三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

小宮御柱祭も無事終了したけど・・・

2022年10月08日 | 令和4年度(2022年) 寅年 御柱祭
先週末に、令和4年度の御柱祭が全て終了したのですが

 自分は~
  懲りずに、また やっちまいました

前回(平成28年)の 小宮御柱祭を記事にしたブログ を見返したら
 まったく同じで、またか! というか トホホというか

 そう、今回も記憶がなくなりました・・


先週末の日曜日
コロナで自粛開催となった春の御柱祭
その抑え込まれていた気持ちを払拭するように、早朝より氏子たちが集まる

 とはいってもね、秋は子供が主役なので
 菓子や飲み物を優先配布しなければ~ 
 
それがひと段落すれば
御柱 曳行中の飲酒は禁止されてはいたが
神事の始まる前にと~
大人たちは先ず缶ビールで祭りの成功を一斉に祈念する

 小宮の御柱では、自分は 四の柱 を担当するのだが
 
 夏のはじめから、柱を造っていた御柱青年会の皆さんが
 こんな缶バッチを作っていたとは知らなかった
   75mmサイズは大型の部類かな 目立つわ!
  干支の虎が描かれ イイネ


神事が始まる前には、缶酎ハイを空けるのを忘れない面々で 

 気持ちを切り替え
お神酒をいただき、心身を清めれば
快晴の秋空のもとで、小宮御柱祭が始まります
 

春の御柱に比べれば、柱の太さも長さも超小ぶりですが
登ればそれなりに高さを感じます

木遣りを鳴く前に、柱を振られて曳行長が転がったのはナイショですぜ
見ていた皆さんビックリで心配したけど
怪我がなかったのはなにより さすが若いわ!

四の柱が曳航開始されるのは、一番最後の出番
ということは時間があるということで
お神酒の残り? や、色んな祝い酒がまわってくる

法被姿の いなせな 子供も柱に登り、おんべを振り鳴けば
やっと曳行が始まります

この前後は忙しくて画像残せなかった

それからは、10~15分ごとに休憩をとる
例年の御柱なら、飲食の接待所が設営されているが
今回は直前のコロナ蔓延で中止になってしまったから
ただ、ただ 杯のみが増えていく


3度目の休憩では、先を行く柱の都合でロング過ぎる休憩となり
人生最後の御柱だろうと、我が家の年寄りまで記念におさまる

子供たちには、キッチンカーを動員した隣の柱から
御厚意でソフトクリームをもらえるなんて~ 羨ましい!

とにかく朝方の10度だった気温は、27度まで急上昇
缶ビール やら 酎ハイ が瞬く間に消えていく~ 足りないかも


そこへ突然、「押してるから急いで!」と急かされ一気に進むことに
「踏み切り渡し」はJRをはじめ各所との兼ね合い等から
時間はキッチリ決められており、担当者はヤキモキ

   


それにしても細い柱だこと
いつも小宮は、こんなモノだったっけ!?
曳く氏子も例年より少ないから、それに合わせたのかな



恒例の「 踏み切り渡し」も
例年に比べれば、ホントに氏子が少ないや




四の柱は、最後の順番で
神社の奥まで引き込まなければならない
木々の間をぬうのも柱担当の腕の見せどころ


  
  なんとか定置に引き込めば
  曳行の〆は、曳行長 音頭の万歳 で終了


小宮御柱の主役たちが記念撮影するのを横目に
急いで かたつけ仕事に向かう



6年後の御柱祭、平和で感染症などない
穏やかな環境で開催できますことを
神殿に向かい皆で願掛けするのを忘れない

この後、帰宅するまではなんとか自立していた体は
玄関で崩れ落ちてしまい

朝かと思い気がつけば、まだその日の午後8時で

記憶は消えて、まったく思い出せなかったけど
カメラの画像データを慌てて見返し
そうか~ なんとなく部分的に思い出してきたような

でもね、部屋に転がっていた 塩レモン酎ハイ の空き缶
だれが、いつ飲んだのだろう???

