三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

ある日の厚木 風景

2014年05月29日 | 厚木基地 12年~18年
先週末に出航していった米海軍空母の GW(ジョージワシントン)
その艦載機が羽を休めていた厚木基地へ、出航前の見納めに行った時の出遅れ報告を


晴れて猛暑になるとの予報で出かけてきた厚木だったが
空は曇りで日差しも弱く、時々強くなる風は涼しくて助かる

中央道は集中工事で 「上りは2時間遅れ・・・」 なんて前日に出張した上司の話に
久しぶりにJRで出かけてきたが、スタートが遅い分
エンド到着はいつもより30分の遅れ

すでにファーストで上がった訓練機の戻り時間になっていた


空母出航前の硫黄島 NLP訓練が始まっているからか
降りてくる機体は、通常よりもショートカットでのアプローチが多い
エンド間際でもこの傾きを堪能できる


せっかくタキシングしてきた色つきの、タロン CAG機 #300 だったが
バーナー音を響かせて硫黄島へワンウェイで向かってしまった



やはり出航近くなると増える、空中給油訓練
この日もタンカー仕様の機体が多くみられた

バックスの#111が降りてきたがコイツもタンカー


こちらの機体、バックシーターのネームは

先日の厚木春祭り時に見かけた、右の オネェチャン の名前が描かれている

左側 トップガンのパッチを付けた少佐の彼女は、兵器学校のインストラクターのようだ

しかし、画像 #111機 のバックシーターが彼女だったという保証はないけどね


バックスのCAG #100 も降りてきて、やっと色物だよ

こちらのバックシーターはギャラリーに手を振ってくれていた



ゴーアラウンドで頭上を駆け上がるホーネトもバックスのタンカー


出航前の硫黄島での離着陸訓練が始まると
昼間の厚木はたいてい飛行回数が減るのが常だが


色ナシでも皿回し君や


働き者のイモムシ君も飛んでくれて、まぁまぁの収穫かな

この日は硫黄島のFCLPを報道陣に公開~ だったとかで
C-2 イモムシ君 の貨物は報道陣だったかもね(笑)

自分も貨物でいいから、C2に後ろ向きに座って
ガツンとやってもらいたいものだ


そんなことを考えてたらラジオが賑やかに鳴っている
「エマー」でホーネットが降りてくるらしい

何度となく厚木でのエマージェンシー(緊急事態)コールに遭遇しているが
今回は今までと違い一際賑やか

それはイヤーホーンから聞こえてくる艦載機の主は女性の声
かなり緊張した声の雰囲気だ

遠くに着陸灯の明かりが見えてきた
ストレートインでアレスティングフック(着艦フック)を下しアプローチ


この後、無事にフックでワイヤーをヒットして急制動
基地内にサイレンが鳴り響き、暫く滑走路は閉鎖

大事にならずに良かった! よかった
緊急事態の内容はわからないが、エンジントラブルかな?

声の主の女性は先に紹介したバックシーターの彼女だと、エンドではもっぱらの噂だった



その後も、何機ものタンカーが撮れたが


この日最後の収穫は、米海軍機ではなく
米空軍横田基地の人員輸送機 C-12

何度かアプローチして、着陸せずにどこかへ
好きな機体だったが、最後は思わせぶりでフラれてしまった! (笑)

艦載機も居なくなり、基地エンドはしばらくは静かになりそうだ
自分が再び厚木エンドに遠征するのも、残暑か秋風のエンドかな


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遅刻だ! 撮り逃げスマン

2014年05月25日 | そら モノ 色々 

早朝の公園駐車場にて、マニアな皆さんと道草中
新緑の信州ですが、標高1000m近いココはさすがに冷えます



今日はこれからヘリによる荷揚げ作業があるというので出かけてきたが
世間は公休日、でも自分は出勤日なんです


駐車場から見下ろすと

除雪機や小型のクローラー、発電機等がネットの上に置かれて荷造り中


前日にこの現場を偵察した私、確かにこれらのブツを視認していたが~

この冬の降雪が、先日まで残っていただろうこの公園だから
フル活躍したまま置かれているものと思い込んでいた・・・(汗)
 実際、口に出た言葉は「雪はもう降らないよ、早くかたつけなきゃ」

その偵察報告は当然、「空輸資材ナシ」

偵察報告の宛先は、お隣ブログの「東濃IFR」batilsさん


翌朝 batileさんの機転で、早めに現地確認してくれ
他の皆さんに迷惑かけずにすんだようだが

そんなこととは知らない私、当然現場到着は一番遅かった(大汗)
おまけは~ 「アッ! 標準レンズ忘れた」、「あっ! エアバンドラジオ忘れた!」



この日の飛来予定機材は、SA315 Lama(ラマ)
キャビン後方がトラス構造となっているフランス製ヘリで
高地での運用に適した機体で、ヨーロッパのアルプスでも活躍している

同じトラス構造では、米国製の Bell47 が私たちの年代にはメジャーな存在だが
おフランスの香り漂う昆虫的なスタイルのキャノピーと
骸骨のようなトラスに惚れ込むマニアも多い機体だ


