と思ったが、このすし皿に一目ぼれ
 
 信州で産出される「鉄平石」や「龍渓石」みたいな表情に(笑
 思わず持ち上げてみるが やはり重い! 


 肝心の寿司はもちろんネタの説明もされましたが、忘れて・・・

 それぞれのネタにあわせ 違う塩とオイル
 左の握り と 右の軍艦が美味かった
 家族も左にある握りを食べると、「美味い!」と思わず声がでた

 これだけは覚えていた、「それ”赤むつ”」だよ
 ネタの説明でも「のど黒」と言わなかった事に凄く好感がもてる

TVの旅番組で各地に広がった「のど黒」現象
「赤むつ」を「のど黒」と書き換えるだけで「値段を上げても売れるよ」 なんてばかばかしい
名前でなく味は自分の舌で、自分にあった旨さなら美味い!

 それにしても、軍艦にのる ほぐされた白身 の魚はなんだっのなか?

 料理の味は全体的に薄めで、素材の味が活きいきしている
 普段から刺身醤油等の調味料は少なめの自分にはありがたいが
 タップリ醤油を浸して食べていた家族には、食材によってはモノ足りなさもあったようだ


「焼酎のお代わりはいかがですか~」
 スタッフの声に一緒に頼んでしまったのが、「月山筍 丸焼き」



フロアー内にある日本食店でも提供されていた「月山筍の味噌汁」
味噌汁は息子の部屋で食べたから、他の食べ方がしたかったところだ

そう「月山筍」は新潟で「姫竹」、信州では「ね曲がり竹」の事
短い旬な食材を、今年は充分に堪能できるというものだ

2種の塩が添えられていたが、味付けは不要
この筍はそのままで充分だ




酔いも程よくまわり、仕上げは同じ FOODVER 内に個店としてある「ファイナモーレ」へ
ここで自分はパスタを、家族はドルチェ店側からショートケーキを

カウンター席へ座ったところで目に付いてしまった
 ~庄内吹浦産 岩カキ、「岩ガキとモロヘイヤケッカソース」~
本店でもコース料理の一品として提供されているというので頼んでしまった


ケッカソースとはトマト、バジル、ニンニク等を使った冷たいトマトソースだそうです

カキは生も嫌いではないですがチョッとだけ抵抗がある私
岩がき自体は生ですが、ソースのおかげでこれなら大丈夫



「イカとズッキーニとプチトマトのスパゲッティ」
サッパリ系でズッキーニもほぼ生に近い
パスタの量は思った以上にあり、最後の〆としては多めでしたが完食


未開の土地へ出向いた時は、いつも魚系の居酒屋ばかりを探していたが
基本的な食べ方はどこも同じで、せいぜい土地柄の魚と醤油くらい

同じ魚系でも、イタリアン それも寿司や刺身をオイルで堪能したのは初めて

慣れ親しんだ 醤油の味から離れてみると
正直このオイルに一滴の醤油があれば~、なんて気分になったのも確かだが

しばらくすると、刺身本来のアノ味をまた楽しみたくなる


以前に鹿児島にて極甘の醤油にショックを受けたが、その後はその味の虜になり
現地の刺身醤油を毎年1年分を買い集めている私だが

アルケチャーノのオイルは魚の種類、産地により変えるというのでは素人には無理


そうそう店の名前「アルケッチャーノ」はいかにも外語風だが
地元方言をイタリア語風にしたものだそう、「○○が あったんだよねぇ~

東京には支店もあるそうなので山形へ行かなくても楽しめそうだが

ラジオ番組中にも話していたが、一級品は県外へも出荷するけど
特級品は庄内のみで消費するというユネスコ食文化都市


もしや再び、鶴岡での所要ができた時の楽しみにとっておくことが無難だね
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