画像もないから、いまだに思い出せないんだよ(笑
コメント (2)
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秋にも 御柱祭が行われます

2022年09月14日 | 令和4年度(2022年) 寅年 御柱祭
御柱年には、春と秋に御柱祭が開催されます

主催が春は神社で規模もデカイが
秋は地区の行事として小ぶりに行われます

昔は、子供御柱と言われていた秋の御柱「小宮御柱祭」だが
近年は周囲に子供が・・・ いない!

というわけで、建前は子供を残したまま
規模の小さな御柱祭を実施~ してきたけど

今年は、春の御柱が感染対策で中途半端に終ってしまったこともあり
リベンジ的な要素を込めて準備が進んでいる

そんな折り、春の祭りではできなかった
御柱を曳くための「綱」を綯う行事が、先週の週末に行われた

長く続いていた雨も止み、晴れ間が覗いた絶好な休日

というわけで、神社境内には
感染対策の為に少数で出席を~ 

と呼びかけられていても 100人以上は集まらないと縄を完成できない

 
 この「大八車」の改造品を見るのも久しぶり

 と書いてみても、大八車 を知っている者は少なくなるばかり

 

 まぁ、「大八車」が現役で馬に引かれていたのを
 自分はもちろん知ってます・・・(大汗

この大八車の車輪が、御柱を曳く太い縄を作るのに必要不可欠なモノなんです






何本もの「荒縄」を並べて、その塊を三本作ります
その三つの縄の束を、参加者が三つの列に分かれて 綯って いきます

  

  皆で縄を捻っていく単純作業なんだが~

  リズムを合わせないと捻り具合が乱れてくる
  隣の芝生じゃないが、両隣の人の捻り方の早いこと

  こんな事でも、約100人の気持ちが御柱に向けて「ひとつ」になっていく~ 
  大切な行事なんだね


この3本の縄の端が、先ほどの大八車の車輪に繋がれ
車輪を回せば、しだいに太い一本の縄が編まれていく





時に綯っている縄の束が切れてしまうことも
その縄を繋ぐ方法を習うのも、今回の「綯わない」の行事が行われた理由

コロナで、御柱祭の準備行事が悉く中止され
「次世代に繋ぐことができない」と危惧されての、今回の行事実行

所作をスマホ動画で後世に残せるのは時代だね


なにせ6年(数えで7年)に一度の行事
次回も元気で祭りを迎えられるか、わからないもの

 実は今回、このブログ記事で上げてる画像は
  12年前の御柱祭のモノ

 今年は諸事情で画像を残せなかったけど
  何人もの懐かしい顔が・・・ 写っていた



今回出来上がった曳き綱ですが、秋の「小宮御柱祭」では使いません

小宮の御柱は、簡易的に運動会で使う綱引き用の綱で行うのだそう

 これは飾り物で終る運命のモノ
こんなことは初めての事で、これも COVID-19 の影響の一つ


春の御柱では大役をいただいた自分でしたが

なんと、秋の小宮でも役が廻ってきてしまい
これで1年以上、御柱に振り回されてます

この秋の祭りも、春につづき
「飲食は控えるように」との事前通達がすでにでている

春よりも連日の感染者が多い毎日では
「With 〇〇 ~ 」などと言われてもね

今週末も祭りの準備があるが、どうなるか
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御柱祭 最終日 建て御柱 ~つづき

2022年05月19日 | 令和4年度(2022年) 寅年 御柱祭
アッいう間に整地も完了し
見事に自立した御柱です



 その頂では
 
 この三人、左がこの柱の責任者で
 今回、色々とこちらからの注文に対応してもらった彼
 右の彼、息子だけじゃなく 自分も ここの「山賊焼き」が大好きで
 それを毎日揚げてる彼、最近は店に行けなくて申し訳ない

てっぺんに立つ彼、以前に初めて一緒に地域の役職をこなしたが
穏やかな話し方で、率先して皆を引っ張ってくれる
任せておけば大丈夫な頼りになるヤツだ

 そんな顔なじみの3人を狙ってショット


この後は、頂上の3人を残し
柱から御柱青年会の面々がロープを伝い降りてくる



業者さんに手ほどきされての技だという
かなり練習しただけあって
ロープの上に腰掛けながら降りるとはビックリ、いや見事!

