三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

1/144 全日空バイカウント Vickers Viscount 800

2007年07月30日 | プラモの話
先日紹介したブリティッシュヨーロピアンのバイカウント700型
そのデカールが見つからずお蔵入りになっていた頃

バイカウント(Vickers Viscount) の魅力に負けてしまっていた私は、
我慢できずに先に手に入れていた同じウェルッシュ
 1/144 バイカウント800型
これを全日空の塗装で製作にとりかかた。


機体と一緒に写っている丸い板は 全日空バイカウント機の外板で出来たボタン。

昔、森永製菓だったかな?バイカウントが退役するのに合わせて
抽選で制服やパーツ、機体外板で作られたアクセサリーなどをプレゼントした。
それに当たったボタンで、3個がセットだった。 JA8207と刻印もされている。
(指輪も当たったが行方不明、ボタンも一個行方不明)



このバイカウント機はバキューム製だから手はかかる、
バキュームのプラ板にはプロペラも浮き出ているが実際には使うことは不可能。

スピナーはどこかのキットから持ってきた爆弾かミサイルの先。
プロペラはプラ板から削りだす。4枚ペラだと16枚同じものを作る。
同じ作業を繰り返す、こいつが一番辛い。


デカールは1/144の童友社 フレンドシップ全日空旧塗装 キットから
文字とリリエンタールマークをいただいてきた。


こうやって見ると、バイカウント機は普通のジェットライナーのように
ピカピカに仕上げるより、少し汚して銀も艶がない方が重量感もでて
いいのかな・・・ なんて思ってしまった。


ところで昔、まだ国際空港だった羽田で臨時職員として
貨物搭載などをしていたことがあった。

その時に長老的存在の方から
「バイカウントが羽田に到着した時(1961年とある)は、
いきなり片翼のエンジンを停止して管制塔をかすめて飛んだんだ。
みんなビックリしたぞ!」 と聞いたことがある。
デモフライトだったのでしょうが、今なら大問題になってしまうところだ。
当時はそんな時代だったんだね~。
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いつもの居酒屋報告 6

2007年07月28日 | いつもの小料理屋 さん
いよいよ信州も夏本番!
盆地の夏は暑いゾ! 信州と言えども涼しいのは高原のみ。

仕事先は冷房の効いた店内でも、一日の仕事が終わればビールがほしくなる。
ということで暑気払い(春から何回目だ?)を いつもの居酒屋で。


店内に入ると大きな声で話すお客さんが飲んでいた。
この方、珍味の持参人でいろんな変わった物を持ってくる。
今日はしし肉(猪だよ)、と土用きのこを持参したそうです。

本格的な珍味(スズメ蜂とか松茸とか・・)は9月に入ってからとのこと。



今日のお刺身は新サンマで

おまけでイサキとマグロがのってました。
岩ガキも食べたいなぁ・・と来ましたが入ってないとのこと(残念!)


煮物は トマトの冷煮だそうです。

ミョウガとクラゲとキュウリ、オクラが添えられ見た目も夏!
粒カラシでいただきましたが、さっぱりしていて思ったよりも美味かった。


焼き物は イサキを頼んだけど、お刺身で味わってしまったので
こちらにしてみましたと 黒鯛に。

塩加減もバッチリ!


続いて揚げ物は 夏のこの店定番 ゴウヤのかき揚げ

私はゴウヤ 本当は苦手。
でもこのかき揚げはOK。 塩で揚げたてをいただくと苦味も旨みに。

他には コチ(たぶんメゴチ)の天ぷら

添え物はピーマンにズッキーニの天ぷらも。
この コチが お代わりしたいくらい美味いんだ!


今日のお勧め焼酎は 大分の「おこげ」という麦焼酎
芳ばしい香りと芋焼酎のような口当たり。
 

この店は、常連ばかりだから焼酎を頼むと 写真右側の入れ物
にいっぱいに注いでくれる。あとはご自分のお好みの濃さで・・・、というもの。
おばちゃん曰く。
「どうせ飲むなら美味しく飲んだ方がいいじゃんな!」
私はこれで3杯は飲めるぞ。


途中にいただく、おばちゃんの漬けた甘~い梅も箸休めにいいよ。


せっかくだから、声の大きな狩猟人?(笑)が持参した珍味素材
「土用キノコのしし汁」もいただく。

しし肉が 案外柔らかくてクセもない


今日の〆は レタス入りの素麺?だかウドンだか・・・? 忘れた!

酒の後にはこれも最高! 夏だね!

今日も美味しく飲ませていただきました。

狩猟人さんに秋のオコボレをお願いして店を後にしようとしたら、
「春に 破れがさ 食ったか!?」と聞かれて、
「食べなかったけど・・・」 ~と答えたが 何それ???
マスターに聞いたら山菜だそうで、
メニューには山菜の天ぷら盛り合わせとしか書いてなかったとのこと。

破れがさ どんな山菜なんだろ? 来年また頼みますネ!!


