岩国遠征 ２日目 ～ボーズなんて言わせない

前日のプチ ボーズ？　がトラウマ状態になりそうな気分の朝に
少々アルコールの残った体で 岩国空港行きの路線バスに乗った

わずか１０分少々の道のりだが
歩くのは５月のフレンドシップデーだけで懲りごり（笑

でも空港からでも撮影ポイントまでは約2km　20分の道のり
まっすぐに伸びる堤防が恨めしくなる程なかなか近づかないんだ


県外車も多いが前日と同じような顔ぶれ（車）、自分もほぼ同じポジションに到着
この日も時期外れの高温予報にペットは２本準備してきた


周囲は昨日と同じようなヘイズに包まれ、逆光に拍車をかけてくれる


基地内を覗くと、すでにホーネットに火が入りホットピットで燃料補給中
スモウも２機がタキシング中だ




滑走路へ向けてタキシングするホーネットを追っていると
脇からカメムシみたいなのが出てきた！　ヤッター！　F-35 だ！！
　今日はボーズなんて言わせない　って事だね

　F-35 のタキシングする後姿は甲殻類って感じ



一発目はスモウ、こいつは翼にバディーキットが装着されていない輸送機スタイル


ホーネット、最初の上がりはバッツの色つき CAG が単機で



お次はいよいよ初　F-35　が２機だ



こいつの飛んでる姿を撮りたくて決行した今回の遠征、正直嬉しかった
この季節、離陸は北向きの　02上がりが定番、逆光なのは残念だが
飛んでる姿は、離陸のみのチャンスとなりそうだ


地上に目を戻せば、ホーネットがタキシングを続けている



空戦スタイル装備のボルツとバッツの各機だが
編隊の中には本国へ帰国済み部隊の置き土産と言われている
赤の尾翼ラインが新鮮な、レッドデビルズ塗装機も混じっていた

春のフレンドシップデーでは、ほとんどの部隊が海外演習に出かけていたので
これはありがたい置き土産だ


さらにカメムシ 追加登場で、F-35 が２機上がってくれた

カメムシ似は後ろ姿だけで、こうやって見ると「からす天狗」だわ（笑


気温は急速上昇中、風は予報通りに南風に変わってきていた
そこへ期待していたランウェイ・チェンジのコール、　ヤッター！

これで機体の戻りは着陸シーンが撮れそうだ！


それにしても、この霞が晴れてくれないかなぁ



しばらくするとアプローチする機影発見
オーバーヘッドで進入してきたのは　F-35 の編隊


ブレイク時にはベイパーを引いてくれたが逆光の中に消えてしまった・・・



初めて着陸する姿を拝めました、おかげでコマの消費が半端ない（笑

　もう一機の着陸に備えて、振り向くと～


背中の屏風（爆）？　を立てて、ゆっくりと降りてきた僚機
ハリアーの後継機らしく、垂直着陸をやってくれそうだ

米空軍や空自のF-35はA型　海兵隊のF-35はB型
その大きな違いは、B型は 短距離離陸・垂直着陸 が可能ということ

そこへ普通にアプローチしてきたのは単機で朝一に上がった、バッツの色つき



まさかこんなシーンが撮れるとは思わなかった田舎モノです（爆



午前に上がった　F-18 は単機を除いて　２波　6機、　F-35 も２波　4機


　これだけの収穫だけで、感激につぐ、感激！
　昨日のボーズの痛手は どこかに消えてしまっていた自分です

ここまで来て まさかのボーズ！？

地元、信州まつもと空港 の事案を上げるつもりでしたが
現像等に手間取っているので

先に、先月の中旬に決行した長距離遠征の出遅れ報告を ～


　時計は午前８時40分、空は晴れているが酷いヘイズで景色は霞んでいる
　季節はずれの高温注意報の中、目的地を目指しひたすら歩く

　日陰もない堤防に到着すると、すでに多くの車が駐車していた
　半年振りの訪問でも、この時期に訪れたのは初めて

　重い機材の入ったリュックを下ろし一休み

　公園ではないので、一番近いトイレも2km先　徒歩　20分だ（笑
　熱中症予防でペットは持参しているが、飲食はある程度制限しなければ
　レンタサイクルでもあれば助かるのだが・・・


