三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

明野航空祭 2014 出遅れ報告~ 2

2014年10月30日 | 航空祭 11~19年
ここ明野の消防車も新型に更新されていました


アメリカのオシコシ製で、放水デモもやってくれます

オシコシ製と聞くと軍用車両や、空港消防車もなんとなく角ばったイメージがあったから
車両に名板がなければ、オーストリアのローゼンバウアー製と見間違うとこでした


長い時間ホールドされていた空自岐阜基地からのお客さんは
F-15とF-2の編隊で上空パスした直後、F-15がブレイクでバーナーオン
さわり程度の機動飛行を実施してくれた


F-2もお腹ばかりでしたが、陸自の明野基地で見られるとは思わなかった




先ほど大編隊と別れた、明野レインボーの 9機が進入してくる


通過すれば、単独機よろしく
陸自ヘリの主役達がそれぞれ機動を披露してくれる

先ずは AH-64D アパッチ・ロングボウから


チョッと遠い感じで、なかなか絵にならない・・・

近くで機動なら、ブレブレ画像になったろうけどね


機動を終了して舞台裏に向かえば、直ぐに次の機体が進入してデモを始める
切れ目なく観客を楽しませてくれるのも明野の魅力



AH-1Sコブラ の機動は、動きが早くなかなか撮り難い機体だ

やはり基地外からでは、遠いなぁ~




先のアパッチやコブラは攻撃ヘリだから機動はおての門
しかし、この多用途汎用機 UH-60JA も なかなかの機動を見せてくれる




チョッと見難いが、パイロットの顔の角度を見れば機体の角度がわかる



狙いだった新型練習機 エンストローム TH-480B 、まともに撮れたか・・・? の紹介は次回ということで
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明野航空祭報告 また出遅れですが~ 1

2014年10月27日 | 航空祭 11~19年
4年ぶりの 明野航空祭 訪問だが、仕事の休みが取れたのはなんと3日前
その前日は夜遅くまで地元の礼大祭に出席しなきゃで~、こりゃ困った

何が困ったって、信州の自宅から三重県の明野基地へは
当日朝イチの公共交通機関を使っても、航空祭の始まる時間に到着するのは絶対に無理!

仕事中になんとかマル秘な裏ワザを考えついたが~(笑)
前日の帰宅が遅かったので、少々寝不足気味でマイカーを使い自宅をでたのが午前4時
途中でJRと近鉄を2回乗り継いで「明野」駅到着が午前9時
全ての乗り換えは10分以内という、タイトなスケジュールだったが結果オーライ


   


深夜に信州を出るころは、寒くてさむくて凍えきっていた
前夜の礼大祭舞台も吹きっさらしだったし、少し喉が痛いような・・・

でも撮影ポイントまで20分程歩いてくると、やはりココは伊勢だよ暑いくらい

明野は8時から基地のオープンだが、実際に飛行展示が始まるのは
航空祭が始まる10時頃で、おかげで間に合うことができた



基地のフェンス際に到着直前、米陸軍のブラックホークが展示の為に降りてきた
厚木基地でも偶に見られる、座間の機体だが 確かコールサインは「NINJYA」
陸自ヘリにも「ニンジャ」ってコールサインなかったっけ


予防の為に風邪薬を一応飲んでから、撮影準備OK!


ここがこの日の撮影ポイント、今回も航空祭会場には入る予定はナシ
道路先に止まっている車の向こうに、アヒルさんは居たのね


空自の浜松基地から飛来した2機の T-4がオープニングフライト?だったが
通常のグレイ塗装機で高度も高め、カメラを向けない方も多かった


まもなく一斉離陸の為に舞台裏?の駐機場からヘリが移動していく




そればかり狙って気がつくと、主編隊はすでに離陸していた


先頭の青い3機編隊機は陸自の新型練習ヘリ エンストローム TH-480B 
この練習機をカメラに納めることが、今回の遠征の主目的


23機の大編隊は渡り鳥の群れのようだ


基地内では式典の続きが行われていたが
来賓を降ろしたヘリが、踵を返すように身をひるがえし舞台裏へ戻る



こちらは基地外から撮っているのに、隊員は盛んに手を振ってくれる
カメラを構えているので振りかえせないが、なんだか嬉しくなってしまう



編隊離陸した群れは約20分ほどで基地上空へ戻ってきた


狙いのエンストロームは5機 飛んでいたんだ

この後大編隊は二つに分かれたようで、小編隊が着陸


この撮影ポイントに集まるのは、着陸時の列線を狙うためだが

今回は立ち位置が悪く、コリャダメだ

なんとなく舞台裏から覗いてる感じで、間延びしたお帰りの姿になってしもた
仕方ないので、こんな密集編隊でご勘弁を



TH-480機を含む、残った編隊は「明野レインボー」として戻ってくるはずだ
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季節は晩秋へ~

2014年10月24日 | 歳時記かな
朝晩の冷え込みが厳しくなってきた信州
都会と違い雪が降らないと厚手のコートなんて着ない信州なんですが
通勤時は冬のコート姿もチラホラ見かける今日この頃

昼間との寒暖の差が大きく、体調を崩している方も多いようです


前日の朝は、雲に隠れていた中央アルプスのトップ
この日(17日)は青空をバックに綺麗に姿を現した


なんとなく白く見えたので、通勤途中で証拠写真を


アップにすると、やはり降雪があったのを確認できる
ニュースでも前日にアルプスの初冠雪を報道していた

先日は台風のおかげで交通機関が乱れたばかりなのにね
雪による交通機関への影響を心配する季節は近い


同僚のギャースケ姉さんが、「実家から送られて~」と持参したのは

一見「梨」にも見えますが、「シナノゴールド」という品種のリンゴ
果肉はかなりシッカリした歯ごたえで、長期間おいてもスカスカに(柔らかく)ならない

信州の方言でいうと「ボケにくいリンゴ品種」です

来月の中旬頃からは「フジ」の出荷が始まるそうですが
暫くはこの甘酸っぱさを連日楽しめそうで、風邪予防にもなるかな


最近の「内藤とうがらし」です

ベランダのプランターはだんだん日当たりが悪くなったので
成長が心配でしたが、天に向かって伸びる赤が映えてます

ところで、このとうがらし
仕事場周辺では、プランターと地べたの両方に植えたが
地べたに移植したものは実が大きく、プランターよりも成長と色づきが格段に違う

やはりプランターでは根の張り具合が違うのだろうか


仕事先のプランターには、こんな看板も差し込まれてます


先日から駐車場の車は霜が降りて真っ白! になってます 
ストーブやコタツは当たり前で、電気敷き毛布も必需に~

一度その温かさを知ってしまうと、なくてはいられません
これからは灯油の値段とともに、電気代も気になる季節
懐も寒くなるばかりだ・・・


今朝は比較的温かく降霜もなかった

通勤時に道草してみましたが
里の色づきはあと少し、もう一雨 もうひと冷えが欲しいようだ
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夜明けの まつもと空港 にて

2014年10月20日 | 信州まつもと空港
未だ暗い「まつもと空港」近くの駐車場に車を入れる

滑走路灯が輝き、空港灯台も遠くから視認できたが
こんな夜景を、ここ松本空港で見られるとは驚き

御嶽山の噴火をうけ、捜索救難の航空基地として特別体制がしかれているという

あたりが薄明るくなり始める午前6時前

先ほどから暖気運転中だった長野県警ヘリのドーファンが天候調査を兼ねて御嶽山に向けで離陸

機内の映像中継用機器類や、担当乗務員がシルエットで浮かんでる

前日の地元朝刊紙に、御嶽山の捜索救難の為に「まつもと空港」も前線基地~
とカラー写真入りで紹介されていた影響もあるのだろうか
早朝ランニングのギャラリー達も、心配そうに空を見上げながら離陸を見守る


コリジョンの赤いライトに、ヘリカメラが色づくくらい実際には未だまだ暗い
(カメラの感度やソフトの修正でなんとか)