~それにしてもヘリの到着が遅い! 
現場の荷作り作業は進んでいるから荷揚げはあるだろうが

自分たちがカメラを準備してから、すでに1時間半以上は過ぎていた

飛行機談義や私の失敗談(笑) で時間をつぶしてきたが

その間にも、野良仕事中のトラクター?から発せられたエンジン音に
「ヘリ来た~!」 と何度勘違いさせられたことか

さすがの私も、諦めて仕事に向かおうか
それとも、今まで待ったのだからせめて降りだけでも撮って・・・
 心の中で激しいせめぎ合いが続いていた 

そこへ誰かのレシーバーにコールが入る

天使の羽ばたきと共に、木々の間から待ち焦がれた姿が現れた


ヘリポート上空、頭上を廻って着陸地を確認している感じ




ゆっくりと最終アプローチで着陸





突然の賑やかな来訪者に、ギャラリーも集まってきた




キャビン後方は、入れられるだけの荷物であふれかえっている

私はこれにて時間切れ撤収、遅刻しちゃうよ~!
朝からお世話になった皆さんに簡単に挨拶し、速攻で仕事に向かう



この山への荷揚げを見ることは叶わなかったが、着陸を近くで見れただけでOK!
と自分に言い訳したが、仕事中も山の方角が気になって仕方なかったのはいうまでもない

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 スミ子です

2014年05月22日 | Weblog
私は、ここの管理人さんに買われてきた「スミ子」です



今年の初めに注文しておきながら
なかなか迎えに来てくれなかった管理人さん


春も終わりの頃に、やっと忙しい管理人さんの手元に行けて私もホッ


今日は仕事場へ連れていかれて記念撮影です


  
   後ろ姿を撮っておきながら~「変なデカイ頭!」だって 失礼なオヤジめ


 でもね、スミ子は今まで暗い顔のイメージしかなかったみたいで
 「笑顔がいいねぇ」なんて言ってくれたから、まぁいいか


 昔から仕事用に COMME CA MEN の洋服を常用してた管理人さん

 最近は小遣いも減って、COMME CA ISM も着るんだとか 
 そのお店の DM に描かれていた、私の絵柄に目をつけてくれたんだって

 


車のキーアクセサリーに欲くて連れてこられたけど
私の顔がデカすぎて、ポケットに入らず駄目だしされちゃった

 熱しやすく冷めやすいオヤジなんだから・・・



  結局 PC横がスミ子の住家です

 

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厚木春祭り  フライトは~

2014年05月19日 | 厚木基地 12年~18年
厚木春祭り の報告も最後になります
今回は目玉? のフライト編です

 
今年も通常訓練が行われそうと長めのレンズを持参したが
入場に時間がかかりすぎて、フライトラインのロープ際はすでに混雑
長いレンズはとても振り回せそうもなかった



早めに上がっていた海自の新鋭対潜哨戒機 P-1 は何度かローパス


艦載機のホーネット達も訓練に向けタキシング

画像には写っていないが、E-2C が先陣を切って離陸していった

色つき CAG機は展示されているのでフライトしないのは残念だが
離着陸のみでも、目の前で爆音を体で感じながら艦載機を撮影できるのはありがたい



ヘリの訓練は昨年と同じような内容
今年は長いレンズがあるので、アップを狙ってみた






先に上がったホーネット達は、訓練空域へ行ったきりなので
目の前で行われるヘリの訓練はギャラリーの注目度が上がる

隊員さん、緊張したのか上手く人形が収まらず
吊り上げられるカゴの中の人形は手足バラバラ状態 (笑)


暫くすると、訓練空域から戻ってきた艦載機が上空でオーバーヘッド ブレイク

こんなアングル、外周ではまず撮れないし

タッチ・アンド・ゴーを見せてくれる飛行隊も



グランド・クルーの足だけ見えているが
片足を後ろに曲げて、手でタッチする
以前から気になるシグナルだったが、ブレーキのチェックだそうです





エプロンに戻った機体にとりつくクルーが持っていた長~い物体
キャノピーのクリーニングかと思ったら~、なんと キャノピーの帯電除去装置でした

 
  ※ PAISUKEさん よりご教授いただけたので、記事内容を一部修正しました
    ありがとうございました 


かなり長い間フライトしていたP-1対潜哨戒機もいよいよ着陸だ

一番上の画像と比べると、機首下にあるターレットが出されているのがわかる


  こんなところが今年の主なフライトだったが
   ~ 最後に今年の散財 ~
  
  下の2枚はスコーピオンズ関連パッチ、サソリの尻尾付きホーネット
  上の右にある BADMAN 、以前から気になるパッチだったが
  こいつが飛行隊のブースで手に入るとは思わなかった
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厚木春祭り  展示機 つづき

2014年05月16日 | 厚木基地 12年~18年
今年の展示機エリアの中では、かなり派手目で目立っていたココ


VAW-115 早期警戒隊のブース

それもそのはず、CAG機の E-2C #600 は全面的に塗り替えられて派手! 派手!


この派手塗装を担当された方の名前が
機体の左右に英語と日本語で表記されてるなんてのもビックリ



4枚立つ垂直尾翼、外翼の内側には日本語で、部隊名 リバティベルズの文字発見

飛んでいる姿を早く見たいものだ




これだけCAG機が並ぶと、ロービジの時代だというのが嘘のよう


続いては VFA-102 ダイヤモンドバックスのエリアから


  どこかで見覚えのあるフラッグだと思ったら

   VFA-102 2013 Cruise Video Preview  ここに映っていたフラッグ
  
   昨年2013年は巳年だから、ダイヤモンドバックス(ガラガラ蛇)の年でしたね




ブースのテントにはパイロット達のジャケットCWU-45/P ? がぶら下がっていたが
この暑さでは、とても着ていられないようだ

一番手前、ダイヤモンドバックスカラーの赤い物体は
パーティー用のシャツだそうで、オークションにかけられていた
2500円からスタート、と書かれてあったが売れたのかな・・・?


  おッ! トップガンのパッチをつけたパイロット発見、それも女性
  
  快くパッチの撮影に応じてくれました

暫くすると CAG機 #100 の上で、ギャラリーの被写体になっていましたが

お隣の女性は FA-18F の後席要員のようで
後日、彼女のネームが描かれた機体を確認することができた
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