三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

お盆が終れば~ 秋風が・・・

2024年08月20日 | 信州まつもと空港
お盆が終れば~ 秋風が なんてタイトルにしたのに
先日までの 信州らしい朝晩の涼しさはどこへやら

エアコンがなければ寝苦しい毎日にグッタリ

秋風の代わりに部屋にやってきたのは、蚊 と 大きな蝿 と コオロギ
今まで暑過ぎて登場できなかったのかな、これも晩夏の風物詩になるのかも


前回の記事に書いた、TJAR トランスジャパンアルプスレースが終了したようだ
標高3000m級の日本アルプスの稜線を駆け抜けた面々は いい顔してゴールしてた

そんな天空の競技もですが、我が家の上空は
夏場の時期は雲が多く、クリアな空は望めない
加えて、ベランダも 屋根も 火傷しそうなほど高熱になっているので
エンジン音が聞こえても、おいそれとは飛び出せない・・・

それでも、まつもと空港 の 8月の風物詩でもある
「JALの大阪季節便」のアプローチを証拠で撮っておく

昼時の到着なので 日射しも真上、逆光覚悟で~ 色がでないや


先日は、陽が沈み 昼間の暑さも衰えた頃
久しぶりに ISS(国際宇宙ステーション)を 我が家から観測

 この日の距離は 約550km でかろうじて撮影
 


翌日は最接近の真上通過、 高度約400km なんだが真上って撮り難い
撮影結果に、あまり変化は感じないが 航跡が違うので ISSの傾き方も




この8月は 昼間に救急車の警報音を聞くことがやけに多い
地元でも熱中症患者の搬送がありそうな気配

空飛ぶ救急車、ドクターヘリの我が家上空通過も増加気味
山岳遭難のニュースも聞くが、捜索救助は県警機や防災ヘリが担当なので
ドクヘリの出動は大抵 別事案

ドクヘリの特徴的なエンジン音が通過機より大きくなれば、どうしても体が反応

暑くても屋根上に飛び出してしまう自分

その機体が撮りなれた、定番の信大機  JA120D でも同じこと

毎回Pさんとバイザー越しに挨拶? してるのかも
「屋根上の編隊マニア」で有名になっていないことを願う(笑


患者の機内搬入を終えれば、救急車は散水用の消防車と共に定位置へ



 建物の隙間からの撮影なので、陽炎の影響も大でメラメラ

  



離陸した機体は、エッ 南行き?
そちらの病院搬送って、この場外からは稀な 
というわけで、後は小さくなる一方で~ 見送り終了

急いでエアコンの効いた部屋に避難


ドクヘリの エンジン音より、重低音で響いてくれば ロクマル だ
かなり早目から響いてくるから、待ち構えることも

機体は陸自ではなく、空中給油プロープを装備の空自 UH-60 機
画像を確認すれば、ローターから少しベイパーがでていた
でも逆光気味で真っ黒けだよ・・・

猛暑の影響でもないだろうに、今夏の我が家上空はネタ不足に終りそう


※ 先に書いたTJARだが、HPよりも「 #TJAR 」で検索したほうが競技結果が反映される
   今回1位でゴールされた方のタイムは 5日と1時間26分
    YouTube にゴールの様子があがっていたのでリンク貼っておきます
  TJAR2024】No13 土井陵選手 5日1時間26分 1位でゴール 牛妻、しずはた、大浜街道 インタビュー
   (Taichi Kobayashiさんの動画です)
    途中、競技直前に発せられた「南海トラフ~」で出場を辞退した
     トップ争いを予想されてもいた 静岡消防隊員が出迎える姿が印象的
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夏の終わりを告げるハーモニー

2024年08月15日 | 歳時記かな
今月の8日、緊急交代勤務で早朝に入った仕事先
部屋の窓を開けた途端、セミの鳴き声が迎えてくれた
夏の終盤を告げる初音だ

そして迎えた13日は迎え盆

夕方には、こんな 乾燥した白樺の樹皮を焚きあげご先祖様を迎えます


この煙と香りが、懐かしさとともにお盆がきたことを感じさせてくれる


先日のブログにも書いたが
今年は、2年毎に行われる「トランスジャパンアルプスレース」の開催年
夏の終盤とはいえ、猛暑の8月開催は大丈夫かな~ とも思ったが

8月11日の午前0時に富山湾をスタートした鉄人達は
今も休憩や寝る間も惜しんで、アルプスの峰を駈けているなんて


(大会 HPより)