さて駅に着くと同時に、今日は時間通りに電車到着。(ギリギリ)

揺られているうちにオススメ焼酎のせいかいつもより酔いがまわってきた・・・。
 オヤスミ・・・。




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フジミ印の ファントム その 2 (タイガー・ファントム)

2007年07月26日 | プラモの話
今回は前回予告したようにフジミ社の1/72 F-4E ファントム

ファントムでノーズの長いE型やF、G型などは
シャークティース(鮫口)塗装がよく似合う。
ベトナム戦争時代から現代までさまざまなシャークティース
の機体が出現したが、今回紹介するのはなんと虎の顔。

題して、タイガー・ファントム!


ニュージャージーANG 141TFS の塗装機を再現。
前回と同じく 「航空ファン誌 1988年10月号」 に掲載された
こいつの写真を見て一発で惚れこんでしまった。
グレーの制空迷彩に描かれたタイガーは同系色でデザイナーズセンスの光るもの。



翼下の吊るし物も雑誌写真とほぼ同じ物をつけてみた。


グレーの機体は茶色系の墨入れやウェザリング(汚し)を施すことで迫力が増す。

バックの黒紙の重なりラインを画像処理するのをまた忘れた!


◎今朝から色んなテンプレートに変えてみたがイマイチ
 結局はこれに・・・。
お騒がせしました

でもまた変わるかも(爆)


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フジミ印 のファントム

2007年07月24日 | プラモの話
フジミ社が1/72 ファントムの決定版を発売!
と1980年代の初め頃、鳴り物入りで各型を続々と発売した。

ファントムはとにかく機体のバリエーションが多い。
Aは別格としても、B、C,D,E,EJ,F,G,J,K,M,N,S
さらには偵察型のRFシリーズなど・・・。
そしてそのすべてが魅力的なスタイルだ。

ゆえにフジミのキットが発売されるとつい、
この型はあの塗装とこの塗装で・・・などと考えては
買い込んだキットは20個を超えていた(マニアではかなり少ない方かな)。

さて、フジミのファントムで初めに作ったのは、
たぶんブリテイッシュファントムだったような・・・

実は、この頃の完成機体からいつ頃作ったものかわからなくなってしまった。
見えない所に製作日時でも記しとけば良かったとこの頃思うが遅かりし・・・。

と言う事で今回は 「フジミ印のファントム 紹介その1」 とでもしておこう。


航空ファン誌 1988年10月号に載っていて作りたかったこの機体!

カナダ・オンタリオ州のロンドンで開催された航空ショーで展示された
ファントム30周年記念塗装機 米空軍予備役航空隊のF-4D(66-7765)

この塗装機をフジミはデカールに選択、販売してくれ、早速製作したものだ。
コックピットに掛けられた昇降用ラダーは PP AEROPARTS のエッチング製。



このF-4Dと次回紹介予定のF-4Eは同時期に塗装した記憶があるから、
ほぼ同時進行で完成させたかも。



インテークベーンにはファントム使用国の国旗が描かれており、
日本の日の丸ももちろん確認できる。


ライトの関係で画像が赤みを帯びてしまった。
これでも修正したのだが・・・。
次回からはライトを昼白色に交換して撮影してみようと考えている。


しまった! バックの黒紙の重なりラインを画像処理するの忘れた!


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ファントム プラモ

2007年07月21日 | プラモの話
前回の [ファントム1作目はブルーエンゼル] からだいぶ経ってしまったが、
今回はその続き。

レベル社の1/72 ブルーエンゼル・ファントム4機セットを買い
気持ちはエンゼル4機を揃えて・・・と思うのだが
実際は1機作り上げるのがやっと。

しばらく残りは箱に入れたままにしてあったが、やはり好きなファントム。
航空雑誌に好みのマーキングをまとった機体写真を見ると
ムズムズと製作意欲が湧いてくる。

今回紹介するのはファントム2作目のRF-4B と3作目のF-4D。



RF-4BはIMCの、バトルダメージシリーズの機体。
このキットも元はレベル社のファントムの焼き直し。
後にリンドバーグから再販もされたが・・・。

胴体を延長して水平尾翼をスラットなしで自作。
主翼前縁の厚みを増やし、コックピット、キャノピーは完全自作、
機首もほぼ完全作り直し。
マーキングは雑誌に載っていたバニーマークの VMCJ-2 モデックス 1 で
国籍マーク以外を全て手書きで完成させた。

後日(1977年9月27日)この機体(実機)機体番号 57344 は
VMFP-3 へ移動し空母ミッドウェイに搭載され日本に帰港中
厚木基地を離陸直後、横浜市緑区に墜落
地上の家族が亡くなるという悲劇を生んだ機体になってしまった。


次の3作目のファントムF-4Dはブルーエンゼル4機セットから製作。
同じレベル社だから改造箇所はほぼ同じ。
違う箇所は、水平尾翼はスラット付で自作。
翼上面に低圧タイヤ用の張り出しを追加、等々。
マーキングは不要デカールの切り貼りでなんとかした。

写真は広角のマクロで撮ったら歪んでしまった(汗)。
さらに胴体延長部分が経年変化でパテがヒケてしまっている。


この後日本のフジミ社からファントムの各型が次から次と発売され。
レベル社のファントムはこれで製作終了。
残ったレベルのキットはゴミと化してしまった。

コメント (8)
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