三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

ジャンボ に ハイ・タッチ

2011年02月28日 | ノスタルジック航空写真館
先日 JALジャンボ引退の話題を載せましたが

当該機に小さく入れられた「41年分のありがとうを… 」を撮りに行けないよ~!
と嘆いていたところ 高木さん から画像を送っていただけました

せっかくの貴重な画像なので、高木さんの許可を頂き
JAL最後の機体を紹介させていただきます
高木さん ありがとうございました


JAL  B747-400  JA8089  国際線仕様のウィングレット付き
(私は倉庫?を探しましたが、このレジが見当たらない・・・(泣))

そしてポートサイドのL-2ドア横にはアノ文字
「41年分のありがとうをジャンボにのせて」が


上の画像を見てお気づきの方もいるかも
ドアの右横にはワンワールドステッカーがありますが、その上

手形に見えませんか? これ、コーションデータ(注意書き)ではないようです


高木さんの許可を得てトリミングしてみると

手形マークと「41年分のありがとう」、「感謝のしるしに」、「TOUCH ME」の文字
その位置からすると、搭乗する方に ハイ・タッチ して! ということらしい
この小さなマーキングを確認できたのは、高木さんの腕と機材のおかげ
私が撮ったらここまで拡大できません

なんとなくシンミリしたムードになっていたB747ジャンボ引退でしたが
このマーキング見たら、JALさん粋なことやりますね!
と明るい気分になってしまいこの画像借りちゃいました

もう、この機体を見ることも搭乗することも叶わない私ですが
画像に向かってハイタッチしたい気分
これから何処かの空でも元気に飛べよ! パチンッ! なんてね

(※ 上記で使用した画像はすべて 高木さん の撮影です)


そうそう、前回のB747引退ブログを上げた後に
リビングの引き出しをひっくり返したら、こんな古いもの発見

1970年4月13日発行の LIFE誌  特集は EXPO'70

日本航空の広告があるかも~ とページを捲ったらありました!

もちろん B747 就航の広告で、英文なので見難いですが

~日本の最も美しい庭園は世界で最も広々としたジェットで花開きます~

 EXPO'70が行われる今年、JALの最初の747ジェット機が太平洋を越えます
 その機体は今まで開発された中で最も大きい民間航空機になるでしょう
 機内は今まで作成された中でも並はずれた装飾を特徴として
 それぞれのセクションが我が国の最も美しい庭園を表現しています・・・

広告下部の鶴丸と747 Garden Jet の文字が目を引く
ガーデンジェットなんて初めて見たが、当時らしいキャッチコピー

広告のモデルさんの笑顔は「こんにちは」なんでしょうが
今見ると「お世話になりました」って笑顔に見えてしまう
笑顔で「さようなら」だね
 
JAPAN AIR LINES  B747  GOOD BYE JET
コメント (2)
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この機体も消えていくのか・・・

2011年02月25日 | ノスタルジック航空写真館
JALからもう一つ消えていく機体はこの飛行機

エアバスA300-600R型、B747ジャンボと比べると大きな特徴がないので
素人さんには他のツイン(2基)・エンジン機と区別つかない方がほとんど

JALがこの機体を使い始めたのは日本エアシステムとの経営統合の為で
それ以前はエアシステムがいわゆるJASカラーで飛ばしていた飛行機だ

そのエアシステムにJASカラーが生まれることになったのがこのA300導入

1979年11月の航空自衛隊 入間基地で9日間行われた国際航空宇宙ショー
そこには地上展示とデモフライトを行うために、エアバス社のA300が飛来していた

撮影したのは天気が悪い平日だったが、会場は結構な混雑
小雨の降る中をA300はエアバス社のハウスカラーを身にまとい
胴体には購入が決まっていた「東亜国内航空」の文字を描いてデモ飛行


カラーでないのでわからないが、機体のカラーリングはJASカラー



A300を導入した東亜国内航空(TDA)は
このエアバス社のカラーリングをそのままいただいて就航させた

やはりこの機体にはカラー画像が似合うね

この後、社名変更で日本エアシステム JASのロゴに変わったが
この頃のまともな画像を持ち合わせていないので(後の祭りだが)、次世代の画像を

JALとの統合直後は、JAS塗装に急仕立てでJAL文字を入れていたことも


こうやってあらためて機体の変革を見直すと
流浪の民のように塗装が変わり、時代に翻弄された?機体に思えてしまう

今週末には大分空港で「エアバス300 退役さようならイベント」が開催される
副題が ~A300-600R 20年分の感謝をこめて ありがとう~

JALでも3月にはこんな企画があるようだ

ある意味ツインエンジンの先駆けだったエアバス機が、静かに今消え去ろうとしている
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グッバイ! 日航 (鶴丸) ジャンボ

2011年02月22日 | ノスタルジック航空写真館
日本航空のB747ジャンボが いよいよ退役となる

もう残り少ないスケジュールはこちら
JALのホームペジからありがとうジャンボのページへはこちら

最後を飾る機体はB747でも-400型でジャンボの中では比較的新しい型
私のようなオールドタイマーには郷愁を感じさせることもなく
今回はネタにするつもりもなかった・・・