数人が降りたところで
柱の上からの声に周囲の氏子も注目

「僕には彼女がいます!」、 誰もが エッ? なに?

「降りる前に言っておきたいことがあります」って
 まさかのアレかい?

おい 彼女はどこだ! と周囲は大騒ぎ (笑

その告白聞いて 隣にいた報道カメラと
アナウンス担当の女子さんから大粒の涙~ 
自分はメガネかけてたから、見つからずに助かった(笑

 いやぁ、いいもの見せてもらいました


 そんなサプライズに一瞬止まった祭りも再開し
 建て御柱もフィナーレです


  
  コレ 待ってました! 御柱の華だね

 この後は、垂れ幕も下ろされ
 次回の御柱祭は2028年、世界中が穏やかな年だといいな


大きな扇と垂れ幕を下ろせば、代わりに俵が引き上げられ
コロナで一般の氏子参加は憚れたが

柱に乗る関係者の家族が、一斉に御柱の周囲に集まり
新築の御柱上から餅投げ! です

 俵に詰まった宝を投げる

それにしても、関係者の家族ってこんなに沢山いたんだ
 子供も、家族も大喜びで拾い捲っていた



気がつけば、頂上の3人は最後の記念写真を


 TOPから下界がどう見えるか、画像送ってよ(笑

 そして、O君 柱のてっぺんに立つ? 
  立つの? 立ったわ! 拍手の渦
  


 口上の後は、柱から無事に降りるのも~ 上手い!



 誰もいなくなった柱は、聳え立つ祭りの後
 

無事に皆が地上に かえり
見届けたのか、近くの切り株で見守ってたコイツも何処かへ


「建立奉告式」は独特な手〆で一つの儀式を終える


それもつかの間、令和4年 御柱祭 最後の儀式が待ってました



「根 堅 式の儀」、柱の責任者が代わるがわるに打ち込む

3日間に渡る 長かった行事もこれで全てが終了

お疲れ様でした、いやーホント 自分もとことん疲れたよ
って、自分はこの後 境内の後かたつけが待っていたなんて(爆

参った まいった、さぁ カラスをかたつけるぞ! 
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御柱祭 最終日 ~建て御柱