　やってきたココは、米海兵隊　岩国基地　に近い堤防先

　海上自衛隊の掃海ヘリが飛んでいるが、霞と逆光で撮っても真っ白けだろう

　（そんな風景をあえて無修正画像で）

　それでもカメラを引き出し、試しに撮ってみる
　やはり・・・、逆光補正をかけても白く霞んだ機影

　あっ　いけねぇ、ヘリ用にシャッター速度落とすの忘れてた


　モニター画面を見て～　アレッ！？
　　
　数機の海自 MCH-101ヘリが飛び回っており、海自ヘリと思って試したけど
　モニターを見たら大好きな　海兵隊　CH-53ヘリじゃん！

　それほど見難い逆光とヘイズなんだが
　この大型ヘリは、そのまま普天間に帰ったようで証拠画像となってしまった


　暫くすると、ミッションに向かう海自岩国のみに配備されている OP-3 が離陸していく

　こいつも逆光では証拠になってしまうだけだが
　自分には珍しいからね、シャッターを押さないわけにはいかない
　（遠征中、この機種を見たのはこれが最初で最後だった）



　これも飛ぶ姿を初めてカメラに収めた、海自の　U-36 多用途機



　到着してから１時間後、期待していたレガシィ・ホーネットが離陸


　離陸したのは海兵隊の　F/A-18C VMFA-251 サンダーボルツのイモ番が２機だけ

　しかし、基地内からは独特なエンジンスタート音が幾つも聞こえてくる
　いよいよ訓練開始かな～　ワクワクしてくる


　　ところが・・・

　エンジンはかかっても、暫くすると高出力音が響いてくるだけで
　しだいにエンジン音も消えていく
　
　さらに暫くするとエンジンスタート音、スロットルアップ、ストップの繰り返し
　その度に期待するのだが、並ぶ機影に動きはない

　　完全にエンジンテストのみだね


　時計は昼をまわったが、時間だけが過ぎていく
　秋の強い日差し？　が肌を焼いていく、湿気がないのが救いだが・・・






　呉に近いので自衛艦も頻繁に見られる、空母似だが　#4002　輸送艦　しもきた
　霞んだ空気は晴れそうもなく、画像はかなり修正してあります

　自衛隊関連は動きが活発なのだが、米軍関係はサッパリ





　南極観測船「しらせ」搭載機の　CH-101　カラスや
　掃海ヘリの　MCH-101は盛んに飛行、後部ドア付近はこうなっていたのか

　　
　米軍機のエンジンテストは散発的につづいていたが
　自分はこの日、広島まで戻って旧友に会う約束がある
　諦め気分も手伝って撤収準備を始めていると、上空に爆音

　何処の基地に行っていたのか不明だが
　朝に上がったホーネット２機が戻ってきた、時計は15時過ぎだよ





　着陸を撮り終え、長い堤防を戻り始めるが
　他の同業者さんに帰宅組はいない


後日知ったが 結局この日、昼間に飛んだ海兵隊のジェットはこの２機のみ

完全ボーズは免れたが、ここまで来てコレだけかよ～！

　～っていうのが正直な気持ちだった

私より少し遅れて海外からの遠征組がバスにて到着、かなり張り切っていたが、これでは気の毒に
　

撮り慣れた厚木の米空母艦載機のつもりで展開したが

　岩国をなめるなよ！　　海兵隊は海軍とは違うぞ！

　これを初日に叩き込まれた自分でした

謹慎解除～ なるか！

今日はギブスが取れるかなぁ
期待して相変わらずのJR移動で病院へ向かう

お馬鹿な私は、航空機の動向ばかりが気になって仕方ない
痛みはほとんどなくなったので、カメラを引き出し使う方法を考える
利き手で一眼を支えるのは無理だが、シャッターだけは押せた
機動飛行でなければなんとかなりそう！

