三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

冬季限定メニューの 投じそば

2015年02月25日 | あそこの 蕎麦屋さん
以前から気になっていたお店です

かなりわかりづらい所にあるとは聞いていましたが
住宅街の細い路地奥にあるお店は、ナビの助けを借りても迷いそうでした


開店と同時に到着したのは松本市にある「そば処 井川城」



目的のメニューは、冬季限定で提供されている「投じそば」


最初に出されたのは、だし汁の中に入った「そばがき」

自分でも「そばがき」作りますが、実は蕎麦屋で本物?食べるのは初めて

一口食べて自分で作るものと味や食感が同じでホッ(笑
ただ蕎麦の強い味と香りを感じるのは、蕎麦粉の違いを思い知らされた



野麦街道沿いにある 奈川(旧奈川村)の郷土料理 だという「投じ蕎麦」、初めて食べます
(リンク先は奈川観光協会HP)
コンロと鍋が運ばれ、期待が膨らみます



こちらが投じ用の蕎麦、これを一口分「投じかご」に移してシャブシャブ





鍋からの具も足して食べると~ 美味いじゃん!


チョッと目を離すと鍋が沸騰してくるので火加減を適当に調節します

野菜や茸、カモ肉まで入ったボリュームある鍋



きっと初めて注文された方は、同じことするんじゃないかな

シャブシャブする前の蕎麦を口に運んで味見してみた

少し硬いです
蕎麦にコシがあるという硬さではなく、「ゆでかた」が足りない硬さ

それが鍋の汁に数度くぐらせると丁度良い蕎麦になる
絶妙な ゆで加減 で出される蕎麦に感激しちゃいました


「投じそば」、これ一人でやってたら飽きちゃうかも
でも二人以上なら会話も弾んで楽しい食事になること請け合い
実際、注文は2名様からで
お一人様での来店には「投じかけ蕎麦」が用意されているようです


なんとなくお腹が足りない私は

ここの名品、手挽き十割(とわり)蕎麦も頼んでしまいました



先ずは塩で、蕎麦の香りを楽しんで下さい~


こだわりの塩でいただく蕎麦も美味い!


最後の〆には 投じそばメニュー には提供されない? ものをいただけました

それは「蕎麦大福」、かわいい食べやすい大きさ


まわりはモチモチ、中身の餡は甘すぎることもなく
甘いもの苦手の私でも食べられます

十割り蕎麦も頼んだからかわかりませんが
最後にコレが食べられてラッキー

蕎麦も美味いし、そばがきも、そば大福にも大満足
今まで食べた蕎麦屋さんでは、一番のお気に入りになってしまいました

笑顔で「美味しかったです! ごちそう様!」と店を後にできました

近いうちに再訪して、大名蕎麦や、粗挽蕎麦も味わいたいと願ってます
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古い話ですが HGU-55/G  購入始末記 2

2015年02月22日 | 編隊コレクション
前回のつづきですが

結局ヘルメットはそのまま手元にあり、コレクションの一つになってます


ドッグファイット(空中戦)を意識して
近年のヘルメットは軽量で、無駄なものを省く傾向なのだが

この HGU-55/G は大きな厚いバイザーハウジングが特徴

内蔵されたバイザーは2枚、左画像はクリアーバイザーを下した状態で
バイザーハウジング両側にある黒い突起を押しながら上げ下げ

右画像がダークバイザーを下した状態
バイザーはハウジング上の黒いノブを緩め上げ下げする


後方から見るバイザーハウジングの曲線美は
他のヘルメットにはないデザイン性を感じる

今迄、写真等で見ただけのヘルメットも含めてもピカイチのデザイン
もちろん自分のコレクションの中でも、一番美しい容姿のヘルメットだと思う


ヘルメットの内側はカスタムフィットではなく
レザー張りのスタンダード・フィットで Lサイズ

以前にオーダーした HGU-55/P と同じようにミンクオイルとスカルキャップも付属

カスタムフィットでオーダーしたHGU-55/P よりもフィット感は強い


後姿ばかり誉めていて、前画像を忘れるとこでした



ところで
内容証明の INVOICE(インボイス)に書かれた荷物のアイテム名には
 ヘルメットの型式が HGU-55/G と書かれてある



さらに、パイロット用のヘルメットは戦闘機や攻撃機等の軍事目的にも使用できる
それゆえ新品を輸入すると同封される米国の輸出規制品外の証明書、そこに書かれた型式名は

 ヘルメットの型式  HGU-55  Dual Visor helmet~
 使用目的は、 For Civilian flying use in Japan


しかしヘルメット到着後になんとなくわかったのは
オーダーシートの塗色の選択が ミリタリーホワイト のみだったが
どうもシェル(帽体)は HGU-33/P (米軍でもバーズを代表として、私物としてオーダーする高級ヘル)
それに HGU-55/G に使われるバイザーハウジングを装着したようだ

