三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

我慢できずに~

2016年05月29日 | 厚木基地 12年~18年
5月中旬には出航すると思ってた、原子力空母 R・レーガン
その艦載機は、現ホームベースの厚木から岩国への移転が間近で
次に帰港する時には艦載機は岩国へ降りてしまいそうだ

身辺の忙しかった私は、空母出航前の艦載機の撮影を諦めていたのだが


空母は試験航海後も横須賀に停泊しており
艦載機も厚木で元気に飛んでるという情報をもらえば、もう我慢はできません!


厚木基地の最寄駅を降りた直後
複数のアフター・バーナー音が周りの空気を、建物を 震わせ私を歓迎してくれた(笑


 こんな風に始まった週明けの厚木基地では
 午前と午後に、それぞれ約20機の F/A-18 が続々と訓練空域に向かった
 残念ながら殆どが色なしのイモ番ばかり

 それでも、これが見納めかも~ と撮影に来たからには
 どんな艦載機でもこの目で見て、爆音を体中で感じておきたい気分


 空対空ミサイルの訓練弾を携行した、空戦訓練スタイルがほとんど




 トリミングしてみると、コックピットには星条旗風のなんだろ?



 遅れているとは言え 空母の出航は近いようだ、タンカー・スタイル(空中給油機)も多い





  サミットを数日後に控え、パトカーの往来も頻繁な撮影ポイントは
  艦載機の移転を前に、いつもより確実にギャラリーの数が多い

  離着陸の合間に話題になるのは、そんな艦載機よりも~
  名古屋空港(小牧基地)に展開している米大統領輸送用のシーキング と
  前日の夕方にベトナム訪問へ向かう途中に横田基地に立ち寄った
  オバマ大統領が搭乗したエアフォースワンの話題ばかり

  シーキングは以前の大統領訪問時に撮影された方が多かった
  前日のエアフォースは、遠路 新幹線等で緊急展開した方もいたとか

   どちらも撮れなかった私は、皆さんの話に指を銜えるのみ・・・



この日のフライトは、イモ番ばかりと先に書いたが
その中には数日前から飛び始めた #102 と、厚木スプリングフェスで初対面した #600 もあった


 #102は昨年撮り逃し、すでに塗装は剥がされていると思っていた
  一部に剥がされた部分はあるが、尾翼のガラガラ蛇は健在で ホツ (リンクは昨年の厚木フェス)




 両機ともに、午前と午後の2回のフライトでギャラリーを楽しませてくれた



周りのギャラリーから #600は毎回フルストップで降りてしまうんだよ~
と教えられましたが、今回も撮影はワンチャンス

他のイモ番 リバティーは何回かのタッチアンドゴーを繰り返してくれたのに残念


午後の撮影は東名高速の北まで足を延ばしたが、艦載機のヒネリは少なく
周りの樹木の緑も勢いが良く、降りてくる機体に重なり散々な結果になってしまった



 ヘリはオマケ程度のフライト数

 ソノブイカバーに描かれた絵柄、ん~ わからん


 こちらは逆にカバーなしで、発射口 丸出し


 キャビンの黒ヘル乗員と、なんとなく目が合った感じが~


                                                      ~つづく
コメント (4)
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 ところ変われば~ 

2016年05月26日 | Weblog
 3月中旬、北陸への遠征途中に起きた家族の緊急事態に呼び戻されて以来
 休日も休まることもなく、自分の身辺がとにかく忙しい

  まるで再就職を待っていたように、次から次と起こる事態に・・・



   そういえば、専門病棟の集中治療室には「ペッパー君」がいてね
   毎朝夕に立ち寄ってた私を覚えてくれたのか~

   ある朝、治療室を出ようとした私に 「行ってらっしゃい!」 と声を掛けてくれた
   これには正直ビックリ! 精神的に疲れていた時で、思わず笑顔になれたよ

    
      (生産者の方からいただいた、新品種の薔薇だとか)

   

 ガタガタが続いてたけど、何とか 厚木フェス には顔出しできたし
 先日、無事に「ナースの砦」からも解放されて普通の生活が戻ってはきたけど

 自分への「お疲れさん!」も兼ねて、「静岡ホビーショー」へ日帰りを計画
 家族の了解も得て、帰りは「静岡おでん」で一杯~ なんて考えてたら届いた身内の不孝・・・
 連絡くれた家族も申し訳なさそうだったが、こればかりは仕方ない