2022年05月15日 | 令和4年度(2022年) 寅年 御柱祭
御柱祭も3日目となり、いよいよ祭りの最終日
前日午後からの雨は上がり、道路も乾きはじめている

この日の集合時間は超早め
酒も飲んでいないのに、前日までの疲れが抜けなくて少々辛い朝

年寄りも一緒に早起きさせ、朝の処置を済ませた後に
法被を羽織り急いで家をでた

到着した境内では
すでに御柱青年会の面々が、御柱に足場を固定するのに忙しそう


祭り最終日は「建て御柱祭」が行われる
前回、平成28年度の御柱祭で初めて見る機会を得たが
心底感動した思い出の行事だ

今回、コロナ禍の為に規模が縮小されたとはいえ
この最終日だけは例年通りの行事が計画されており
令和4年度の祭りでも一番見たかった御柱行事だ

 
 境内を見下ろすブリキのカラスが朝日に黒光り


柱を立てる穴の周囲も目が離せない

塩とお神酒で、業者さん自らお清め中だが

穴の中でも作業が進んでいた

柱の元先が、この板に当たって定位置に建つよう
グリースを塗ってる真っ最中

今回の業者さんは昨年と違い
御柱祭を何度も経験しているベテラン企業さん
ワイヤーの張りや氏子の案全帯も前回とは違うようだ

ここで自分たちは事前会議へ呼ばれ、夕方までの行事説明を受ける
9時間近い長丁場な行事となりそうだ

それが終われば、いよいよ建て御柱の始まりです

先ずは、各柱の曳行長が柱に乗り 最後のお役目的「木遣り」を


 この後に、まさかのサプライズが待っていた!
 なんと自分も指名され
 神が宿る御柱に乗ることを許されるなんて~ 

 一緒に柱にのった隣の彼はベテランの御柱青年会員
 彼の慣れた「木遣り」に合わせ、 おんべを振るのが精一杯(汗
 カメラ画像を残せなかったのがホント残念・・・


さて、ここからが 建て御柱 の本番

前回の御柱祭、隣町では2名の尊い命が失われた「建て御柱」
再度案全帯とカラピナ等を互いに確認してから足場を固める


柱に乗る全員、一人ひとりが「木遣り」を鳴き終えると
人力により、ワイヤーが巻かれ始めます


今年の業者さんは、祭りデコされた
こんなワイヤー巻きの道具を持ち込んでました

前回の いかにも年代モノの巻き取り機と比べると
見かけも数段映えます



 
  姫の「木遣り」で、柱の上も境内も盛り上がる
  この木遣り、毎回 鳴きの言葉を変えながらなので大変です


  時々休憩を入れながらも40分ほどが経過し
  すでに柱の角度はご覧の通り
 
  カラスに突かれそうな体勢に、足元はかなり力が入ってそう
  柱の上から「ホントは怖くなってきたんだ~」との 木遣り が聞こえたり

柱上の氏子と、下で見守る氏子との掛け合いに 祭りは盛り上がって行く


 
  柱の氏子、位置によっては柱に抱きついてる体勢で辛そう

  みかねた建て業者に促され、左右に位置をずらし
  「ここが我慢のしどころ~」と木遣りが鳴いたとか(笑
 
 
  ほぼ垂直になった? かな

すると業者さん、小型重機も動員し
柱の元穴を一気に埋めもどしにかかる

補強材もあっという間に巻いてしまうあたりは
流石に手慣れたもんだ! と感心しきりだ

                                           ~つづく
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里引き2日目 神事参加で画像残せず

2022年05月03日 | 令和4年度(2022年) 寅年 御柱祭
午後には雨が降り出す予報だった里引き 2日目は
 早朝に出向いて神事のリハーサル

今までこの神事を見たことはなく、良い体験をさせてもらう
リハーサルが終ったところで一休み

目の前の柱では関係者が記念撮影に忙しい


 この後は神事の本番 ~草履じゃね 雨じゃなくて助かった
 
 まぁ、新人の自分は後ろからついてく金魚のフン状態だったけどね(笑
 そんなフンでも神事の最中は撮影などできず、ブログ用の画像さへ残こせず残念


  

出迎えた「杣」(そま)が柱を検尺し冠落とし(斧で端を切り落とす)


  これを終えれば、御柱上で最後の「木遣り」を
   



 里曳きもいよいよ最終盤を迎える

四本の「御幣」を供え、お神酒と手拍子で御仕舞い


なんとか雨は落ちずに、午前で神事の全てを終了
 あとは翌日の「建て御柱祭」を残すのみに


自宅に戻り昼飯をとってるところへ
柱の 曳行長宅 で、お迎え行事がおこなわれるとの緊急連絡が入り


これも初めての体験、そう前回までは仕事優先だったしね

通常は 打ち上げ宴 の真っ最中に行われる行事だそうですが
コロナの為に宴は自粛、玄関先で軽く呑みながらが精一杯



「笠踊り」やら「伝統の唄」も初めて聞く事ができ感激してしまった
ただ、この後の「ご祝儀」には目の玉飛び出したのはナイショですぜ

 御柱貯金ではとても間に合わないぜ!
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