三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

初めての 静岡ホビーショー (合同展示会)

2019年05月31日 | プラモの話
5月中旬に毎年開催される静岡ホビーショー
その後半に行われるのが モデラーの祭典 「合同展示会」

日本全国だけでなく、海外からも参加があるほどの大規模な模型展示会だ

今までも訪問計画はたてたものの、諸般の都合で行けなかったホビーショ-
今年は岩国のフレンドシップに行かなかったこともあり、休日の確保は問題なし


ところで、静岡県と言えば「さわやか のハンバーグ」と言われるが
せっかくの初静岡市、駅から近い店舗があるはずと、ある意味ホビーショー以上の期待感(笑

直線的には我が家から近い静岡市だが、石川県の 小松基地 同様に大回りしないとたどり着けない

朝一の列車で出掛けても、静岡駅に着いたのは午前10時半
まずは腹ごしらえしてホビーショーに望むつもりで
11時に開店する駅から10分ほどの「さわやか 新静岡セノバ店」へ向かう

セノバビル5階までの道のりの遠いこと、やっとたどりついた「さわやか」店頭でもらった整理券は
開店前なのに 71番、時間にして約2時間半待ちだって! 

残念だが「げんこつハンバーグ」を諦め、ホビーショー会場のツインメッセを目指し歩く
暑い中を必死に歩き続けること30分、やっとツインメッセ近くに到達

時間はすでに昼時になるのか、メッセの脇で弁当を1人食べている黒ずくめの方は~
模型雑誌で拝見したことのある「長○川名人」だよ

 これぞホビーショーらしい光景!

さらには陸上自衛隊の新鋭 16式機動戦闘車 も


この日は業者ブースの見学はパスして、合同展に目的を絞って来てみた

その合同展示会場に入ると、会場の広さと人の多さに度肝を抜かれた!


その瞬間、歩いてきた疲れと汗が一気に吹き出てしまい
汗を拭う為に近くの腰掛けに荷物を置いたところで
目の前の展示テーブル内にいる方に目が止まる

 なんとなく見覚えのある顔の輪郭なんだが~

その展示テーブルには 1/700スケールの艦船がズラリ並んでいる


見覚えのある彼は、自分と同じ飛行機のはずなんだが・・・

それでもと、クビから下げられたネームを確認すると、ヤッパリ彼の名前!
声をかけるとすぐにわかってくれたが
俺は痩せっぽちに、彼は少しまるくなったかな(笑

 昔、何度かイギリスの航空ショーに一緒した S君
 自分が最後に渡英したのが 2001年だから、18年ぶりか

 以前は RAF博物館 を見学する度に、最寄り駅の脇にある模型屋さん
 今では世界のモデラーに知られている模型店の Hannants に立ち寄ったのを思い出す
 アノ頃は普通に英国のローカルな模型屋だったが、今ではネットのおかげで大きくなったよね

それにしても綺麗に展示された艦船の数がハンパじゃないよ
展示されている倶楽部名は「ミンダナオ会」 ~なる程、 展示作品らしい名前だこと

偶々のサプライズ的な出会いに、先ほどまでの疲れも吹き飛んでくれた


さて、今回の合同展示見学
本来の目的である、知り合いのモデラーが所属する倶楽部の展示ブースを探さねば

それにしても沢山の模型クラブがあるものだ
どこから見学すればよいか本当にわからない

それでもとにかくコンデジ片手に、自分好みな英国機を中心に撮影しながら探すことに



現在 自分が製作中のハリアーには、目が止まり色々と細部も気になる
パネルラインの墨入れが綺麗に処理されている




このリンクス・ヘリは 1/32サイズなんだが、横のフィギュアーも同スケールだろう
ディテールや塗装も素晴らしく、雑誌やネット等でも紹介されていたアノ作品が目の前に

最近のプラモは芸術作品に充分匹敵する製作、塗装技術のオンパレード

あまり見ると、正直、自信を無くしそうだよ(爆



大好きな ガネット対潜哨戒機 は1/48 と 1/72 が展示されていた

こちらは1/48 ダイナーベクター(懐かしい!)バキューフォーム製の機体
日本人が英国から発信していたバキュームキット会社だ
この会社オーナーさんの、バキュームキット製作の手引き? は大いに参考になった


同じく このガネットは 1/72 、なんとフロッグ製とは
ある意味、ライバル作品だよ







1/32 サイズの ウェセックス・ヘリ
やはり大きなスケールサイズは、展示会では見栄えするよ
カラーリングも本当に綺麗に塗装されている



キョロキョロと展示テーブルをチョイ見しながら撮影していたら
なんか、だんだん人混みに酔いだしたような

頭も廻らなくなってきて、目的の倶楽部テーブルの位置もわからなくなってきてしまった・・・


                                           ~つづく

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RAF Harrier (ハリアー)T.4 完成直前

2019年05月25日 | プラモの話
昨年6月に中折れからの再起製作を始めた 1/72 ハリアー T.4

平成中に完成の予定でしたが、結局令和になって初めての完成となりそうで

今回は完成直前、状況報告です
いやぁ、ブログのネタ切れもあるのでお付き合い下さい



主脚は早々に取り付けてあったが、両翼の補助輪を借り止めしてみたら
アララ、丈が足りない! ついでにオレオを虫ピンに代えて延長工事
するとカバー部の丈も足りなくなったのでペーパーを貼り付けた
 まるで鎧のカタビラみたいだが、実機も単純なカバーみたい



キャノピーの内側の構造物をスクラッチ、後方キャノピーは後壁も作って
飛び出ている細線は、機体に取り付けるための 0.2mmピアノ線
機体との角度決めと強度が欲しかったので真鍮線をやめて緊急購入

 ところでこのピアノ線、通販で仕入れたが
 開封して使おうとしたら、ピアノ線が足元にバラバラと
 エッ! 使う前にケースのキャップが外れた? 
 探したがないじゃん! はじめからなかったのかな
 内容のピアノ線も10本のハズが、何度数えても9本しかない

 クレームつけることはできるが、今スグコレを使いたかった自分には時間がない
 仕方ないので、諦めることにしたが
 もしやコレは過去に返品されたモノかな、考えたくないが1本だけ抜いて~ 
 まぁ、確証はないが、考えると頭にくる セコイ奴もいるもんだ・・・ 





画像ではわかりにくいですが、軽くウォシング、墨入れ、ドライブラシ等々で
予定よりも汚してあります


自作したノーズギアボックスは幅が足りなかったみたいなのはナイショでお願い

デカールも貼り終えたので、つや消しクリアーをこの後吹く





別製作していたガンサイトと後席前風防のエアーパイプを取り付け終了





射出座席を取り付ければそれなりに見栄えしてくる

後はアンテナ類や操縦かんを製作すればほぼ終了



色々いじっていて壊す前に完成させなければ

オマケでこんなのも作っているから完成が遅れるんだよな(笑




フィギュアーは出遅れ製作だったので完成画像に間に合うか微妙・・・
初めてアクリルガシュで塗装してみるつもり
せっかく ケツ丸出し スタイルも作ってみたので~(笑
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タラの芽 と 竹とんぼ ~つづき

2019年05月21日 | そら モノ 色々 
山側の斜面を登ろうとしたが、以前は低かったと思った木々に邪魔され上がれない

仕方なく斜面を斜め横に登りながら少しだけ移動してみたがイマイチだな・・・


画角は制限されたが、前方下面には場外の着陸帯があり邪魔するわけにはいかない





タイトルには「竹とんぼ」と書いたが
こうやってみると、モスキートの方がピッタリな顔つき
(アカギヘリさんの 機体紹介ページ にリンク)



周囲を見渡せば、やはり タラの芽 が目立つ




ヘリは 撮れ ても タラの芽 は目の前にあるのに 採れ そうもない場所なので
よけいに気になって仕方ない、ある意味 目障り(笑)




 