 ところで、葬儀といえば 「所変われば~」 なのが葬儀
 東京と信州の地元、そしてこれから書く信州佐久方面しか出席したことはないのだが

 私の地元と東京とで大きく違うのは通夜のやり方と火葬の順番
 信州では火葬を終えてから告別式を行う地域が多く
 関東方面からの出席者が、葬儀で故人に最後のお別れが出来なかったと聞くこともある


 その広い信州では
 葬儀のやり方が私の住む信州中南部と、長野県内の他地域とでは違いがあるようだ

 その地域のやり方に、どちらが良い悪いということはない
 ただ事前情報は少なく、自分の地域の方法が万事~ と思い出席して戸惑うことも

 長野県ローカルの新聞には、全県内の「おくやみ欄」があるが
 場所ごとの葬儀方法の違いが載ることはない


 10年ほど前に信州佐久の葬儀に初めて出席した時
 同行した親戚とその違いに戸惑い、葬儀場のスタッフを質問攻めにしたことがあった


 
 葬儀の開始時間が、葬儀案内に書かれているが
  その時間の意味についてもそれぞれの地域で異なるようだ

 私の地域では、葬儀開始時間と書かれた1時間程前あたりに一般会葬者は焼香にうかがう
 葬儀会場には案内担当者と焼香台、遺影があるのみ

 佐久方面では、葬儀開始時間の30分前までに葬儀場に一般会葬者は集まり
 30分前より、葬儀参列者(身内の)が着座した厳粛な会場に入り焼香する


 これは聞いた話だが、信州南の飯田方面では
 葬儀時間が、一般会葬者の受け付け開始時間になっているとのこと
 先のローカル新聞に載る葬儀時間は、飯田方面だけは告別式開始時間になっていた
 こんなことがなければ気がつくことはなかっただろう


 事前情報なしに出席して、一番悩んだのが、佐久方面でいう~ 「灰寄せ」
 「灰寄せに出席しますか?」と聞かれ、「火葬に出席?」 文字から安易に想像したのだが
   灰寄せ = 精進落とし = 会食 のこととは


 帰りの車の中や帰宅後に、「所変われば~ と言われるが・・・」と話しのタネになった

 先日の葬儀場では、「灰寄せ」の下に「会食」と小さく書かれていた 
 10年前にはなっかた事で、他地域からの参列者で迷う方が多いのかもしれない

  色々書いたが、逆にその地域の方が私の地元に来られた時には~
  「驚いた!」、「ところ変われば~」と間違いなくなるのだろうね




 佐久で行われた葬儀に参列した翌朝には、別の身内の不幸の連絡が入るとは

 葬儀は地元で行われたが、初めての体験となる「神式での葬儀」は
 これまた驚きの連続だった

 地元で地区の役員を担当していた時には葬儀が続き
 全て仏式ではあったが、宗教、宗派に関係なく
 喪主さんの意向もあるだろうが、葬儀の受け付けや精進料理に変わりはなかった
 式の進行には若干の違いはあったのだが・・・


  そういえば地元や佐久でも会席に同じ料理がならんでいた

   信州ですからね、祭りでも葬式でもコレが出されることは多い
  
   「鯉のうま煮」  アッ、佐久方面は「鯉」の本場ですものね

  


 佐久では大きな「鱒 料理」も出され美味かったが
 
  せっかくコレの謂れを聞いたのに失念してしまった・・・



 
   「御黒飯」です、私の所でも似た感じの
     普通に白い「お強(赤くない赤飯)」が一般的ですが、御黒飯 とは言わないかな


 それから、あまりに普通なので画像を撮り忘れてしまったが
 私の地元の葬儀では、精進料理の天ぷらには「天ぷら饅頭」がありました

 白皮に黒餡の普通の丸い饅頭を、大抵半分に切って天ぷらにします
 地元では、法事には欠かせない食品です

 年寄りがいる家庭では、買い置きした饅頭が冷蔵庫の冷凍室に大抵は鎮座していて
 普段でも「天ぷら」を揚げるついでにコレも、なんてことがあるようです


 私は甘い饅頭が苦手ですが、食べればそれなりに美味いとは思います(汗

  これも立派な「ところ変われば~」 だよね

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あっ! 今年も見つけた!