だから型式名は HGU-33/G になっちゃいそう(笑


シェルの素材もケブラー(防弾チョッキ等にも使用される鋼鉄の5倍の強度)と
ファイバーグラスを選択できたが
ケブラーの方が高額なので、単純にファイバーグラスを選択した

実際に戦闘機に乗るわけじゃないし、気に入ったのはスタイルだからね

酸素マスクやブームマイクを装着する為のリテンションの取り付けは
大型のリテンションがあるのみで
メッキと塗装のどちらかが選択できるだけだった
ライトウェイト型のものはオーダーシートの選択肢に存在してなく未指定とした

そのあたりは、ヘルメットの到着後に自分の顔に合わせ
軽量のリテンションを自前で取り付けるつもりだった


今でも上画像のようにリテンションの在庫は幾つか確保してある
(左が大型のリテンション、右が軽量のカバーナシのもの)

しかし、バイザーハウジングがカットされていては・・・



最後に届いた当時のレイテスト・カタログに載っていた HGU-55/G の画像です

と言いたいところだが、いつのまにか塗色も増え
型も HGU-33/P WITH FAIRED DUAL VISOR になってるなんて、今更ウソだろ・・・ 


それからも長い月日が流れ~
結局自分はヘルメットコレクターから足をあらったが

諦めの悪い奴で、この綺麗なヘルメットを見るたびに
HGU-55/G のバイザーハウジングがネット上に出てこないかな~
と首を長くして待っているのである(爆
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古い話ですが パイロットヘル HGU-55/G  購入始末記 

2015年02月19日 | 編隊コレクション
 久しぶりの編隊コレクション紹介です
 ってことはヒコーキネタが切れてしまった証拠(笑


 1980年代から始めた、海外通販でのパイロットヘルメット購入
 全てが上手くいったわけではなくトラブルも何回かあった
 今回はそんなトラブルの一つを・・・


  1988年8月、 航空ファン誌の裏表紙を飾った写真
  ドイツの時計メーカーの広告だが
  当時バリバリのパイロット・ヘルメット・コレクターだった私
  そこに写る変わった型のヘルメットに目は釘つけ
  
  
  初めて見るヘルメット!
   そのバイザーハウジングの曲線美に一目惚れ

  当時はこのヘルメットの知識はなく
  撮影場所は米国のモハービあたりかな
  民間ジェット戦闘機か何かの P(パイロット)さん? と思ってた

  ヘルメットの型式名はなんていうのだろう???


 今なら、これはドイツ空軍の フィアットG91 戦闘機のコックピットで
 ヘルメットは当時配備が始まっていた新型ヘル HGU-55/G だとわかる
  ドイツだから「Germany」の「G」
   ~この広告はドイツ製の腕時計だったものね(汗


 それから一年ほど経った頃に、新品のパイロットヘルメットや
 カスタムメイドのヘルメットを扱う米国のショップから届いたカタログ

 (イメージです)

 その中に、このヘルメットが新作として載っていた
  HGU-55/G With Faired Dual Visor

 これで、あこがれのヘルメットを手に入れることができる!


コレクションする大抵のヘルメットは、米軍等の払い下げサープラス品だが
先の HGU-55/P に続き、2回目の新品オーダーになった


約1ヵ月後に届いた荷物を郵便局で受け取り(通関料等の支払いの為)

ヘルメット輸送の定番である四角いダンボール箱からヘルメットを引き出した!

 
   
    その途端 「ナンジャコリャ!」
    なんとバイザーハウジングの下部がカットされているではないか

   この部分は HGU-55/G ヘルメットの命だぞ
   デザインで選んだヘルメットなのに、これはないだろ!




  上の画像、オリジナルのHGU-55/Gが左、右が私のヘル
  黄色の丸で囲んだ部分がない!

  カットされた跡はきれいに加工はされているが、ここが肝心な所なんだよ


 
  当然クレームをエアメールで入れた
  (国際電話の直接会話は自信ないし、まだFAX導入直前で
     PCによるメールなど、未だ未来だった頃の話ね)


  なかなか返事がこないので
 「バイザーハウジングだけ買うから送ってくれ!」っと再度の手紙

  だがこれにも返事がこなくて・・・


結局それから半年以上も経ち、忘れかけてた頃に
新しいカタログと一緒に届いた返信
「この型のパーツだけを売ることは、過去にもこれからもナイ」と~  

  

結論からすれば、こちらで無駄な対応などせずに
100% quality guarantee とうたっているので
ヘルメットをそのまま送り返し、取り換えを要求すればよかった

遅くれて着いた返信にも、クレーム対応の内容が書かれた別紙が同封されていた

今ではこの会社、名前も変わってしまったが
 規模も小さくなったのかな


日本人的考え方と、欧米の考え方の違いを知ってからオーダー等するべきだったね
良い経験になりました

次回にこのヘルメットの詳細を紹介します

 
                               ~つづく
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秋田屋 で バッタを見た!???