(大会 HPより)

以前にも書いたが、日本海から太平洋までを
自分の足だけで 北アルプス、中央アルプス、南アルプス をも走り抜けるランナー達
長野県下の近くでも、選手を見かける機会はあり
今年も昔の同僚から「選手らしい姿と通勤時にすれ違ったと~」

昼夜の別なく走り、歩きつづけるので
知らなければ不審者に見られることも?ありそうな(笑


(大会 HP GPS画像より)

今年も前回の覇者が、2位の選手を大きく引き離して
現在、南アルプスを縦走中でコース終盤に向かっている


(大会 HP GPS画像より)
※画像のトラッキングは昨日のもの
 現在先頭選手は飯田市の茶臼岳を静岡県側に向かっています

それにしても、TJARの終盤には必ず襲来する台風
今回も東に少しズレ気味とはいえ、台風7号が接近中
アルプスの稜線では影響が出始めている頃かも

今週末にはこのレースも終了するが
天候を含め無事に終了することを願いたい


それでも、朝晩は涼しくなってきた信州
迎え盆の夜には、秋を告げる スズムシの初音を聞けた

しばらくは網戸の向こうが喧しいが、これも夏の終りのハーモニーということだ

※ 追)TJARは今朝(8/16)2人の選手がゴールしたようです
    タイム等の公式発表はまだありませんが、山岳オリンピックの覇者にもエールを
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思わず ジャケ買いしちゃった

2024年08月11日 | プラモの話
更新が滞っております
私生活のゴタゴタと、猛暑のおかげで体調もイマイチに

年寄りのデイサービス先から 「暑さなのかグッタリしてますが~」と連絡がきた
その状態でも家族の中では一番元気なんです
なんたって、年寄りの部屋が我が家では一番涼しいし・・・


ここ数日、昼間は猛暑なんですが
陽が沈むと、涼しい風が吹いてくる 周囲に雷雨も来ないのに これぞ信州ってか
 
というわけで、涼しいうちに
急いでこの記事を出さないと内容も古くなりそうで(笑


レコード関係でチョクチョク言われた「ジャケ買い」という言葉
レコード ジャケットのデザインや写真に引き付けられて、つい手を出して~ 
 聞いたら好みじゃなかった・・・ なんてのもよくある話だった

航空雑誌や模型誌の発売告知に購買欲が盛りたてられることはあっても
表紙を見て、いわゆる雑誌や本の「ジャケ買い」はなかなかできない

一番の理由は、昔に比べれば雑誌本体の価格が上昇し
簡単には手が出しにくくなったのと
これ以上 本が増えると床が抜ける~ 、自分 共々 我が家の年齢にも一因する事案で(笑


ところが、この雑誌「月間アーマーモデリング8月号」には~
 (すでに9月号が発売されており、先月号の話しです )
普段なら一瞬 躊躇する、決して安くはない値段なのに
一目惚れというか、中身も見ずにレジへ直行してしまった

それは表紙がいつものAFV(装甲戦闘車両)類ではなく
イラストの模型屋さん だったから~ つい

イラストレイターの「モリナガ・ヨウ」さんが手がけたもので
水彩画のような優しい色タッチが、以前から好きな画風だった


雑誌を開けば~ 笑顔になれること間違いなし

昭和の懐かしいプラモの世界を蘇らせてくれる
今回は記事を読むよりも、イラストを楽しむって感じ

プラモ用の塗料瓶のイラストを見れば
ホラッ、これもあった! アレは買えなかった!
 と昭和の? 模型少年に戻れる
コレは確か 引き出しの何処かに・・・


こんなのでてきました 「プラシャイン」
アルミの細粒だよね、下塗りした模型面にコイツを擦りつければ金属肌に~
なんて上手くはいかない代物で、扱いは案外ムズイ
上手くいっても、完成直前の表面処理でクリアー等吹きつけたら ハイそれまでよ
 普通に「銀塗装」に早変わり なんてね 