  
 吊り下げられた巨木が頭上を過ぎてゆく、ヘルメットを被ってきて良かったと思う瞬間だ



木材を降ろした後は、Pさんも気が楽になるのか
何度かファインダー越しに目が合う感じ

 この日の自分のスタイルは、このヘリを撮る為の特別仕様?です
 作業着ですが、アノ方ではありません(笑


ところで、今回も現像中に気がついたのだが
パイロットのヘルメットが以前とは違い、進化? していた

ヘルメットのイヤー部分の膨らみが四角な感じだが、これは HGU-56/P ヘルメット の特徴だ
今までは大抵、SPHシリーズの丸みを帯びた膨らみだったので区別はしやすい

HGU-56/P は米陸軍ヘリの乗員用にGENTEX社が開発したが、今では民間ヘリ用にも市販されている
 あくまで参考値段だが、個人で購入した場合 $1,648.00 (2019/May USA)

このあたりどうしてもヘルメット・コレクターの古血が騒いでしまう


何度かのロギングを見守っているうちに
ヘリからサイレンが途切れに響き、休憩時間の合図が
機体は給油の時間になったようで目の前の着陸帯に降りてくる


周囲から上がる砂埃が邪魔だが、近寄るわけにもいかない
カマン社のヘリの独特な 交差反転式 のローター構成がわかる画像になったかな


給油を終えた後、数度のロギングを撮影したら自分は時間切れで撤収に
情報をいただいた方に直接お会いし、お礼を言いたかったが残念

再び山道を歩き始めると

ちょうど タラの芽 の枝と「カマン」がコラボしてくれた(笑


途中 ヘリから降ろされた木材を積み込んだトラックに抜かれる

かなりの重量と思われるが、通行制限された狭い山道をゆっくりと下っていく
ちょうど退避場所だったので良かったが、歩行者などいない筈の山道なので車幅ギリギリ


国道 路側帯の近くまで戻ってきても
頭上を市販の「ウド」のように小枝を残した木材と、「金魚の糞」が通り過ぎていく




 関係ないが、ウドの新芽も天ぷらにすると「タラの芽」に負けず劣らず の美味だ
  ニンジンの若い葉もね (コレも書けと横にいる元同僚がウルサかったので(笑 )


 車に戻り作業着を脱ぐと、何故かポケットに タラの芽 が少しと コゴミ が入っていた
  いったい いつの間に!?(大爆 

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タラの芽 と 竹とんぼ

2019年05月18日 | そら モノ 色々 
長野県と岐阜県の県境に近い山中です

大型連休も終わり、季節は春から初夏に代わる時期

観光客の車も少なくなった国道の路側帯に車を止め
側壁に群生する色とりどりな草花にカメラを向けてみる


花の名前などまったくわかりませんが、ただ綺麗だね~ と思っただけ


すると、ファインダーを横切る見覚えのある影と

突然の独特なローター音が重なる


ここは幹線国道路上、人里から若干離れた山岳地帯とはいえ
通過する車両から丸見えで横切って行ったのは
カマン K-MAX、一人乗りの特殊作業に特化したヘリコプターだ

普段は山深い、今でさえ携帯電波の不感地域のような場所での作業が殆ど
一般の方が目にする機会は本当に稀だ


日本に在籍するのは僅か 3機のみ、運用しているのは アカギヘリコプターさん だけだ
私のこのブログでも、以前に何度か上げているが再会するのは久しぶり


 実は、とある情報にココを訪れたが
 持参したラジオは到着する前からズ~と沈黙のままだった
 もしやハズレ!?  かと思い周辺の風景にカメラを向けていたところだった

  

 
 久しぶりに目にする ロギング作業
 
 目的の機体を確認すると同時に、急にラジオも雑音交じりで賑やか
 まるで今までは夢の中だったような雰囲気


毎回、同じ作業ルートで飛行する機体を撮るのもよいが
コノ場所は以前にも経験済み

チョッと山へ入り土場まで行ってみることに
その為の装備、ヘルメットに作業着、長靴に熊よけの大型の鈴も準備してきた


暫く続く湿気った登りの山道を歩いていても上空が気になる
でも木々に邪魔されエンジン音と機体の一部が時々過ぎていくのみ

三叉路で一瞬迷ったが、過去に間違ったことを思い出し
悪路の山道を選択して前に進むと空が開ける

カーブミラーに映る機影に運動不足の足も早くなる


我が家を出たときは快晴に近い青空だったが
今は青空の欠片も見れない

道は登り坂から、平坦な曲がりくねった道に代わると
道路脇の谷側には気になる細めの木が目立つようなる

前回訪問したのは何年か前の6月だったような
その時はすでに採りごろを大幅に過ぎてはいたが

今なら少しだけ出遅れた程度で、丁度「天ぷら」なら食べ頃だよ 


トゲだらけの枝の先には「タラの芽」が美味そう!(笑)