2015年02月15日 | 酒場 探訪記
夕方の浜松町駅
酒場へ向かう足取りは軽い(笑

向かった先は「秋田屋」

秋に訪問した時には、吹きっさらしのお店でしたが
寒さの厳しくなった今は、ご覧のように風よけで囲まれてました


ところで上の画像、左側では
取材中なのか、TVカメラと派手なバックを下げた人物が

誰かと思ったら~
普段もココに立ち寄ることがあるというフォーク歌手(死語かな・・・)
「葛飾にバッタを見た」や「悲惨な戦い」で有名?な 「な○らけんいち」さん

 初めて近くで見たが~、顔デカッ!(爆


撮影リハ中の彼を横目に店内へ
この日は思ったよりも空席があり、前回と同じ場所に陣取ることができた

先ずは定番の、ハイサワーと煮込みを


前回のリポートで「煮込みとうふ」かもと書いたが、普通に「煮込み」だったことを確認
「煮込み」にも豆腐が入ってしまうんだ! それに「煮込みとうふ」は皿が違う・・・




 収録中の「な○らさん」を見つけて店内に入ってくる客も何人か

 私の隣にも、女性客が慌てて座ってきた


サワーが終われば、日本酒に
つまみの追加は前回食べられなかった「たたき」を注文、

日本酒は秋田の「高清水」、小徳利だが決して小さくはない(笑
小さ目なグラスは別にでてきて、ご自分でどうぞスタイル

グラスにナミナミ、こぼして~「おっとと・・・」はなかった


秋田屋で有名な「たたき」はお一人様1本限りの人気メニュー

軟骨のこころよい食感はクセになる



これも前回食べられなかった、「カシラ」

脂身がキツイかな? と思ったが案外あっさりした味でした


 都会の酒場なんて、お隣との会話もなく黙々と飲む~ なんて思ってましたが
 今回は「な○らさん」のおかげで、お隣さんや厨房のマスターとも会話が弾んで楽しいひと時
 そんな後ろを「な○らさん」 ら撮影隊は2階へ移動して消えた
 マスター曰く「ケーブルTV」の取材だとか




外の立ち飲みカウンターでは、相変わらずの風景
寒風なんぞモノともせずのサラリーマンだね
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灯明の灯りで心を清め~ 空仲と宴

2015年02月12日 | Weblog
 朝からの雪降り、見る間に積雪が増えていた自宅を後に
 JRで向かったのは長野市

 分水嶺のトンネルを抜けると、松本平に雪はない!
 さらに長野市に近づくと雲間から日差しまでもがもれていてビックリ!

 南北に長い信州ならではの天候にヤキモキさせられたが

 やってきたのは 善光寺さん
 「灯明祭り」で2月15日まで、ライトアップが行われているという
  

 祭りは18時からとのことで
 少し早めに到着した境内は思ったよりも観光客は少なめ

 お参りを済ませた頃には、境内は夕闇に包まれていた
 参道方面に目をやれば、下界から人波が押し寄せてくるのが見える


 定刻より少し早く「山門」が青くライトアップされ、祭りが始まる


 ところが、この時間を待っていたように空からは雨粒ポツリ
 雨粒はライトに映され、次第に本降り状態になるのがわかる

  生憎 自分の傘は宿泊先だよ・・・


 本堂 正面の赤いライトアップを撮ると早々に撤収決定
 ライトアップは色等の変化はなく、周りのギャラリーも氷雨に追われて引けが早そう


 ※ 私の画像は雰囲気だけなので、綺麗な風景は
   お隣ブログの「新舞子のあひるさん」でお楽しみ下さい



   途中、「にぎわい屋台」で見つけたホットワインで濡れた体を温める
  
   ホットワイン専用のドイツ・ワインとのこと
   味は悪くないが、シナモンの香りがもっと欲しいような~

  写真用にボトルを集めてくれた「青年会議所の皆さん」ありがとうございました
   

 仲見世まで戻り、振り返る

 

 雨の帰り道、足を止めてしまう光景が
 「灯り絵常夜灯」の灯ろうが温かい光を放っていた



 できたら灯籠が並ぶ全体を撮りたかったが、沢山のギャラリーで無理
 この雨が雪だったらまた違った光景だったろうな


 この「長野灯明祭り」は今回で12回目だとか
今まで知らなかったが、この時期に合わせて空仲の宴ができてラッキー
次回チャンスがあったら、雪の積もった平日にゆっくり見られたらいいな

 さて肝心の宴は~


機材や仕事の関係で、今回はお宝持参ができなかったのに・・・
それでもヒコーキネタには事欠かないメンツ 3人衆
話しが尽きないのは前回と同じ



宴を終えて外へ出れば、天候はすっかり回復し星が瞬いていた



 ラーメンで〆たのは何年振りだろう
ここは信州、蕎麦も美味いがラーメンもまた美味い!

来年の再会を誓ったが、その前に何処かの基地や航空祭で会える事を願いたい

コメント (2)
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