昭和のプラモ創世記から1990年代まではプラモを普通に作ってたけど
2000年前後に高性能ビデオカードを使ったパソコンを自作し
フライトシュミレーターで憧れのパイロットになれたり(笑

デジ一眼カメラは手が届く価格になり、撮影遠征で日本中の基地へ空港へ

そんな新しい楽しみに、昭和のプラモ少年から足を洗ってしまい
昭和時代の塗料とか、もう使わないだろうと半分くらいは捨ててしまった

当ブログにある カテゴリー「プラモの話」に登場する作品は
当初は 過去作品ばかりだったけど
2010年頃から再びプラモに手を出し始め、製作中記事が書けるようになった

昔は、年に 3~4機の製作ペースが
いまは、年に1機? いや2年に1機かな、のスローペースでも
再び、プラモ少年? いや「プラモじいさん」をやってる


7月から8月の猛暑で、色々と気力もなくなり
現在 夏休み状態のプラモ製作ですが、休み前には~


キャビンの天井を型とりし


こんなプリント作ったり

ふと思い立ち

ディテールアップパーツの中で
使い物にならない、空中給油プローブを真鍮パイプで作りなおして

今回紹介できるのはこのくらい
8月ってお盆はあるし、ガタガタしていて何かと忙しい
プラモ制作の夏休みは、しばらく延長ということになりそう
再開は秋風が吹いてからになるかな(汗
コメント (4)
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猛暑の 鉄板料理 は途中棄権

2024年08月03日 | Weblog
連日オリンピックの盛り上がりを、時差で見入る家族を横目に
あまり興味のない私は、猛暑にやられて動く気力も消えそう・・・

そんな中でもビタミン剤を飲みながら、なんとかズクだして~

配送の途中に見えた南アルプスを車窓から

 左の 東駒ヶ岳(甲斐駒)と 仙丈岳


 こちらは仙丈の南で映える、塩見岳
  (北岳と書きましたが、勘違いでした 訂正してお詫び申し上げます)

この日も外気温は35度近くでも 湿気は少なめ?
夏山は 素肌を綺麗に現わしてたけど、雲はまだまだ 夏雲だわ

そういえば、今年は隔年で実施される
トランスジャパン アルプスレースの開催年だったような
(日本海から太平洋までを徒歩で山岳縦走する鉄人レース)

検索すれば~ 来週末からレース開始だとか、私はこちらの方に興味深々


暑さをこれで乗り越える~ 

 いただいた、夏野菜も真っ盛り
 
 暑さには、トマト や キュウリ が カンフル剤
 シシトウ だってカレールーで消費しまくる


先日は、自宅で生ったという スイカ も届いた
松本盆地の「山形村」や「下原」のスイカも今年は食べられたが
無名の玉も、今夏は出来が良さそうだ


冷房の利いた仕事場では、同僚と茸の話が出る事が多いこの夏
長雨が続いた今季は、タマゴ茸、や アカヤマドリ茸がでてそうと~
冷房の部屋なら、採りに行きたくもなるのだが
一歩部屋から出ればそんな気力は木っ端微塵で(笑


そいえば、昨夏までの我が家では
 「猛暑下を、 我が家は週一の「たこ焼き」で乗り越えた!?」
  「暑気払いを兼ねて タコパ やったり」
 なんて このブログでも記事にしたが

暑気払いのつもりで 今夏も 鉄板 を準備した
 

ちょうど世間では、たこ焼き の生地にキャベツを混ぜるか問題も
 我が家は関東勢? なので入れるけど
 生地がたこ焼き粉に書かれたレシピよりもかなり緩めなので
 お好み焼きの生地 似 になることもなく気にもしなかった

画像の たこ焼き 、たいていは2面で32個を 家族でたいらげるのだが
今回は鉄板の熱さが気になり一面途中で~ もう無理!
 こんなことは初めてだよ、これも猛暑の影響かな・・・