捜索救助が実施となれば、地上の捜索任務が終了する夕方まで
近隣各県警からの応援ヘリを交え、警察ヘリは間断なく上空から状況を中継伝送しているという


まつもと空港 のエプロンに駐機していたのは
陸上自衛隊の大型輸送ヘリ CH-47 チヌーク 所属は群馬県の相馬原

本来は数キロ離れた松本駐屯地が進出ベースだが
駐屯地も災害派遣の中型、大型ヘリが多数使用中で、ここ空港もベースとなっている

このチヌークは連日 夜明けとともに離陸し、夕闇に包まれる頃に戻ってくるという

脚には御嶽の降雪以来、スキーが装着されているが
タイヤは連日の御嶽山への人員輸送で、火山灰により白くなっているのがわかる



先日の夕方、上空を通過した御嶽から帰るチヌークを真下から撮ると

タイヤやカーゴドアの下には火山灰が付着、その日の任務を感じさせる




この日も早朝から自衛隊員が乗り込み、御嶽山山頂へ直接輸送するようだ


まつもと空港 外気温は10℃と表示されているが
山頂は氷点下になっているだろう

隊員の足元は、火山灰が入り込まぬようシッカリと粘着テープが巻かれている


手には捜索用の装備を持ち、冷たい空気の中を機体の中に消えていく

若い彼らだが、3000メートルの高地は寒く大変な作業だろう
シャッターを押しながら「早朝からご苦労様」と言うのが精いっぱい


後部ドアの上半分を開けたままでエンジンの回転を上がっていく




敬礼に見送られて滑走路へ向かう、後部の車輪はステアリングするんだ


やはりコリジョンの赤が映えるくらい、まだまだ太陽の光は弱い


滑走路の手前で、重そうな機体がフワッと浮かんだ
直後、フェンス際で撮っている自分にも強風が吹き付ける




と同時に内臓まで響く、低音のリズミカルな羽音を残し南向けで離陸していく


時期的に松本盆地は早朝低い雲で覆われていたが
雲海の上を目指すように大きく旋回しながら高度を取ったあとに御嶽を目指していった

この日の捜索活動は、ブログにリンクしている「東濃IFR」さんの記事が詳しいが


私の住家である信州南部は、御嶽に近いこともあり
消防や医療関係者として、派遣された知り合いも多い

地元緊急車両が交代で派遣されているのがTVのニュースで映しだされる
さらにはその出動で不足する緊急車両のバックアップ隊も存在したという

航空機(ヘリ)は警察関連だけでも、警視庁をはじめ
近隣各県ばかりではなく関東中京の広範囲から
連日日替わりで応援体制が敷かれていたようだ

非常時のこういった行動マニュアルが、既に確立されていることに感心するが

まだまだ私達にはわからない、知らないところで
沢山の裏方さん達がこの災害に、捜索救助に対処していただろうことを
改めて考えさせられる機会にもなった


御嶽に近い、中央アルプスや南アルプスにも降雪が確認された16日
残念ながら、行方不明者を残したまま 今年の捜索活動は中止となってしまった
すでにアルプスはベテランでも冬山装備が必要だという
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陸自ヘリを見送り、再び山を想う~ 

2014年10月16日 | 信州まつもと空港
沢山の見学者であふれる まつもと空港 のデッキから
駐機中の自衛隊機を狙ってみた

こちらの2機は、私が高ボッチを出発する頃にアプローチしていた編隊



こちらは先ほど着陸を撮影できた編隊
どうも、高ボッチで昼食中に南下していった機体の戻りみたいだ

航空機なので災害派遣とは書かれてはいないが、やはり御嶽関連での飛来のよう

機種は 陸上自衛隊 UH-1J 、原型はベトナム戦争時に活躍した輸送ヘリで
私たちの年代ではイロコイの名前と共になじみ深いヘリの派生型

県の防災ヘリ「アルプス」だって、元をたどれば同系列機で顔が似てるでしょ

ヘリ4機 は全て立川基地の所蔵マーキング付き

こちらは先ほど降りてきた編隊機で、エンジン排気口の上に突起がある

これは赤外線追尾の対空ミサイルを避ける為のジャマー(ディスコライト)を取り付ける基台
ジャマー本体が取り外し可能なんだと初めて知った


おりしも空港見学で訪れていた小学生達に、説明担当の空港職員は
災害派遣の為に空港へやってきた事や、所属基地等も丁寧に説明していた

ほどなく先に到着していた編隊が北向けで離陸する



デッキからは見下ろすアングルで自衛隊ヘリを撮影できる

シッカリ編隊を組んだままで離陸していく




こちらの編隊は、1時間ほど後に離陸を開始


自分は滑走路を挟んで反対側に移動しての撮影なので
デッキで見送る小学生達も写り込んでいる


編隊は南向けで離陸、ホームベースへの戻りのようだ

霞んでいるが、ちょうどバックに見える高原が 高ボッチ


いっけね!、この日はアルプスの撮影が目的だったんだ!
一雨毎に秋色を増す山岳を狙いに、近いうちに再訪せねば雪の季節になってしまう
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