とは言ってもGW期間中には採り尽されたのだろう
残りは枝を生かすため残された新芽か、近くに見えても手の届かない崖のモノばかり



その横を切り出した木材を降ろした機体が身軽に駆け抜けて行く



もう暫く歩くと枝の向こうに見えた機体に土場は近い





見覚えがある景色が広がってきた
そうだ、以前に来た時はこのアタリから山側の斜面を登って熊笹を掻き分けて~

                             
                                   ~つづく
コメント (4)
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飲めない時の酒蔵開き

2019年05月14日 | Weblog
 先週末の 11日は元の仕事先周辺で、恒例「初夏の呑み歩き」イベントが行われたようだ

  
   (公式 Facebookより)

一昨年の秋に、それまでの準備する側から、お客として初めて「呑み歩き」を体験したが
自己責任ではありますが、呑みすぎて後日 散々な目に・・・
それ以来 アソコの呑み歩きは鬼門となり避けている自分(笑

以後、その手の試飲付きの酒イベントへは
飲めない仲間を連れていき、適当なところでストップしてもらうことに決めている


この春にも近くの酒蔵、「豊島屋醸造」でも蔵開きが開催され
ストッパーと一緒に出かけてみることになったが

その数日前から体調がイマイチで、試飲は出かける前からストップがかけられた


というわけで、アッシー君を兼ねてマイカーでのイベント訪問
これで絶対に飲めないから大丈夫



 体調不良なら止めれば良いのだが、そうもいかない色んな柵で(汗



会場へ入れば、いきなり樽酒のふるまいだよ
豊島屋さんの銘柄は「神渡」、諏訪湖に隣接する岡谷市にある蔵元
 (神渡りは諏訪湖に冬季起こる自然現象名から)
一緒した親戚 実はコノ酒蔵の OBさん で、 知り合いも多く挨拶に大変だわ


会場入り口で、段ボール箱を抱える何人かの方とすれ違ったが
ソノ段ボール箱の正体がわかった


正直、普段は日本酒をほとんど飲まないので
ダンボール箱のお得感はわからないが、売れ行きは好調の様子


自分とお酒の飲めない家族は、露天の食いモンを探したが
それよりも、振る舞いの「粕汁」の方が美味そう

酒の香りがけっこうするんだよね

お代わりの制限はなかったので、3杯も食べてしまった自分に
家族は呆れるばかりで・・・


試飲会場を横目に見ながら、蔵見学の列に並んだが
人気イベントで、なんと 45分待ちとは参った



時間前には手を消毒、頭にはシャワーキャップ?、靴も指定の履物に替えて蔵の中へ



 急な階段は、城内のような雰囲気



 並ぶ醸造タンク内も撮影OK



 酒の香りは、この日だけ飲めない者には~ まさに毒 だよ


 建物は年期の入った歴史を感じる

案内の方から丁寧な説明を受け、約25分程の見学も終了
説明の中で、振る舞いの「粕汁」には昨晩「酒かす」を追加しておいたとか

どおりで先ほど食べたら酒の香りが強いわけだ(笑


最後に楽しみなのは、やはり試飲なんだが

それを遠くから眺めるだけの私は、つまらない!(大爆


この酒蔵オープン イベント
大人だけでなく、お子さんを含めた家族で参加している方も多い

着物姿の女性も多く、春のひと時を楽しんでいる感じ



来年も参加できたら、今回の借りを返すくらい飲んでくるつもり

もちろんストッパー連れで行かなきゃね、若くはないからさ(爆

 

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