三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

Mi-24 攻撃ヘリ 飛行展示

2024年06月19日 | エア・タトゥーの思い出
前回からのつづきで、Mi-24 の飛行展示を紹介

観覧エリアからは見えない格納庫裏にある
飛行展示機の専用エリアから離陸したヘリは
高度を上げずに、隠れるようフェアフォード基地の後方へ回り込む


ひな壇になった 有料観覧席からの望遠撮影なので機影を確認できたが
芝生内の一般ギャラリーからは見え難いだろう

編隊を組みなおし、高速で滑走路上へ進入してきた



大型ヘリ3機の編隊は、なかなかの迫力もの

貴重な撮影なので シャッタースピードを落とせず
メインローターの動き表現が鈍いね
今のデジタルなら撮影画像をモニター確認しながら、ある程度は対応できるのに




大型機であると同時に攻撃ヘリは機体重量も半端ない
吹き降ろされるダウンウォッシュは相当なもの
この画像でも、枯れ芝生が巻き上げられているのがわかる





2機の編隊がスモークをひきながら繰り広げるフライト




何回かのクロスも見ごたえあります


2機が対面しあってホバリング

そのままの間隔を維持しながら360度回転を見せる
このあたりの動きは、写真よりもやはり動画だろうね




なかなか見ごたえのある大型攻撃ヘリの飛行展示
金曜から日曜まで3回のフライトは見飽きなかった





  検索したら Andreas Schmidt 氏 の YouTube 動画が参考になります
   RIAT 1996 - Mil Mi-24 Hind (音声が大きめなのでご注意を)


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旧ソ連の Mi-24 攻撃ヘリ

2024年06月13日 | エア・タトゥーの思い出
ブログ更新を伸ばしているうちに
信州でも、気温は一気に真夏になり連日の 30度越え
一週間前までは最低気温一桁だったのが嘘みたいで~ 早くもバテそう

そろそろヒコーキ ネタを出したいのですが
撮影遠征など今の環境ではできるはずもなく
久しぶりに思い出 話しでも~


2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻

2年たってもまったく出口が見えない状況で、こんなに長引くとは
体調不良を噂されていたロシアの首長はますます勢いを増し
それをアナウンスした海外ニュースは、ただの希望的観測だったのか・・・

今回の紛争では沢山の動画がSNS等で拡散されているが
その中で、侵攻当初にロシアの攻撃ヘリ Mi-24(ミル24)ハインド が
地対空兵器で撃墜される映像はインパクトが凄かった
 
日本国内で運用されてる大型ヘリ の「ピューマ」
当ブログでも 何度か登場 しているヘリだが
それよりも 、ひと回りも大型の Mi-24 攻撃ヘリ

旧ソ連時代から運用されてきた攻撃ヘリ
そんなミステリアスな機体に、英国で開かれた世界最大の軍用機の祭展
ロイヤル・インターナショナル・エア・タツー で対面することができた


   
 フォトバスと呼ばれる、英国特有の二階建てバスの上階屋根を取っ払った車体
 オープンビューな2階から、飛行展示専用エリアだけに鎮座する機体を撮影する
  


 1996年のRIATに飛来したのは、チェコ空軍 の 旧ソ連製 Mi-24V




 駐機エリアには、存在感のある無骨な大型ヘリが3機も並んでいた


Mi-24 攻撃ヘリの原型は下画像の Mi-8 ヒップ (1993年の IAT で撮影)

この機体をどう改造したのか、面影が残るのはエンジン部だけの様子
 (過去に1機だけ日本にも輸入されていた)

 この青色のMi-8 はドイツ海軍の機体
 東西ドイツの統一により 東ドイツ からの置き土産
 Mi-24 の原型となった Mi-8 も、ウクライナ戦争では攻撃ヘリとして
 ロシアとウクライナの両軍が運用しているが
 ロケット弾を曲射(弾道発射)攻撃する映像が拡散されていた


上画像の3機は飛行展示専用機だったが
チェコ空軍は、別に地上展示用の機体も持ち込んでいた



キャビン内のオレンジ色の物体は、渡英の為の燃料増加タンクかも
 この機体は機首の機銃ターレットがない


  
  正面から見た機体、言われなければわからないが
  メインローター軸がなんとなく傾いているように見えるような~
  そう、横滑り防止の為に 胴体ごと 2.5度傾けられているなんて
  知らずにマニア終えるとこだったよ(笑





ロシア系のヘリって、何故こんなに機体後部が下がるほどの脚設計なんだろ
模型つくりでも、後部を下げればロシア機らしくなる~ なんてね

それにしても、Mi-24 の実機に出会ってから もう四半世紀以上も経つのかぁ
 昨日のような気がするが、自分も歳をとるわけだ


1996年のRIAT(ロイヤル・インターナショナル・エア・タツー)では、4機の Mi-24を持ち込んだチェコ空軍
今回の記事TOPで、飛行展示エリアに駐機していた3機の Mi-24
その機体による攻撃ヘリらしい大胆な展示飛行は次回に紹介予定です
コメント (4)
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麦秋の風景 に見とれる

