三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

百里基地航空祭 前日予行

2018年12月20日 | 航空祭 11~19年
茨城空港行きの路線バスを降りてからも、寒さの為にカメラを準備する気力は起きなかった

時計は午前7時半を過ぎ、茨城空港ターミナル横にある公園で撮影を始めてはみたが
低い太陽高度に周囲は白く霞むばかり、それより周りは海外からのマニアばかりでビックリ





松本で見慣れたFDA機が目の前に駐機
百里(茨城空港)でコイツに会えるとは、証拠にファントムのお尻を入れて


もちろん定期便ではなく種子島へのチャーターでした


基地方向を眺めても白く霞んだ風景はなかなか改善してくれない・・・
オープニングフライトの為に滑走路南側のエンドまで転がってきたファントムだったが
ランナップ・ウェイト直前にランウェイチェンジとなり、北のエンドへ転がっていく



逆光が弱くなった角度で一応証拠を撮ったが
スプレドアウト(パカッ)狙いで北側に陣取った同業者さんは落胆してるだろうな






色目の出ないオープニングフライト撮影を諦め、撮影場所を移動する


徒歩で約1.5km、途中には朽ちたような姿の百里神社が見えた

ちなみに最近人気の「百里神社 自衛隊機の御朱印」はここではもらえません(笑
配布している「素鵞(そが)神社」までは車で10分もの距離があり参拝は無理
  

機動飛行を狙って農耕地の畦道にやってきましたが
ここで予行日も基地内に入れた仲間からスペマ機の動向が伝わる

「模擬スクランブルと対地攻撃デモはスペマ両機で行う」なんて知らされたら
何をおいても離陸から撮らねば! 慌ててフェンス際に張り付いた

脚立なんてないからフェンスをクリアーするには、絞りを開け超望遠で狙うしか

単機の離陸ならなんとかなったが、スペマ機は編隊で滑走を開始


結果は両機をファインダーに入れてしまうので、網目がシッカリで
まぁ、わかったのはもちろん撮影終了後で落ち込む・・・(泣


上がってしまえば畦道に引き返し、対地攻撃パターンを繰り返すスペマ機を追った

前半はこちら側(基地外)へ捻り、後半は基地内側へ離脱


どうしても逆光気味になるので、翌日(本番日)の練習のつもり

この時点での天気予報は、「日曜もおだやかな晴れの行楽日和」 ~だったもんなぁ



突っ込みからの引き起こしはかなり低い、久しぶりに500mmでファインダーからはみ出したよ


お腹の隠しキャラ画がわかるだろうか
小さくて確認は難しいが、スパロー・ミサイルの後翼 収納スペース横にある白い丸がソレ



スペマ機が着陸すれば、入れ替わりに F-15の機動飛行が開始された


担うは小松基地所属の F-15、小松の予行で充分撮影済みなので手抜きしてしまう


これで午前の部は終了、早朝は寒かった気温だったが陽射しも強く汗ばむほどに
日陰を探して上着を脱ぎ、涼みながら13時までマッタ~リな時間つぶし 



午後は楽しみにしていたファントムの機動飛行と戦術偵察が続く
撮影は再びあぜ道に戻り、背中狙いでいくつもり
離陸は脚立なしの為に諦めるしかない

先ずは301飛行隊の機動飛行から、バーナー音が林の向こう側から響き離陸を知る

ところが、始まった機動は低い! 林が邪魔して機影が見えないシーンばかり




背中なんて稀に狙えるだけで・・・

コリャ基地内向けの機動だよ!  翌日は基地内で撮影だ!  リベンジしなきゃ!
またまた あきらめ気分で早くも撤収、リュックを背負い空港ターミナルへ歩き出す
 いつでも撮影できるようカメラは手に持ったままだけどね

それにしても、暑い! 上着と機材を持ったままの移動が辛くなる

途中で偵察航空隊2機のファントムが離陸していくのを遠目に送る

20分ほど歩いて、空港入り口の交差点まで戻り撮影再開


飛び回っている戦術偵察も8割がたは基地内向けだよなぁ
高度も低く、午後の撮影は全滅状態に


 こんな時は、早くホテルに帰って明日の準備だ!

とは言っても、路線バスは偵察機動終了直前に発車したばかり
次のバスまでは50分もあるのはわかっていたが、空港周辺の皆さんが一斉撤収は間違いない
急いでバス停に並ばねば!

なんとか並んで汗を拭いながら機材をかたつけていると、バス関係者から
「臨時バスをだします」とのありがたい案内が、 コレ 本当に嬉しかった

 おかげで1時間早くホテルでビールが飲めた(笑

撮影結果はイマイチだったが、終わりよければ~ な予行日
 翌日にすべてを賭けるしかない
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする