三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

駅蕎麦 をハシゴする ~南松本駅 と 塩尻駅

2013年11月28日 | 立ち食い系 そば屋さん
所用の為にJRを使って「南松本」へ向かう

降りる時に駅前にある「立ち食い蕎麦店」の存在を確認しておいたので
少し早めに用事を切り上げて帰りに立寄ってみることに

「南松本駅」の駅前にあるお店です




ここは「ネギを御自由に」がウリのようだ

それはそれで有り難いサービスなのだが、肝心なのはやはり蕎麦です

注文したのは「かき揚げそば」360円


最近よく見かける丸い蕎麦麺
この麺は食べると大抵が柔らか過ぎだが・・・

アララ~ やはりただの麺で、素麺なのか蕎麦なのかって感じ
でも汁は美味く、もったいないです


入店する時には、暖簾を確認しなかったので

帰り際に良く見ると「イイダヤ軒」さんの染文字が

「イイダヤ」さんは、松本駅前にもある立ち食いでは老舗のお店
以前に松本駅前のお店に入ってました
「ネギはご自由に~」だったし、蕎麦麺も当然同じものだから
結果も同じでした・・・



通勤の車内で最近見かける中刷り広告

JRが行っている「信州 駅蕎麦 キャンペーン」の広告
このイベント、好評なのか昨年もやっていました


駅蕎麦店の店頭でいただいた、パンフレット と 応募ハガキ
蕎麦を頭に載せた、あるくま(長野県の ゆるキャラ)が描かれてます


このまま帰宅を考えましたが、丁度列車は塩尻駅で乗り換えに
待ち時間が20分程あったので、思い切って味の確かなこの店へ

塩尻駅にあるのは「桔梗」さん
私のブログでも何回か登場してますが
いつもは駅の構外、待合室側から訪問します

今回初めて、構内から入ってみることに
構内からの入店は狭いことで有名な「桔梗」さん


エレベーター横の細長い扉が入り口です
入り口も狭いですが、中も狭く
冬場の厚手コート姿だと、大人2人は窮屈(笑)

      
      気づかずに通り越してしまいそうですが
      先日はFMラジオのパーソナリティーも狭さと美味さを話題にしてました

こちら側の券売機は、それに合わせて?かなり小さめ


訪問した時間が夕方のオフタイムだったので、お客さんは少なめ
オバチャンは私が券売機を押すのを見て「かき揚げ蕎麦ね」(笑)


早速でてきた定番の「かき揚げ蕎麦」 360円 です

やはり蕎麦麺の味も汁も安心して食べられ
ここの蕎麦を食べると、毎回ホッとします


先ほどの蕎麦との差を感じてしまうのは、信州人として本当に残念すぎるよ
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カマン (KAMAN)

2013年11月24日 | そら モノ 色々 
朝まだ薄暗い時間に我が家を出て、90分程車を走らせた
山間部の国道から更に、すれ違いも困難な曲がりくねった山道へ



途中から徒歩に代え、やっと辿り着いたココからは

色づいた木々も眺められますが
紅葉狩りでも、森林浴でも、トレッキングでもありません


到着した狭い平地に駐機していたのは

以前に まつもと空港で撮り逃げ捕獲した
日本に1機しかない、ロシア製のヘリ カモフ KA-32A11BC JA6955


せっかく目の前にヘリがあるのに、シートに包まれていては仕方ない
しかし、今回はコイツを撮りにきたわけではない
カモフの存在は想定外だが、肝心の本命の姿が見えないので不安になってしまう


近くで作業をこなす整備担当者とおぼしき方に、私の狙いを話すと
求めていた機体は作業中で、あと40分程は戻って来ないとのこと

暫くすれば対面できると知って、寝不足と登山?の疲れが沸いてきた

前日 batilsさん から情報いただき、万難振り払って(笑)
紅葉狩りの観光客が入り込まないうちにと来たのだが



「戻ってきますよ!」、整備の方から声がかかる

ありがたい事に、進入方向も教えていただいた
しかし、その方向は逆光で・・・


完全に墨絵状態になることは承知だが、シャッターを押さずにはいられない

長いロープを下げたまま空き地に近づいてくる


狙っていたのは交差反転式ローターという、特徴的な2つの回転翼をもつ
物資輸送が専門の1人乗り「働くヘリ」、カマン K-1200(K-MAX) 

今まで撮りたくても、なかなか遭遇できなかった機種
国内ではアカギヘリコプター社が3機保有するのみで、この機体は JA6200 機

頭上で方向転換するが、下から見上げると機体の薄さに驚く



かなり派手な塗装の機体でも

紅葉がバックだと、カムフラージュのようにあまり派手さを感じない


見れば見るほど変わったスタイル


2軸のローターは外側に角度がついてるので
「横から近づくな!」の注意書きが




      狭い空き地は大型のカモフもあり、撮影はしづらい
     
      なんとか前方に廻れたが、飛んでる姿は「モスキート似」だと思っていたが
      この角度から見ると「ゴンキツネ」なんだね(笑)



短い休憩の後に、作業場に戻るカマンを見送る




     
      またまた墨絵になってしまったが、私もこれにて撤収
      昼までには帰宅して、午後からの所用に向かわねばならない

帰り道に、渓谷途中から見えた作業中のカマン
ロングラインオペレーション(長吊り)という作業方法みたいで

切り出された材木を、ピストン輸送のごとく運び出す働き者のヘリです


渓谷沿いの道には、紅葉狩りのカメラを抱えた観光客が沢山
長野県人なのに、この渓谷の存在を知らなかった
いつかのんびり再訪し、森林浴でもしたい場所だ



長いあいだ追い求めていた機体の存在と
渓谷を教えていただいた batilsさんに感謝!

今月は batilsさん にお世話になりっぱなしだ・・・
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偶には愚痴ってみる

2013年11月22日 | Weblog
最近、オスプレイ絡みで自衛隊基地の航空祭がニュースになっている


ある取引先メーカーの営業さん
会社は愛知県の一宮市、御自宅は江南市とのこと
空自岐阜基地とは木曽川を挟んで対面で、マニアにとっては憧れの地に(笑)お住まい
来社の度に「アレアレ、 ○○○飛んでますよ!」と誘惑してくれる


「ノザワヤさん、航空祭は○○日ですよ! 行きますよね!」
   ~ダメだよ、そんなハッキリ言ったら、会社をなんて言って休めばいいんだ・・・


  
   (2013年 岐阜基地航空祭ポスター)



「車は我が家に置いて、私が送り迎えくらいやりますから~」

   ~心の中では マジッ! お願いします! と言いたいのはやまやまだが・・・
     上司の目もアリ、岐阜は行かないですよ~ なんて


 (2011年の岐阜航空祭より)


ノザワヤさん、「航空祭って感動しますよね」
「私も好きだし、友人は絶対に行くって」
 
確かにブルーインパルス等を見たばかりに
マニアの泥沼に、ドップリとハマッタ奴も一人や二人ではない
それも男女の区別も、年齢も関係なしに



(2012年 浜松基地航空祭より)


彼は上司に向かい「航空祭って絶対に感動しますよ!」

「興味ないから・・・」と上司はアッサリと


影で、同僚と
「無理だって! うちの上司は お金 以外に興味は無いし感動もしないって・・・」
  


(2012年 浜松基地航空祭より)


そんなやりとりがあったが、好きなものは皆それぞれ

素人がハマルのも航空祭であり
埼玉の航空自衛隊基地に 32万人の人を呼べるのも航空祭


人はどうあれ、私は今も昔も飛行機大好き! 飛行機バカ やっていきます!
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すすき の高原で ”初体験” 4

2013年11月18日 | そら モノ 色々 
順調な飛行は風景を眺めてるだけなら、風切り音以外は普通の軽飛行機と変わりありません
でもそれは搭乗者としての感覚であり

操縦者は常に風を読み、気流に気を使い
動力のない機体を、最良の滑空比で飛行させている


現実に戻って計器に目をやれば、バリオメーターがマイナス(下降気流)を指しているのに
高度の損失が殆どないグライダーには驚き

今思えば自分の飛行時間 8分の滑空は、グライダーにとってバッタに近かったのかも(汗)
それを感じさせないのは、気流を探して飛行してくれた教官の腕の賜物だったのではないかと



さて結論を前座にしてしまいましたが、体験飛行のリポートは後半に入ります~


ビーナスラインのS字カーブが見える、このあたりは景観が良いのかカレンダー等にも度々使われています



少しだけ高度快復かな?

この後も上昇風はなく、空を滑っていきます

でもこのまま着陸するには高度が高いような感じ
(シュミレーターで養った? バーチャルな素人感覚で恥ずかしいですが・・・)

そんな事を考えていたら左に旋回、右横に滑走路を視認できます
高度調節なのかもう少しだけ滞空できそうだ


なんて思ったら急角度のバンクを入れられた

教官の右肩あたりにピットの機体も小さく見えている
顔の横に伸びる、長いスパンの主翼は地上に刺さるような角度


わぉ~っ! 今度は逆にバンクを入れられた
滑走路は目の前、こりゃ降りちゃうな

でもちょっぴりスリリングな動きに感動!
マズイ! グライダーにハマリそう! な自分が・・・

このあたりから前席の操舵や、他のレバーが大きく動き始め
畳んでおいた足をかすめて大きく動く


ファイナル時の計器表示

速度は時速92km位かな 高度は1800m(標高分を引くと地上120m)


滑走路は右斜め前方にあり
クロス(横風)の風に機体を合わせているのがわかる




アプローチ中の私(batilsさん 撮影)、横を向いているのは地上の観光客を見ています

普段は見上げる側の私ですが、今は見上げられて鳥になった気分の私


ちょうどピットの上空あたり、機首はライン上

滑走路の幅の狭いこと(笑)


終わってしまった!

