三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

横田FSD オマケ画像

2010年08月31日 | 航空祭 06~10年
横田FSDでは飛びこそしないが、沢山の航空機が展示されていましたが
例年と違うのは、エプロン西側の展示機エリアではロープなし展示が行われいたこと

米軍基地では多い展示方法だが、これは撮影マニア泣かせの展示だよね
例えば厚木基地から飛来したこの HSL-51 #704  もそうだ

厚木基地上空では、証拠画像しか撮れなかった機体が目の前にあるのにこの人だかりじゃねぇ
あのソノブイ・カバーが目の前にあるのに・・・

陸上自衛隊のAH-1 対戦車ヘリコプターはコックピットもオープン!

コンデジや携帯で写真撮る方が多くなりましたが、撮影中の空間面積が多くて困ることも
意味がわからないかもしれないが、どちらも液晶見ながらの撮影だから
液晶画面から顔までの距離が開き、カメラと顔を合わせた空間面積が多くなる
よって場所を取ってしまい狭い撮影空間に入れる人数が極端に減ってしまう

また撮影時間が、アングル、ズーム、シャッター、だがこれが長いのだ(爆)
撮りたいのは皆同じだからと待つのだが、一眼なら10コマは撮影できるよ・・・  

 AH-1のコックピット画像(前席のガンナー席)


ハワイから飛来した C-17 カメハメハ 
機体後部より横にまで長く続く機内見学の長い行列ができていたが、田舎モノは行列嫌いです(笑)


嘉手納から来た KC-135 空中給油機も機内をオープンしていました
長い行列に並ぶ元気などありません
展示用のロープがないので、機体下は日陰を求める人でイッパイです

そんな機体に面白そうな所発見! ~上の画像で機首下にある小さな扉
乗員の昇降口だが今までそんな所覗いたことなかったし、行列もないので覗いちゃえ!

思ったよりも狭く、真っ直ぐ上下に昇降ハシゴが装備されている
その奥は・・・ 黄色の金網で閉鎖されていたがこれはどういう風に開くのだろう?
新たな疑問がわいてきてしまう(爆)


実は皆さんが涼んでいる機体下面にもっと撮りたいものがあるのだが・・・
「一枚撮らせてください!」とこんなに沢山の素人の方々に嘆願するのもね
機体の下面にあるのは空中給油時に被給油機に給油位置を知らせる信号板?なんだが残念!


帰宅するまで以前撮影済みだと思っていた MC-130 89-0280 だったが
調べてみたら初物だったとは・・・ アップ画像しかなかった・・・
それにしてもユニークな顔ですよね! カモノハシ? 天狗? 
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今年の横田FSD 一番の目玉?はこの機体

2010年08月28日 | 航空祭 06~10年
横田FSDは今年もラプターが展示されたことで話題になりましたが
今回、個人的に一番の目的は軍用機ではありませんでした

米軍のチャーター旅客便が定期で横田など在日米軍基地間に乗り入れているのですが
今までは岩国FSDでも見られた、ノース・アメリカンの機体が使われていました
それが先日、ライアン・インターナショナル(Ryan International Airlines )に代わった?そうで
今回の横田FSDでは土曜日の便が降りてくる時間、13時過ぎに合わせて展開しました

展示機を一通り撮影し終えて、先ほどの閑散とした撮影ポイントへ
降りて来るまでにはまだ時間があるので、当然?ビールとホットドックで昼飯を
(ビールが 300円、ドックが 300円 だったが、ビールの 300円 は高くないかい!?)

一緒に撮った帽子は厚木の米海軍 HSL-51 ウォーローズ のド派手なキャップです
まさか空軍の横田基地で、厚木のグッツ買うとは思いもしなかった(爆)
 ~厚木の桜祭りでは販売されてなかったよなぁ~


エアバンドは持参しなかったので、周りの同業者が頼りの私でした
ビールを飲み干したところで、誰かの「来た~!」の声に南を見ると機影が見える
ライアンの到着予定時間までにはまだまだあるはずなので
望遠付けたカメラを覗くまではライアンだとは気がつかなかった~!
時間には余裕をもって撮影に臨んだのですが、かなりの早着で撮り逃すところでした
  (一般旅客便ではないチャーターなので時間は大雑把です)


ところがこの撮影ポイント、RWY18 (南向き) で降りてくることを前提に選んだので
RWY36(北向き)で降りた機体が目の前に来ても、まだ前輪は滑走路に着いていません


やっと全部の車輪が滑走路に着いた時には、機体はこんな角度になってしまいました
( B767-33A/ER  N637TW )
それにしてもシンプルな寂しい?塗装でチョとガッカリ・・・  紺色尾翼が見たかった~!
 