2016年05月24日 | Weblog
その日の朝、仕事場先の周りを掃き掃除している時に見つけたトンボ
 今年初めての遭遇です


少し離れたところには グレー色した小さな物体が・・・ 抜け殻だ!
というわけで 慌ててカメラを持ち出した


石の柄がうるさいので見難いが、左にあるゴミなようなものが抜け殻

ということは、成虫になったばかりのトンボというわけだ

昨年も同じ場所で、同じ時期に抜けたばかりのトンボを見つけてブログネタにしたが

まさか、今年もこんな水もないところで対面するとは!





本当に見難いが、ヤゴの抜け殻です




どうみても普通のトンボだが、以前は夏の終わりに必ず対面できた
オニヤンマの生まれたても見てみたいものだ





    貴重な画像を発見!
   自然豊かな所に住む 同僚から以前いただいた画像を探したら  
   
   ありました トンボ(左) と 蝉(右)の生まれる瞬間です
    こんな時に遭遇するなんて羨ましい!
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伊那 御柱祭  ~建て御柱

2016年05月20日 | 平成28年度 申年 御柱祭
中休みをいただいた、平成28年度の「伊那 御柱 報告」もいよいよフィナーレです

御柱祭の最後は、神社の四隅に曳き寄せられた柱を建てる「建て御柱の儀」


 この神社社殿の四隅に柱が建てられます
 
3日間行われる御柱の里曳きだが、最終日のこの儀式への参加は今回が初めての体験

自分は3連休取得が難しい仕事場なので、今まで見られなかったが
なんとしても見てみたい! ということで
再就職で勤務体系が変わったことをいいことに、なんとか休みを確保
次回は生きてるかわからないからね(笑

でも見られるのは時間的制約で、午前に建てられる「1の柱のみ」


境内は危険防止の為に、建て が始まると規制線が引かれるが
腕章いただいたカメラ担当ということで、自己責任のもとに撮影に専念



この穴へ建てるんだ! 、柱に乗る光栄な氏子には安全帯と立派なカラピナ
(実施日は4月25日で、過去にはワイヤーが切れけが人が出た経緯もあり
  安全に配慮されてましたが、次回の御柱にはカラピナの数が増えることと思われます)



先ずは「姫」の鳴きで始まった「建て」、前日まで2日間鳴きつづけた後ですからね
 若いっていいね! 



選ばれし勇者の鳴きがはじまりましたが、 いつ持ち上げ始めるのかな~

 と思っていたら~ いつのまにか柱は浮いていた!


ラッパの囃しをバックに、ゆっくり確実に立ち上がっていく柱




その柱を建てる原動力は、コイツ

時々 人員交代で休憩が入ります(笑
でも、ここも緊張の巻き上げ現場 ラッチが外れたら~ ワイヤーが切れたら~



この柱では全員が最初から最後まで立ったまま柱は建てられます
自分の足元と、安全帯だけが頼り

後日、乗った知り合いに聞くと~
 「安全帯があったから、怖いとは思わなかったけど
    柱からロープを伝い降りる時には、ロープの角度が急で緊張した~
     前に降りた彼は体重あったから、一瞬ドッキ! だったしね)



柱がこの角度になると、撮影する者としては逆光が気になる

こうやって見るだけでも、何本ものワイヤーが柱には結ばれているのがわかる

何重にも安全策を考えてのことだが、それでも何がおこるかわからない

ほぼ垂直に天を仰いだようだ

柱が浮き始めてから。約45分かけての建ちあがりでした


先ずは「扇」が柱の上に引き上げられるが重く、柱の先端では広げるのもかなり難儀
 さらには紙テープが一斉に投げられ彩りを

 扇 を降ろして、次は 垂れ幕 が
 里曳きの直前に起きた、熊本地震に対応した幕を急遽用意したとの後日談

 この後、近くにいたオバチャンが  
  「熊本の垂れ幕を見たら、涙が止まらなくなっちゃった~」と



 平成28年度の 「建て御柱」もフィナーレです
  最後に宝の入った俵が引き上げられ

待ちに待った「宝投げ」にて幕となりました、空になった俵も投げられたが欲しかったなぁ


 この後は柱の一番上に立っていた、彼の挨拶とラッパの吹奏

 あらためて柱の高さを認識させられます、その先端に立つ彼
 「怖くなかった!」と言い切った彼の口上と、ラッパの動画がないことを彼も惜しんでいます
  どなたかお持ちでないですか

 ここに立てる名誉のためにも~、承諾をいただき先日までのボカシ画像と入れ替えました
  (他の画像も、一部ボカシのないものと交換いたします)

 彼とは長年の腐れ縁で、地区の色んな役員を担当しても必ず顔あわせる
  若くて頼りになるヤツです

 そんな彼以外にも
 現役で一緒に地区の役員やってる仲間が3人も乗っていた「建て御柱」



 最後まで、立派に柱を乗りこなした彼等から感激をもらえました
 この日は酒なかったけど、酒以上に良いモノ見せてもらったよ


 数えで7年後、元気でまた柱を曳けることを願いたい



  今朝、出勤前に立ち寄った神社です
 両脇に立つ2本の柱、右が「1の柱」と左が「2の柱」、他の2本は神社裏手なので見えません
 柱の上部に残る曳き綱の穴や注連が、「祭りのあと」を感じさせる物静かな初夏の境内でした
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厚木スプリングフェス 3

2016年05月17日 | 厚木基地 12年~18年
~今回が厚木報告の最終回~

訓練空域に向かった F-18 が戻って来るまでは休憩タイム
軽く腹ごしらえした頃、先に上がったヘリ達が シングル で進入してきた

しかし訓練内容は例年とほぼ同じで、全ての機体がワンパスで終わるとは・・・



 HSC-12 は海上戦闘飛行隊というだけあって、コンバットレスキュー風の訓練のよう
 このあたりまでは例年通り? だったのですが

 機内の隊員ヘルメットは通常の海軍ヘリ用の HGU-84/P でも
 顔の部分には陸軍のHGU-56/Pに装着するものと同じ、Maxillofacial Shield が付けられていた
 ローターのダウンウォッシュや、巻き上げられた小石等から顔を守る為だが
 海軍のヘリクルーが使用しているのを初めて見ることができた
この Maxillofacial Shield に陸軍さんは ペイント することが多いが、海軍さんはどうなのかな


HSM-77 こちらは通常のヘルメットのみの装備で
 強風の中をカラッポの籠と格闘していた


ヘリの訓練が終われば、高空をオーバーヘッドで進入しする E-2C



コックピット天井から手振り、機体後部からは星条旗を立てて箱乗り風 (笑









オーバーヘッドブレイクでまともなベイパーを曳いてくれたバックス機



このバックスが最初に厚木を去ると言う噂が伝わる・・・

それを聞くと、イモ番のグレイ塗装機だって目に焼き付けとかねば
空母の出航までは秒読み状態の現在、たぶん見送りは不可能な自分です


話は変わりますが、この日はパッチを絶対買わないぞ! と自ら戒めて入場した

しかし今年は、パッチのタイトルに岩国への移転が近い艦載機達の 「さよなら厚木」 関連が多い

気持ちは揺らいだが、バックスをはじめパッチのプライスはかなり高め・・・
諦めるには好都合だったかな(笑

でもでも、いつも値段が手頃のウォーローズのブースで見つけたコースターと

リバティーの在庫処分価格に負けて、ゴルフクラブのヘッドカバーを買ってしまった

コースターは5個セットで「アニキ」が刻印されている
ゴルフは腰の手術してから一生禁止なのに~、ヘッドカバーの別用途を探さねば (爆


訓練飛行の終わった飛行場地区をあとに、帰りのゲートを目指す人波に同化する

 途中に見かけたアメリカンな自転車

 オリーブドライブなカラーに国籍マーキングがなんとも航空隊風でイイネ
  自前の折り畳み自転車にも是非真似したい塗装だ


K-9 軍用犬ポリスは自動小銃を携行、この日見かけた自動小銃は唯一コレのみだった



混雑のフードコートをさけながら、ゲートを目指す
天気も良く陽射しも強かったが、強風の為に暑さは感じなかった

そんな一日をノンビリと楽しめた今年の厚木スプリングフェス
足りないのは珍しく自粛したアメリカンな ビール かな(笑

帰りは 大和 か 立川 で、酒場に寄り道して補給していくことにしよう(爆
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