　あとは車の運転だけだ　


レントゲン撮影はギブスを外して～
と言われたので、このまま開放されると思いきや

後でもう一度ギブス巻き直すこともあるから、腕をよく洗っておいて～　と看護師さん

ゲッ！　確かに外した瞬間から痛みが少し戻ってきて不安になっていた


診察結果は～、　ソフトギブス？　コルセット？　に変更してもOK

　これで一応、車の運転も可になりましたが
　このソフトタイプでも手のひら部分は堅く、ハンドルを握るのにコツがいりそう

　　
　　　（事後の腕はパンパンに腫れてましたが、今は元に戻ってます・・・）


　これつけてると、文字書きはまともにできないけど
　箸ならなんとか使えそうだ

　今までの左手にフォークかスプーンの食生活からは開放されるかも

　さっそく試してみることに（笑
　病院近くの大型ショッピングセンター内にあるフードコートへ


　ウフフ　食べてみたいショップがあった

先日のFM Tokyo「ブリアサバランの～　」で話題が出ていた「ちゃんぽん」と「皿うどん」
塩分量と箸使いが楽そうな「皿うどん」を注文してみる
この店舗は一番食べたかった「太麺の皿うどん」がメニューになかったのは残念

調べると地域によりメニューも値段も違うのね、最安値は地元の長崎か～


　画像では皿が小さめに見えますが、結構ボリュームあります

　でも自宅でインスタント？ を作る時も、麺は２人分使うから驚きはなかった


　堅い麺が少し柔らかくなりかけた頃が好きだから、少し時間をおいて

　やはり２週間のブランクはありますね
　左手で箸を使うよりは大丈夫だが、上手く食べられないや

　それに、時間をおいても麺がふやけないよ！
　どうも麺にのる餡が固めで、麺にからまり難いんだな

　これでは箸で麺を掴みにくくて困った！
　フォークはないかなぁ～

　子供用の小さなスプーンとフォークはあったけど・・・



ということで堅いギブスは外せたのですが
少し重いもの持ったり、捻ると未だ痛いや

やはり骨折は甘くみないほうが良いみたいで、もう暫くは大事にしてます


今月の飛行機関連は、入間に明野、小松でのF-2 F-4プチ戦競も行けず
19日の岐阜も自粛したけど、期待していた地元へのゼロ戦飛来までキャンセル？

コリャ完全に飛行機にフラレぱなしで駄目だわ！　トホホ・・・

郷に入れば郷の～ 旨いもん

骨折謹慎中の身なんですが、なんとか運転したかった

痛みはほとんどなくなったのを良いことに、試しに車のハンドルを握ってみる
しかし、ギブスの硬い手のひら部分が邪魔して、ハンドルに指がとどく程度
これでは高速道で何かあったらヤバイし、医師からの運転禁止令も解けていない・・・　


仕方なく 北しなの鉄道線 と 妙高はねうまライン を使い新潟県内を目指した
以前は小松基地へ向かう時にも使っていた路線だが
新幹線のおかげで超不便になり、文句の二つ三つは言いたくなる

　まぁ車窓の風景でも眺めて　我慢、がまん


　黒姫で見かけた除雪車両？と思いますが、２月に積雪の中で見たモノとは違い
　だいぶ小型に見える、今だけの使用車両なのかな

　翌週には平地でも降雪が予報され、冬場の鉛色空が続く日本海側気候も目の前



　こんな青空下に見える妙高が、貴重な風景になるのも時間の問題

　新潟県内に入ると駅の看板に酒蔵のモノが目立つようになる


　こいつを見たおかげで
　目的地 到着後に向かったスーパーの地酒コーナーで、手を出してしまった（笑

　　

　　肴はもちろん「栃尾のあぶらげ」を
　　添え物は、スーパーのPOPにも書かれていた地元の納豆で

　自宅なら焼酎だが、新潟に来たらコイツには やはり日本酒が一番合うね！



　「栃尾のあぶらげ」は以前にも、我が家 近くの飲み屋（酒場）で食べたことがあった
　その時は あぶらげ の中にネギがタップリ！　入れてあるもの
　
　これはこれで酒の肴には良かったけど～


　最近は 納豆盛りの「栃尾」に完全にハマリました！
　自宅では、これに行者ニンニクの醤油漬け葉と おろし生姜 を忘れない（笑

　

