三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

岩国フェス 前日プラクティス ~つづき

2018年05月29日 | 航空祭 11~19年
前回にも書いたが、好天でも寒さがハンパなく
皆さん上着や雨具で強い冷風を避けてました



自分も例年の高温に対応するため、半袖に日焼け止めを塗りたくってきたが
ウィンドブレーカーを着ていても寒くて、首にネックウォーマーを
リュックの底に冬遠征の忘れ物が入ったままになっていて助かった



プログラム? は いよいよフェス主役の登場です
前日にも予行デモを行ったということで、この日も実施するか不安でしたが~ 




通常訓練よりもかなり短めの滑走距離で離陸



2回目のパスではハラワタ(ウェポン・ベイ)を見せつけてたが、堤防からは遠くて・・・
明日に期待だが、2回目のパスは外せないってことだ(笑

ホバリング・デモも遠くてなぁ~



皆さん撮りたいのは同じだが
これでは着陸の真横撮影は高度が低く同業者の頭で見えないや




なかなか見ごたえのあるデモフライト、これは見る価値アリだ



午後のPACAF F-16 デモチーム機は予備機でのフライト

 遠くてなぁ~
内容は午前とほぼ同じだったが、この機体でのデモは本番日には行われなかった



プラクティスの最後を飾る? のは今年も海兵隊機による MAGTF デモ
Marine Air-Ground Task Force  の略で「空地任務部隊展示」

昨年と大きく変わるのは、ハリアーではなくF-35B 2機が参加



昨年はハリアーがトラブリ、上手くいかなかった空中給油デモ


F-35B の空中給油ブームはキャノピー右下から出てくるんだ!
このあたりは通常訓練を撮りに行っただけでは見られない




F-35B の地上攻撃デモはおとなしめ
もっとも、この機体は通常爆撃は行わないだろう、高空 等からスマート誘導弾だ


地上の発破もプラクティスということか、以前よりも控えめな感じ
それでも消防車は出動してました

明日は昨年のような大爆破が見られるだろうか



こんなヒネリを見せてくれたのはこの1回のみ、これだぜ!
本番では位置的に絶対撮れないしね




翌日の本番が大いに楽しみになったが
岩国駅までの帰りが心配なので、F-35の降りは捨てて撤収

皆さん考えは同じで、堤防の人混みが一斉に動き始める

2km先の岩国空港からのバスは、午後の空き時間になってしまい暫く便がない
タクシーを呼びたいが配車センターへはまったく繋がらない

徒歩で駅に向かう気力もないので、空港内で時間をつぶすつもりだったが
途中でなんとか空きタクシーを拾えた


昨年は簡単にタクシーを呼べたのに・・・ 何でだろ? 

なんとなく例年とちがうような、翌日の足が不安になってしまった
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岩国フェスティバル 前日プラクティス

2018年05月26日 | 航空祭 11~19年
相変わらずの出遅れですが、やっとGW中に開催された岩国フレンドシップデー報告です
まずは前日に展開したプラクティスから



4月後半になると、いつものように天気予報とのニラメッコがつづいていた
崩れると脅されていたGW後半も、フェス本番日まではなんとか晴れ間が続きそう

というわけでフェス前日、4日の朝 9時過ぎに今津川 河口の堤防に到着

警察による車輌通行止めになっていたが、堤防は凄まじい混雑状態
車の駐車は当然なかったが、自転車の駐輪量は半端ない


昨年はあまりの混雑に躊躇、手前の船留まり付近で撮影し後悔したので
今年は躊躇なく人混みの中へ飛び込んだ


到着して、早々オーバーヘッドでブレイクするホーネット編隊

 レンズを覗いて、「なんだ NF かよ・・・」
移転してしまった元 厚木ベースの艦載機だった
色モノもなくなり、すべてがイモバン同等になってしまった今

撮る気力がイマイチ沸いてこない、やはり岩国といったら海兵隊機でしょ


空母の出航も近づき、この前日からFCLP(陸上空母着艦訓練)が硫黄島で始まると公表されていた
 (後日、FCLP途中で延期となり再日程が組まれることに)