降りた機体はそのまま横田基地の旅客ターミナル前にスポットイン

米空軍基地ですがちゃんとターミナルがあるのです
さすがにボーディング・ブリッジはなくタラップを降りた乗客(軍属)は徒歩でターミナルへ

この機体が再び離陸するのは通常約2時間後ということですが
私はそこまでこの暑さの中で耐えられそうもなく、急用もできてしまったのでこれにて退散

その前にもう一本缶ビールを空けてしまいましたが・・・(爆)

後ろを振り返ると消防車がエプロンに散水中!

これで灼熱のエプロンも少しは涼しくなるかな~ っと思ったら消防放水のデモでした・・・

このライアン機ですが出発がだいぶ遅れて午後4時半頃の上がりだったそうで
それまでこの暑さの中を耐えていた皆さんご苦労様でした
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横田は今年もラプター展示! 

2010年08月26日 | 航空祭 06~10年
ラプターにたどり着くまでに離着陸機の撮影ポイント?を通りましたが

横田では飛行展示がほとんどナイので拍子抜けするほど混雑はなし・・・

いよいよ F-22 ラプター です

相変わらず空軍兵が警備にあたってましたが
今年は見学者と記念写真撮ったりしてフレンドリーなソルジャー達でした

今年のラプターも沖縄の嘉手納基地に期間限定で米本国から展開している機体
昨年はラングレイ基地の機体でしたが、今回はニューメキシコ州 ホロマン基地所属の機体です

奥の機体に描かれた尾翼のマーキングはシルエットになってます~ 隊長機?
昨年展示された機体とは尾翼のマーキングが違うだけで、マニア以外には新鮮味はないですが~
(昨年展示されたラプターはこちらをクリックして下さい)

~今年の展示では機体に増槽タンクをぶら下げたままでの展示でした


これはこれで離着陸が撮れない私にとっては貴重なものとなりました


やはりラプターの顔はカラス似だと思います


昨年はラプター撮影中に汗が目に沁みて大変でしたが、今年はタオルで早めに対処もしたが
汗も出なくなり熱中症の直前状態だったのかも、塩アメとペットの水に助けられました
(塩アメ舐めながら、水を飲むとなんとなく効くような感じ・・・)

ラプターのパイロットは暑さに強いのか、案外スッキリした顔してます

パッチは日本での特別なモノだそうですが、チョッと???なパッチでした


そういえば昨年も今年も、展示されたラプターが帰る日にちが話題になりました
今年も色んな噂が流れてましたが、昨日の水曜に離陸して嘉手納に帰ったそうです

実はラプター関係者から「水曜に帰る」と直接聞いてきた同業者から
エプロンで情報いただきましたが、いくら水曜休みの私でも行く元気は出ませんでした・・・
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懲りもせず灼熱の・・・

2010年08月24日 | 航空祭 06~10年
夏の航空祭は百里で充分に懲りているハズの私ですが
先週末の土曜日、東京郊外での所用ついでにまた足を向けてしまいました
今回の目的地は ~ 横田基地フレンドシップデー ~

所用に少々時間がかかってしまい、ゆっくりと出発したおかげで
青梅線の牛浜駅の混雑はそれほどではなく、目的地「横田基地 第5ゲート」前に到着
すでに開門されてはいましたが、ゲートの関所では荷物検査を受ける長い行列が・・・
暑さの中を長時間歩いてきたほとんど方は、基地に入るまでに首にはタオル
手には団扇の夏バテ難民状態で、そんな光景の為かいつもの検査ほど厳しくなかったです

関所を抜ければ、急に開放された感じになりなぜか気持ちがワクワク
横田基地フレンド・シップ・デーはお祭りです
入場者のほとんどは飛行機マニアではない一般の方達なんですよ

その為フードコーナーでピザやケーキ、派手なパッケージの菓子やジュースまで大量に買い込み
それだけを目的に基地を訪れ、買い物すれば帰宅してしまう方も沢山
見ていると今年は円高なので、ドル札で買い物する人も多数

そんな人達とすれ違いながら私はひたすら航空機展示エリアへ急ぎます
先ずは韓国から飛来したOA-10攻撃機

周りに写っている方もほとんどが一般の方と一目瞭然、マニア風は一人だけ写りこみました(笑)
実際こんな割合しか私の同業者はいません

OA-10といえばステップドア裏に描かれたアートが見逃せません
上の画像、217機には同時テロのアートがあったそうですが、私が着いた頃には
コックピット見学を始めてしまっていてドアは閉じられていました・・・ 残念!

この163機のアートは・・・ なんだろな???

せっかく岩国基地から飛来した、ベンガルのF/A-18 ATARS装備機もコックピット見学で・・・


それにしても 暑い!
グッズ売りのパイロットもタオル代わりにTシャツ被って汗を拭きながら(笑)

それって売り物じゃないのかい? 明日売っちゃうとか・・・(爆)

OA-10の展示場付近を後ろから覗いてみました、フードコートに近いので混雑してますが


暑さの影響? 土曜日だから?、奥のエリアはこんなに閑散としてます

画像右奥に小さく見えていますが、今年もステルス戦闘機 F-22 が展示され
独特な金色に輝くコーティングがされたキャノピーが光ってました
アソコまでがこの暑さの中では遠いのだ!
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最後のコックピット見学

2010年08月21日 | エア・タトゥーの思い出
今では望むべきもないが~
昔は機長の判断で、飛行中の旅客機でもコックピットを一般の方が見学することが可能でした
そんな昔の記憶を・・・


1999年の7月、RIAT に向かう為に乗った某航空会社の B747-400
仲間と「コックピット見学をやろう!」ということになり搭乗時に乗務員にお願いした

返答は機長に御伺いをたててからなので離陸後にSWがやってきた
「機長からOKの返事をいただきました ロシア上空あたりで映画の上映中?に
 私がお呼びしますので周りのお客様の迷惑にならないよう静かについてきて下さい」とのこと

離陸から約3時間後、暗くなっている座席に「お呼び」がかかった

B747なのでアッパーデッキの階段を仲間3人と静かに登る
ファーストクラスの乗客の目線を気にしながら、2重カーテンの奥に入ると
SWがドアをノックし、機長からの「どうぞ」の声に中へ~


そこは眩しい世界が広がり、コジンマリとした空間には乗員が2名のみ
パネルはグラス・コックピットでアナログ的なメーター類はほとんどない

立っている私達に機長が「ジャンプシートに座っていいですよ」と

「自由に写真撮って下さい」と言われたが持参したのはコンパクトカメラのみ
露出の調整などかわからないのでオートで撮った画像では外界は白く飛んでしまった

絶好のビューポイント! と思ったがジャンプシートからは外の景色は案外見難かったよ
もっとも下界はロシア(シベリア)の広大な大地で層積雲が散らばるツンドラが広がるばかりだが・・・

ストロボをOFFにすればこんな画像になっちゃいますが、外界の風景が少しは見えるかな?
しかし、コックピットからは客席では絶対に見られない前方風景も見ることができる
はるか遠くに霞む山並みが見えたが、距離は数百キロ以上あるそうだ


「なんでも質問して下さい」 と言われたが事前に調べてもないし
当時は民間機のコックピットなど興味はあるが、細かくは知らなかった
それでもと「ジャンボ機のラダー(方向舵)の効きに」ついて質問したような
答えは「ラダーは使わなくていいですよ、それを自動でやってくれる・・・」と
言われたかどうかの記憶もないが、今なら「ヨーダンパーが~」と理解してるつもりなんだが(汗)
「バカな質問をしたものだ」と後々後悔してしまった(爆)


静まりかえったコックピットが不思議になり、「ロシア上空ではATCも静かなんですか?」
と聞いたら「室内のスピーカーはOFFで、ヘッドセットで対応してる」とのこと
なるほどネ、見慣れたビデオやカセット類は造られたものだったんだ・・・


いまでこそ私が好きなフライトシュミレーターでは本格的なものもあり
少しはコックピットのシステムもわかってきた
この写真からでも色んな情報を得ることができ、もったいないことをしたと思ってしまう
この時は15分位の短い見学だったが、今なら質問攻めにしたくなるね(笑)


ところが、このコックピット見学が最後の見学になってしまうとは・・・

イギリスに着いた私達は、イギリス西部にあるチェルトナム(Cheltenham)のホテルへ

航空ショーへ出発の為に早起きした私達は、ホテルのロビーに下りていった

ソファーの前のテーブルに置いてある朝刊に目が止まる
一面に大きく載ったカラー写真に写るのは私達が普段見慣れた紺色と白の機体
 全日空 ANA の B747 だ
ヘリからだろう上空から写した画像から、そこが羽田空港ということも一目瞭然

そこには不自然に止まった機体に群がる、救急車と警察車両 等など・・・
新聞のキャプションからハイジャックという言葉が読めた、機長が死亡??
でも英字新聞を普通に読める仲間はいないらしい、部分的に訳してみるが
確信はなかなかできなくて「~だろう」というのみ

手っ取り早いと、その場にあった公衆電話で自宅に国際電話をかけてみた
日本は午後2時過ぎだ、答えは~
ハイジャックがあり機長が殺害された、レインボウ・ブリッジをくぐる・・・
なんだって? 電話料金ばかり気になるので要点だけ聞いて切る

上のコックピット画像で下から2番目の画像右下には日付けが写り込んでいる
99年7月22日、あの前例のないようなハイジャックが起きた前日だ
その犯人はフライトシュミレーターも・・・ とはあまりにも悲しい

なんとも後味の悪い事件の発生で、帰りの便で再度見学しようとの目論見は泡と消え
さらに続いた2001年の同時多発テロにて、飛行中のコックピット見学は夢の彼方に消え去った
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