ところで、11月18日の夕方から長野県、新潟県の県境は降雪に
高速道路はチェーン規制になってるけど今季初だよね

　（日本道路交通情報センター画像より）

ボスの指令に 再びアノ高みへ

新潟滞在中に、久しぶりに届いたボスの指令は　
　「52階で待ってる！」　


仕事中だった「相棒」を途中で無理やり拾って新幹線に飛び乗る
週末だからと、せっかく指定席をとったけど車内はガラ～ン
土曜の夜って、こんなかなぁ　　高崎からはある程度埋まったが・・・


大宮経由で新宿へ着くと、土曜の夜10時は人・ひと・ヒト

夕食は済ませて来るように！　と指令のケツに書かれていたので
ラストオーダーにギリギリ間に合う「いきなりステーキに行こうぜ！」
と相棒を誘ったが、「仕事で疲れて食欲が～」と却下

仕方なく構内の NewDays を覗いてからタクシーを拾った
　
　

　階上を見上げれば首が痛くなりそうな 高層ビルの玄関をくぐったが

　エレベーターって何処だっけ？

悩んでいると、突然 壁 が開き～　欧米人が現れた

　「早く乗れ！　相棒」


久しぶりに訪れたのは、パークハイアット東京

とりあえず41階でエレベターを降り　フロントフロアーへ
なんとなく以前の記憶が蘇ってくる

フロアー手前でエレベーターを乗り代えて指定された部屋へ向かうが
　相変わらず豪華な内装のエレベーターだこと


　自分の部屋キーはそこにあるという



　新幹線内で試しに検索したら、週末この日の最低料金は
　シングル一泊、7万？千円だったけど・・・
　～ボスのおかげだよ～

　そんな豪華な部屋に、こんな夜食を置いてなんてネ（爆


　前回泊まった時は、宴から戻ったら綺麗に室内がリセットされてたから
　なんとなくハズカシかったが、　指定された　23時は目の前　急げ！


扉が開けば相変わらずの英語の喧騒と、広がる夜景のニューヨークバー


　相棒の一人は、階下に望むプールでひと泳ぎしてきたとか
　　また出遅れ損だ～

　パークと言えば、先日までの若い仕事仲間から
　　「映画　Lost in Translation　って見ましたか？」と聞かれたことがあった

　　私は知らなかったが
　　「その映画以来、ニューヨークバーは海外からも憧れなんです
　　　　　ノザワヤさん、行ったことあるんだ！」
　　　　　　　英会話堪能な彼なら、楽しめそうなバーだ


リザーブされたフロアーの席に着くと、シャンパンが抜かれた
　

　生演奏の　Jazz が、空間をさらに盛り上げていく

前回は二次会での訪問だったが、雰囲気に圧倒され
本場チーズの盛り合わせくらいしかオーダーできなかった


今晩は、自然な手さばきで色んなスナックが並べられていく

　チョコとドライフルーツ、スナック菓子風に
　　ボリュームいっぱいのガーリックポテトスティック、これが美味かった！


　さすがにお腹の空いてきた相棒は、アッシの分も～



　アッ、そのオリーブは俺のだぞ！

　抜かれ続ける飲みやすいシャンパン


　実は、オリーブをこんなに食べたのは初めて

　完全にハマりました、肴にイイネ　と独り占め　（塩分とりすぎだよね）
　部屋にテイクアウトしたかった（笑




　いつまで待っても結局ボスの登場はなかったが
　主賓はスイートRに泊まる奥のカップルということで、宴は深夜までつづいていく


　運ばれたフルーツバスケットには、マンゴ！　　　



　私は遠慮して夜景を眺めに、Lost in Translation　と変わらぬシーンがそこにある
　フロアーを貸しきる（一部だが）のは、夜景もリザーブしたみたいで
　贅沢な眺めはいつまでも見飽きない、一眼を持参できなかったのが悔しいくらい


程よく酔いがまわり気分は上々、昼間の柵が嘘のよう

　

　　　部屋に戻り、　ここでも映画のワンシーンを思い出してみる

　　　夜景の窓辺に腰掛け～　　おにぎりを頬張ったのはやはり　NG？（大爆