給油訓練も兼ねてのミッションだったのか、タンカーも引き連れたメイス機達
硫黄島からの戻りではなさそうだ、それでも背景は岩国ということで




この混雑ですから、撮影は時に厳しいことも・・・



遥か上空ではオープニングの為のスカイダイビングが始まる
日米 国旗をはためかせて降下してくるのは例年通り

スカイダイビングの母機をつとめるのは、今年は初めてオスプレイ

降下のゴールデンナイツ隊員を降ろせば、オスプレイのデモフライトも





オスプレイも最近は極々普通の存在感
昨年は2機の色つき機体だったが今年はノーマル機が3機のみ
1機はフェスの地上展示となるだろうから
もう1機は同じく翌日にオープンベースとなるキャンプ富士に行くのかな

逆光で見難いが、コックピットからお手振りいただけました

上空から見た堤防のマニア達は凄い眺めだろうな
なんたって皆がバズーカで一斉に自分を狙っているんだから(笑


少し時間が空いた時に見えたのは


 海上の潜水艦! 
自衛艦は何度も目にするが、ここで航行中の潜水艦を見たのは初めてだ



さらに基地内には~、 あんなマーキング機ってあったっけ?

 この詳細を知るのは翌日になる




昨年秋にここへ遠征した後、事故で1機を失ったイモムシ君 C-2 グレイハウンド
補充された機体はコレかな、好きな機体だけに複雑な気持ちで見送くる

#30、 #31が上がっていったが硫黄島へ向かったのかも
エアバンドは持参しなかったので詳細は不明


プラクティスは、明日のスケジュール通りに進んでいるのだろう
なったってフェスの当日になっても、フライトスケジュールの公表はナシなんだ


F-16 って小柄な機体なんだね
ということを堤防からの撮影では思い知らされる


三沢基地の PACAF F-16 デモチーム機、コイツの撮影は本番日にして演技を眺めることに

最近は自衛隊の航空祭でも常連になりつつあるチームで存在感を増している



堤防での撮影は、プラクティスのおこぼれをもらうようなモノがほとんどだが

時には~



ウィスキーパパも常連のアクロフライトだが、基地内でのデモフライトは遠く撮影は絶望的

でもでも、演技途中で堤防付近まで飛来した機体は、堤防横の川幅の広い今津川 上空で
連続妙技を披露してくれている、コレッて堤防のギャラリーの為? だよね

 おもいっきり拍手したい気分でイッパイだったよ!



 この機体も低速シャッターで追わないとペラが止まりそうで
 撮影結果は、修行不足を実感させられた


最高の天候で日差しは強いが、風も強く体感的には寒い
とにかく寒い! 半袖の同業者達は寒くて震えてる方も


そういえば、冷気が入り大気は不安定だと予報で言っていた
黒い雲も遠くにあったが上空からは外れたところを通過していってくれた

 午後は安定してくるという予報を信じよう
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初めてのチーズタッカルビ