2024年06月07日 | Weblog
先月後半、松本市の JR村井駅 近くに所要があり何度か出掛ける機会があった
その頃はアルプスの雪解けが急速に進み、目立つ雪形が魅力

その中で、目の前に見える常念岳の雪解け風景(雪形)が
見事に 陸上自衛隊松本駐屯地 のロゴマークそのものだった

  
   きっと、この時期のアルプスをモチーフにしたんだろうな~ 
 

何度目かの所要の日
その日はたまたまJR移動で出掛けてきた
所要先のビルの上階から眺める下界では、田植えの終盤のよう

ここからは北アルプスはもちろん
まつもと空港 の離着陸機も眺められ、羨ましい環境

そんな風景をゆっくり楽しむ時間はなく
この日は、もう一箇所 立ち寄らなければならない場所があった

その所要を済ませながら
2kmほど北に(松本市内寄り)にある JR平田駅 まで歩くことに

JR線沿いの住宅街は思った以上に道路幅が狭く
このあたりは昔からの住宅地だったのだろう
学生時代に住んでいた、東京の住宅街の路地を思いだしてしまう

途中、まつもと空港へアプローチする航空機音に空を見上げると
 ハロ? があるのかな?


乱視で老眼の目では眩しすぎて確認できず

スマホで撮れば ほら!

ハロ が丸く広がり、明日の天気は崩れると予報してくれてる 
すでに周囲の山には雲が急速に広がっていた


やっとたどり着いた JR平田駅前 ここへ来たのは初めて
目の前に広がる麦畑に思わずスマホを向けてしまう

 駅からこんな近くで季節を感じられるなんてイイネ

 麦秋の季節ももうすぐだ



と思ったのもつかの間
その1週間後に、再び 村井駅の近くまで出掛けると


すでに麦畑は黄金色に変っていた
先の平田駅から3kmほど山際なんだが、このあたりは麦畑が多いわ


ここに入って遊ぶと、痒くなって大変なんだ と子供の頃聞いたことがある

梅雨前には刈り取りが終わるだろうから
いよいよ 麦秋(ばくしゅう)だね


なんて思いながら帰宅すると
我が家周辺の麦畑は、まだ背丈も低く青々していた


 これって、種類が違うのだろうな 詳しくないけど・・・・
 ( たぶん村井で見たのは 大麦 で、我が家周辺は 小麦 かな )

梅雨前の貴重な晴れ間に一気に行われる 麦刈り
今季の 麦秋の風景 は この一瞬で見納めなんだろうな
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6月となれば~

2024年06月03日 | 歳時記かな
今年も もうすぐ半分が過ぎてしまう6月のスタートです

梅雨も近いのか、台風の影響か
昨日は不安定な天候で、時に豪雨も有りの湿度100%な一日
こんな日に限って、早朝から山の草刈り出動なんだよな 

あと10日もすれば嫌でも梅雨入するだろうに、雨よ 急ぐな! って気分


 ところで、そんな梅雨時の風物詩といえば ホタル



先月のはじめだったかな
近くの町で6月に行われる ホタル祭り がある
そのホタルの養殖場?で、幼虫の上陸数を確認するボランティアの方と話す機会があった

初夏の夜を舞うのは 成虫となったホタルですが
その幼虫は水生昆虫のような形態をしており
それが水から陸上にあがり、土の中で 蛹(さなぎ)となり
やがて羽化すると、光を放ちながら舞うホタルとなる

私は知らなかったのですが、その ゲジゲジ のような
見掛けの悪い水性昆虫似の幼虫も、体の後部が光るという

幼虫はやがて、岸辺から近い柔らかな土に潜り込み 蛹(さなぎ)となる
時に、かなりの距離を移動して土に潜り込む気まぐれな? 個体もいてね
そう笑いながら話してくれたが、まだつづきがあった

そして、その「蛹」さえも光ると聞くと
ホタルって、なんとも不思議な生物、生態だこと


そんなホタルの生態を教えてくれる動画をみつけました 
 このサイト  NHK for School 「ホタルの一生」
私のような素人でも わかりやすく参考になります



上陸してくる幼虫の数を、専属の委託員で毎晩数えるという
その数によって、今年の成虫になる数がわかるのだとか

 その方によると~「今年は上陸する個体が異常に少ない」という

原因は、冷え込み等とは簡単には断定できず まったく不明なんだと
昨年は逆に異常なほどの乱舞いが見られたというのだから不思議

 近くの町で行われる今年の「ホタル祭り」
 コロナの規制も解かれ、地元はだいぶ盛り上がっていると聞くが
 肝心のホタルが今年は激減と聞くと~ 大丈夫かな
  (公式発表でも、今年のホタルは少ない予想とでています)



その方の話を聞くまで、ホタルの幼虫なんて
 まったく興味もなかったのに~
今ではホタルの乱舞いよりも
 幼虫が光りながら地面を移動する姿を見てみたいと思ってしまう自分

今年はすでにその時期を過ぎてしまっているし
なにより、一般人は立ち入り禁止 という天然記念物のエリアの話しで なんとも残念だ




 ※ 今回使用した ホタル舞う画像は、過去の当ブログより抜粋しものです
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