ところが先日より最後の機体に小さく文字が入れられた
「41年分のありがとうを ジャンボに乗せて」と控えめに入れられた言葉に
心が動いてしまった、41年かぁ~! 「鶴丸ジャンボ」が終わっちゃうのか・・・

ということでグラスを傾け、昔の話を~
 Boeing747 1970-2011
鶴丸ジャンボが登場した41年前とは1970年(昭和45年)
高度成長の象徴 大阪万博の年であり、ミニスカートも大流行!
そんな時代に日航ジャンボは、ミニスカートの新制服と共に華々しく登場したね

     (今はない雑誌の裏表紙ですが、保存状態が悪いので)

そうそう当時のマニアには忘れられないものに
紀比呂子や范文雀が出演してた、TVドラマの「アテンションプリーズ」がある
今でも主題歌 歌えちゃうオジサンを何人も知ってるよ!
もちろん私も歌えるさ (爆)
このドラマもJALさんのタイアップで、B747の登場に合わせてだったよね

私がジャンボを初めて自前のカメラで撮ったのは
かなり遅くて1977年4月30日とネガのキャプションにある
それまでは友人にカメラを借りたり、オヤジのカメラを持ち出したりしたが
被写体は自衛隊機ばかりだった

そんな初めてのカメラで、初めて撮りにいったのが羽田空港
その風景にはJALの鶴丸ジャンボがもちろん写っている

記録写真を撮リ出す以前なので、機体の真横写真なんて皆無です




ボーディングブリッジなどなくタラップにバスの時代
目の前の到着機は、なんでも被写体になってしまう


そしてヤッパリ制服だけは絶対に外せません(汗)

っていう画像ですが、翼の厚みがジャンボの大きさを感じさせてくれるね

この頃は何処を見ても鶴丸が見えていたが
今回の引退機にはまったくないのがとても残念だ

最後のスペマに尾翼のアークに白の鶴丸描いたら涙ものだったのになぁ~

 そういえばJALさんでは来月に他の引退話も・・・
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失敗作ではありません・・・

2011年02月20日 | おいしい話
 
いきなりこんな画像で・・・(爆)

成田空港の売店で購入した 「おつまみ」 です
 
商品の名前は「塩辛、干しちゃった」
タイトルも絵柄もインパクトがあって思わず買ってしまった!

袋の中身を覗くと~

乾燥した小さな物体が入っていました

塩辛のイメージはまったくありません
アレを干したらこんなになるんかなぁ・・・


味は、かなりショッパイ! 裂きイカって感じです
物体が小さいのが気になりますが味は悪くありません
あと引いちゃいますが、塩分控えめの私は
「今晩はコレだけ」と自分に言い聞かせて、あと3粒だけネ~

日本酒か焼酎のお相手には絶対ですが、ビールにはどうかな・・・(汗)

北海道の函館にある会社が作っているようです
興味のある方はこちらをクリックしてみて下さい
 株式会社 布目 さんのHPに移動します
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今更ですが・・・

2011年02月17日 | セントレア
冷たい北風が吹き荒れる午前4時の高速バス停
真っ暗闇の中で震えながら遠征に向かった

直通バスの目的地は中部国際空港 セントレア

午前7時半過ぎに着いたデッキには、この日の目的機が目の前に!

大韓航空の、大英博物館 特別塗装機  B747-4B5  HL7488
大英博物館でハングル語による紹介が始まった記念の塗装だそうです

この機体は一昨年末?に登場した塗装でしたが
私は今まで縁が無く遭遇できなかった機体
前日に飛来情報をいただいて急遽遠征を決めました


晴れ予報だったのに冬型気圧配置による雪雲が多く、光は不足気味
でも私には貴重なショットです
それにしても寒い!寒い!

冬場のセントレアは離陸する機体のバックに
雪をいただいた鈴鹿山系や伊吹山地が写り込んで絵になるのだが
この日は雲が頂にかかりイマヒトツ


おまけにデッキが閉鎖になるかと心配するくらいの強風で
カメラもかなり振られてしまう

この機体が降りてきた時だけ陽が当たってくれました

オレンジの機体は鮮やかに映えます チェジュ航空のB737-86Q HL8234
ウィングレット付が撮れました

羽田でも撮れるスカイマーク機ですが
セントレアには今月1日から就航したばかりです

セントレアのデッキは機体に近く、ウィングレットに描かれている
小さなマーキングもバッチリ! 羽田よりも撮りやすいネ
この日は比較的新しい B737-8FZ JA73NC 「チェリー」が飛来していました

最後に紹介するのはこの日のもう1機の目的機
同じ大韓航空のスタークラフト特別塗装機 B737-9B5  HL7726

この日の遠征は2機の特別塗装機が見られるカモ、との情報で決行しましたが
一応これで目的はコンプリートです

ゲームのコマーシャル塗装とのことですが、この塗装も出現してからだいぶ経ちます
ここセントレアでは飛来する機会が多いようで

他のマニアさんは「なにを今更」と知らんぷりしてました(爆)

雪の影響で欠航や遅延が出ていたこの日、目的機以外に収穫はなくこれにて撤収
でも半年ぶりのセントレア遠征は満足の一日でした
コメント (6)
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