2018年05月23日 | おいしい話
チーズタッカルビ、その存在を知ったのは昨年末

とあるラジオ番組で取り上げていた

それ以来、一度食べてみなければ~ と思い続けていたのだが

そのチャンスがやってきた


新大久保にある話題の有名店は、以前よりは行列も少なくなったというが
それでも30分待ちが我慢できず、すぐ近くの本店? へ向かうことに


入り口で、少々待たされたが昼時も終わり
店内の客も帰り支度がほとんど、壁には芸能人等の色紙も多い




注文品はなかなか出てこなかったが、はじめに小皿が並べられ久しぶりの韓国料理





やっと運ばれてきました、これが「チーズタッカルビ」2人前
1人で来ても2人前からのオーダーです



肉が食べたかった私は、腹の具合も考えずコイツも頼んでしまた


これも1品ごとに値段は書かれていましたが、2人前 または 2品からのオーダー

こんなに大きいとは知らなかった、一人で来なくて良かったよ
出てきてから「やめとけば良かった」と少々後悔

 食べきれるかな・・・

ちなみに肉は、ハチの巣サムギョプサル(豚バラに切れ目が入ったもの)と骨付きカルビ




チーズタッカルビ、チーズ以外は出来上がり状態で提供されるようで
チーズが溶ければ食べごろ



肉はスタッフが焼いてくれ、服や手に焼き匂いがつかずに助かる





さて、実食  楽しみ、辛いかな~


タッカルビは餅やさつま芋が大きく、コレだけでお腹にたまりそう
辛味は思ったほどではない

箸では取りにくく、トングを使って写真撮影

自前の画像はイマイチですが、確かに画像的にインパクトがあり
インスタ映え しそうだね、もっともそれで話題になったようだが

ただ タッカルビ の味が薄いような、本場の タッカルビ を食べたことがないのでわからないが
うま味がない、自宅なら何か調味料を加えたい感じ

餅は「カレトッ」といわれる丸い棒状の無味なもの、これは仕方ないが
チーズも味や香りがほとんどないよ、伸びるだけの撮影用か



肉も焼きあがり、スタッフが切り分けてくれました

こちらに期待して、ハチの巣 からいただきます

 ん~、 この肉も旨味がない、肉の味がしないよ

骨付きカルビは、まぁ うまかった
一緒した仲間からもダメだしされてしまい 参ったな・・・


「インスタ映え」で人気な チーズタッカルビ
そろそろ人気も落ちつき始めた最近になり、田舎でもメニューを見かけるようになったが

インスタ映え が美味いとはかぎらない

美味さは画面でなく、自分の舌で確認することにしよう ということだね
食べてみなけりゃわからない、勉強になりました

 

 これは チーズタッカルビ の雰囲気だけを真似て
 自分がつくった「豚キムチ」に2種のチーズを運河にしてみました

 キムチは韓国キムチにゴマ油とみりんを少々加えて自分好みにアレンジ済み

 チーズが少なかったが、内藤トウガラシのオイルも加えて辛味をアップ


 スーパーのオリジナルブランド チーズだったが
 香りも旨味も段違いで 美味い! 

 こちらの味が自分には合いそうだ(笑
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旧ソ連 高高度用ヘルメット GSh-6A  

2018年05月20日 | 編隊コレクション
先日までの冷気が嘘のような、蒸し暑さに包まれている信州
こんな時にこんなの被っただけでイッチャイそうですが


Vkk-6M 高高度スーツとペアーになるヘルメットが GSh-6M

ヘルメット外観等は、以前の記事 を参考にしていただくとして


先ずはインナーヘルメットから



布製のヘルメットで頭上の黒いブロックはウレタン製
ヘルメットシェルの内側の凹みに収まるもので、ズレを防ぐため


マイクとイヤホーンのコネクターは
ネックリングにあるコネクターに接続する







ネックリングとヘルメットの後部画像
ネックリング内に見える黒いコードがインナーヘルメットとのコネクター

ネックリングに見えるゴム部の色について注意していただきたいのは

新品というか、現役のネックリングのゴム部はサンド色というかタン色というか
モデラーの方にはRAF ヘンプ色よりも若干明るい感じ
とにかく画像のような褐色ではありません