機体を回収に来てくれたメンバーと車
1回の体験飛行にも、何人ものサポートがたずさわっている事に感謝

綺麗な青空ですが、この後は急速に厚い雲が広がり
陽射しも遮られて気温急降下
厚着で来たのに、風も加わって体感温度は下がるばかり

会員の皆さんに「寒かったらいつでも送りますよ」と、温かいお言葉をいただきましたが
黄色の機体のフライトが終わるまではなんとか我慢したい


そんな寒さをものともせず、エア・マン達は次から次と笑顔で空を目指す


それにしても、誰もがグライダーと戯れてる時には羨ましいくらいに イイ 顔してます

黄色の着陸を撮って、我慢していた寒さの限界に



batilsさん にお願いして格納庫まで送ってもらう



今回、貴重な体験をさせていただいたbatilsさん ありがとうございました
チャンスがあったら、是非またお願いいたします

温かく迎えてくれ、一日お世話になった「諏訪市グライダークラブの皆さん」にも感謝です
また御一緒させて下さい


丘を降りながら見上げる空には、2機のASK-13が気持ち良さそうに遊弋

ん~、いつか自分もサマールを体感したい、グライダーっていいね!

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すすき の高原で ”初体験” 3

2013年11月15日 | そら モノ 色々 
いよいよ体験搭乗の順番が廻ってきました
突然名前を呼ばれて「ドキッ」

機体への乗り込みは、コックピット横の機体フレームに腰掛けてから滑り込む感じで~
初めてなので、スムーズにはいかず・・・(汗)


batilsさん に 4点式のシートベルトを手伝っていただき装着
リリース方法も聞いておかないとね (着陸してから、聞いておいて助かりました)
ショルダーハーネスで固定されてのフライトも初体験、次第に緊張が高まります


マニア ですから コックピット を チェック

フライト・シュミレーター で見慣れた、軽飛行機等の計器とは違い
霧ヶ峰の機体計器はメートル表示とのことで、高度計や速度計のゼロは計器の下側に
 (軽飛行機等はフィート表示で、ゼロは計器の上側に)
 ※前回登場した機体 Ka-6cr のように、計器によってはメートル表示でも上がゼロもあるようです



左上が速度計、小さな黄色の三角は着陸推奨速度を示すとか
その下が高度計、霧ヶ峰滑空場の標高 1680mを示してます
真中の上が磁方位計で、下は旋回計 ボールのみだから横滑り計かな

その右の少し大きめの計器がグライダーならではの計器 バリオメーター
大気の上昇率・下降率を示す計器だそうです


キャノピーが閉められると、戦闘機のコックピットみたいな空間


コックピットは狭く、操縦桿をはじめ操舵系統は後席も前席と同じように動くので
操縦の邪魔にならぬよう手足の位置もレクチャーしていただきました



ベテラン教官のH氏から、一眼の手持ちは避けてストラップを首に廻すよう指示される

教官の頭の上付近に見える紐みたいなものは、普通の毛糸等のヒモをテープで貼り付けたもの
コレは機体の横滑りを計る旋回計の役目を担っているそうです
似たようなモノは戦闘機のファントムでも見たことあるなぁ~


いよいよです



batilsさん に手を振ってみましたが、Gで頭は後ろに引っ張られ酷い顔!(爆)

一瞬、先日 batilsさん からいただいたメールを思い出す
「バッタにならないといいのですが・・・」
気流等の関係で、離陸して直ぐに降りてしまう事を「バッタ」と言うそうです
「なるほど」と感心したが、「そうならないでね!」と心の中で・・・



機体はこの後急上昇に移ります


ウィンチ曳航は想像以上の迫力、ジェットコースター(苦手)のような感じで
一気に空の高見へ上昇します (上4枚 batilsさん 撮影)

曳航中は不測に事態に備え、手でしっかり機体フレームの鋼材を握ります
もちろん撮影は不可能です



曳航索から離脱して、少し左に旋回すると目の前には諏訪湖が
我が家のある方角をツイ探してしまうが、霞でネガティブ
地上で見ていたよりもガスっていました


操縦者ではないので、足をラダーペダルに伸ばせず
短い足を なんとか定置場所に畳んだが 撮影の邪魔!(笑)

計器の表示は、速度 85km 高度 2000m(海抜) バリオメーターは +1m/s


機体は右に旋回を始め、翼の先に見える山間の小さな池?は「蓼の海」かな



この機体は中翼機なので、顔の横には長い主翼の上面が伸びてます
風切音は大きめですが、すぐに慣れて気にならなくなりました

春の野焼き延焼で燃えた場所も、すっかり茶色に変わっています
色目の違いで特定できましたが、来年はワラビが沢山出るのかも



離陸したばかりの滑空フィールドが右下に見えてきたが、広い!
ピットや格納庫、滑走路は小さく見えるがウィンチは写り込んでいない


機体も気流も若干降下気味、機首は車山方向を目指す


車山は山頂の気象レーダーが目印、画像右下には白樺湖がチョコッと覗いている



車山手前で左に旋回した機体は、右に八島湿原を見ながら再び滑空場方向へ


                                          ~つづく               
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