そして昨日は職場の 暑気払い
久しぶりの「焼き肉屋」での開催に、勇んで出掛けた




肉 厚いし、牛タンもあるし、好きな ジンギス や ホルモン も
ノンアルだけど、ジョッキでビールテイストだし(なぜか泡なかった)

食べるのに夢中だった、はじめのうちは良かったけど
そのうちに鉄板の熱さが気になりだして
真横に換気扇あるし、真上にエアコンの吹き出しあるのにね

終われば、暑気払いは 鉄板の熱気にやられて~ って感じで
脂身の強いシロコロでお腹も緩くなるし・・・


来週明けには 立秋 だというが
夏の標記は終わりを迎えても、この暑さといつまで付き合うことになるのやら

みなさん ご自愛下さいね
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オリンピック開会式 恒例~ アクロ飛行は?

2024年07月28日 | エア・タトゥーの思い出
毎日暑いですね 

お隣ブログであり、同好の士でもある バーバーショップのオーナー さんブログに
髪を1cm切ると体感温度が1度下がるよ~ と書かれていたので
猛暑対策の一環で、 私もベリーショート にしてきました(笑

私の髪の毛は硬く、短いとセットもしなくて良いので 楽珍


空モノ ネタが乏しく、更新もままなりませんが・・・

オリンピックがいつから始まるか知らなかったけど
今回はフランス開催と聞こえてきてたので 

毎回 開会式や閉会式を彩る、各国空軍のアクロチームや軍用機達
今回はフランス開催となれば、空軍のアクロバット飛行チームは
8機というヨーロピアンスタイルの演技で有名な パトルイユ・ド・フランス




開会式ではどんな飛行を見せてくれるのか楽しみ~
 と事前に検索してみて、やっと知った開催日(汗

それでもフライト情報はなかなか載ってなくて
開催前日に見た現地からの天気予報では、大雨に雷マークまで
(フランスの天気予報、雷マークは紫のイモムシみたいだぜ)

これじゃ飛行中止かも? と思っていたら
  ~開会式で 飛んでる動画が出てましたが、削除されてしまいました 残念
 
 飛行高度 800ft で、巨大なハートをスモークで描いたのだが
 雨雲の為 水平ハートだったし
 通常はトリコロールカラーの3色スモークで描くのに~ 赤だけか 
 それでも よく飛んでくれたよ



雨の オリンピック フライト だった リベンジというわけではないが
自分が昔に見た、 パトルイユ・ド・フランス の演技から幾つか紹介してみます




スモークで多用するのは、フランス国旗色の トリコロールカラー

 
1993年に見た時は、チーム誕生40周年で尾翼はその記念塗装だった

ということは、昨年 2023年がチーム 70周年だったわけで
  ~自分も歳をとるわけだ(笑



今回のパリ上空でも、上画像のようなビッグハートを描くハズだったろうに
ハートを射る矢を半分 描き終えた、ゴミのように映る2機編隊がわかるだろうか

大抵のアクロチームは、単機でそれぞれのスモークを担当するが
パトルイユドフランスは、ハートを描くのに 3機×3機でトリコロールの3色スモークを使い
ハートを射る 矢を2機が担当するという チームの8機全機で描く大技

  
 今回の動画を見ると、ハートを描いた後は こんな ブレイク で演技を〆ただろうに 


8機という大世帯のアクロチーム
後半で見せるソロの演技は単機ではなく、2機または 2×2 のデュエット演技



2機編隊のまま会場内を曲線を描きながら飛び去っていくんだ




クロスも2機×2機がほとんどなんだが、撮れたのは単機のクロスだけでした




どうもフランス勢は、このデュエットスタイルが好きというか、上手いというか
他のフランス軍 戦闘機でも見る事ができた RIATの思い出画像はまたいつか



21世紀の時代に入ると、ナイフエッジを混成編隊に取り入れたのも最初のチーム

初めて見たときは、驚いて シャッターを押せなかった事を思い出す

科目は違いますが、それ以前はこんな感じで



今回の開会式では、ニュース画像も数えるほどだった パトルイユ・ド・フランス
閉会式までには何かやってくれるかな つい期待してしまうマニア心
 
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