赤茶に見えるのは経年変化で劣化し、赤みを帯びてしまったもの
ネットで調べてもオークションのモノは経年変化したものばかりですのでご注意を


自分が入手した時は、ほぼ新品に近く綺麗な新しいゴムの色でした
劣化は恐ろしいもので、ゴムの一部はネックリングから破れはがれてしまっている







ヘルメットシェルの内側、頭頂部にはヘルメットの型番が手書きで書かれている

  Гермошлем 「ГШ-6A」 ロシア語表記はこうなり
  英文にすると  GSh-6A helmet
  

ヘルメットの内側画像でしたが、実際にはインナーヘルメットを被ってから
ヘルメットを装着します







以上、急いで記事をつくりましたがご参考になれば


※ 実は、静岡ホビーショーへ出撃するつもりで出かけたのですが
  前泊予定地に到着してから、寒さに体調を壊し緊急撤退してしまいました

  残念ながら、今年も静岡名物? 「さわやか」の絶品?ハンバーグを食べることはかなわず
  大きな宿題を残してしまいました、それを楽しみに次回に期待です

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旧ソ連? 高高度フライトスーツ VKK-6M

2018年05月18日 | 編隊コレクション
私のブログ記事の中で、時期になると異常な数で訪問していただく記事
岩国フェスの有料観覧席の記事がダントツだが

なぜか最近訪問が多い記事に、ロシア空軍のパイロットヘルメット記事がある
それもヘルメットのタイプが限定されており、高高度用ヘルメットの GSh-6 が一番

 何故なのかな~  と思っていたけど


 もしやコレかな? 
  1/20サイズで、フィギュアーがレジン製で複数が発売になるようです
  モデルは女性なのですが、どちらもロシアの高高度スーツを着ているようで
  (詳細は スケール・アビエーション誌やモデルカステン 等のサイトで)


静岡ホビーショー等で購入された方の、塗装の参考になるよう
高高度用ヘルメットGSh-6 とペアーになるフライトスーツを上げてみます 




エイリアンの抜け殻みたいな、ゴッツイ感じのフライトスーツ ВКК-6М
キリル文字を英語表記にすると VKK-6M  High-altitude pressure suits
左が正面、右が背面 になります

米軍にもこれにソックリなスーツが1960年代あたりまであったが、どちらが真似したのか・・・

この大きさのモノを撮影する場所が我が家になかったので
背景がカーペットや畳となり見苦しいですがご勘弁を


ではスーツの詳細を見ていきましょう


前身のファスナーは腰まで下ります
その下のファスナーは排尿?の為なのかな、位置的にはそんな感じ



上のファスナーを下ろすとこんな感じで開きます
ファスナーをあげる前には、フックでしっかり閉じてからのよう


着るときには左肩のファスナーも開くので、上から履く感じで着ていくことに



ウエスト部分ですが、上のファスナーと下の小用ファスナーの間には
表から見えませんが裏側はGスーツのウェストベルト部になります

下のファスナーから出ているホースは高高度プレッシャーのものですが
高高度になり、空気が送られるとどうなるのかは不明です


右の袖口ファスナーを開くとキリル文字が「EKИMOB」
英語表記に直すと「YeKIMOV」、なんとなくロシア人的な名前に読める


足部のすそはブーツの中に入ってしまう


背面側の詳細です

背中側にウエストから上に中途半端な長さのファスナーがあるけど
使用目的は不明、排泄には位置的に難しいし・・・


右肩の背面側に、スーツの型番が大きく描かれてます(キリル文字)


プッレッシャー・ホースが2本左背面から出ています
太いほうはGスーツ用、細い方が高高度プレッシャー用


4kg程の重量もあり、編み上げのスーツはタイトなパイロットが着ていたよう
洗濯もできないし、いくら痩せぎすの自分でも着てみたことはないし
キットが発売にならなければ、記事にあげることもなかっただろうコレクション

フィギュアーになるモデルさん、よくコレ着たよね! 
原型製作の為の3Dデータ取得途中の画像を見たときはビックリしたけど

米軍ではなく、ロシアなゴツイフライトスーツとヘルメットは
彼女によく似合うと感じてしまったし、モデル栄えするわ

フィギュアーを製作される方のメイン目的は、スーツ中身の女性とは思いますが
少しでも塗装等の参考になれば幸いです



このスーツとペアーになる高高度ヘルメット GSh-6A の記事は既出してはおりますが
不足している部分の画像等を次回に上げてみます

タイトルに旧ソ連とは書きましたが、ロシア時代になっても長い間使われ続けたスーツとヘルメット

 もう退役したスーツと思っていましたが、現在でも高高度飛行で使われているようです
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