過激なセックスと暴力描写が災いして『発情アニマル』という邦題でポルノ映画扱いされた1978年製作のカルト・ムービーを、現代的なテイストでリメイクしたリベンジ・バイオレンス。野獣のような男たちに何度もレイプされ肉体も精神も踏みにじられた美人小説家が、復讐(ふくしゅう)の鬼と化して残忍な手口でじっくりと報復していく姿を描く。レイプされた後、圧倒的にタフになった主人公が繰り出す、痛みと苦しみの復讐(ふくしゅう)方法に絶句。
<感想>レンタルして鑑賞したのですが、WOWOWシネマでも鑑賞。実際に起きたレイプ事件をベースに、被害者の女が男たちに復讐をしていく壮絶な体験を描いた作品。女一人で森の奥の別荘、一軒家を借りて小説を書こうとやってきたお気楽な女。どう考えても若い女一人で寂しい森の奥の一軒家に住むなんてことは、何があってもおかしくないわけで、始めっからレイプされるか殺されるのが、当たり前のようなそんな映画です。
この主人公のジェニファーが4人くらいの男どもに乱暴され強姦されるシーンが過激です。それからやっとの思いで逃げたのに、保安官に出会うも、その男も同じ悪仲間で、一緒になって女を強姦しまくります。もう見ていて可哀そうというより悲惨で、なんで一人でこんなところへ泊まったのか、この女の自業自得と言える物語です。
森へ逃げるも、また男たちに捕まり、泥水を飲まされ、またもや強姦という残虐さ、その一部始終をビデオで撮っている悪趣味な男たち。女は素っ裸になって川の所まで来て、川へ飛び込み姿を消します。女が川に飛び込んでから、保安官の指示のもと男どもは、川の中や周辺を探しまくりますが見つからず時が経ってしまいます。その後、女の持ち物を燃やし、車も処分して何もなかったようにするのですが、ビデオカメラに一部始終を撮ったフイルムが残されてあったのですね。
不思議なのが、それから突然現れて、強姦した男どもに仕返しの復讐をするのですが、こんな体でよく川から助かり生き延びて、何処でどうして元気になり復讐を考えたのかが描かれていません。復讐劇が凄いんです。あのTVで有名になった「半澤直樹」の十倍返しどころか100倍返しのように、よく女一人で出来たと思うくらい壮絶な殺し方をします。
男の中に頭の弱い自閉症の男が森の中で、あの女の幻覚を見ます。この男たちは働いてないのか、森の中で昼間っからビールを飲んで、あの女が一人づつ男を始末していく過程がホラー、というよりまるで「ソウ」映画の拷問シーンを見ているような錯覚を覚えました。
知恵遅れのマシューは、女の声が聞こえ2階へ上がるも階段を踏み外して小屋に運ばれる。そこへあのジェニファーが現れる。男ども3人を血祭りにして殺すシーンは、自分が強姦された通りの辱めを一人づつ、殺していきます。川の傍にいた男二人、デブには獣のカニバサミを、それを見ている男をこん棒で殴る。そして小屋に運び浴槽の上に縛り付け、こん棒で足を叩き、浴槽には劇薬(塩酸)を入れその中へ顔を付けて溺れ死。顔が酸でただれて行く様子が見られる。
カニバサミのワナにかかったデブ男は、口のなかにネズミの死骸を入れられ、瞼に釣り針を引っかけて樹に巻きつけられる。魚の内臓を顔に塗りたくられ、そこへカラスがやってきて目ん玉をほじくるという残酷さ。それを一部始終ビデオカメラで撮影という、自分がされたことへの仕返しだ。
死んだ鳥を投げつけられビビりまくり、「腰ぬけども目が」といいながら拳銃をぶっ放す男。その男も簡単に棒っきれで叩かれて、素っ裸にされ歯をペンチで抜かれ、舌までちぎられ「私の恋人よ」と拳銃を口に突っ込み、最後はハサミで股間を切り取られ、絶叫するシーン。見えなかったけど残酷だ。
一番悲惨なのが、保安官。娘の新しい先生が家庭訪問に来ていると電話があり、自宅へ行くとその先生はあのジェニファーだった。奥さんに知れても困るし、娘も公園に連れて行かれ、初めて自分の娘を殺される恐怖を味わう。
後半から異様なほどの迫力を持った、壮絶なバイオレンスが展開する復讐劇は、過激さと恐怖、それから書くのも恐ろしい保安官に対する拷問シーンと、引き金を引くマシューが殺人犯となる、ラストが良く出来ているのが最高。こういう作品は見慣れているとは言え、余りにも惨い内容で、これではDVDスルーでもおかしくないでしょう。最近、これの続編がレンタルされているとのこと、借りてきてみるか。
2014年DVD鑑賞作品・・・15 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
<感想>レンタルして鑑賞したのですが、WOWOWシネマでも鑑賞。実際に起きたレイプ事件をベースに、被害者の女が男たちに復讐をしていく壮絶な体験を描いた作品。女一人で森の奥の別荘、一軒家を借りて小説を書こうとやってきたお気楽な女。どう考えても若い女一人で寂しい森の奥の一軒家に住むなんてことは、何があってもおかしくないわけで、始めっからレイプされるか殺されるのが、当たり前のようなそんな映画です。
この主人公のジェニファーが4人くらいの男どもに乱暴され強姦されるシーンが過激です。それからやっとの思いで逃げたのに、保安官に出会うも、その男も同じ悪仲間で、一緒になって女を強姦しまくります。もう見ていて可哀そうというより悲惨で、なんで一人でこんなところへ泊まったのか、この女の自業自得と言える物語です。
森へ逃げるも、また男たちに捕まり、泥水を飲まされ、またもや強姦という残虐さ、その一部始終をビデオで撮っている悪趣味な男たち。女は素っ裸になって川の所まで来て、川へ飛び込み姿を消します。女が川に飛び込んでから、保安官の指示のもと男どもは、川の中や周辺を探しまくりますが見つからず時が経ってしまいます。その後、女の持ち物を燃やし、車も処分して何もなかったようにするのですが、ビデオカメラに一部始終を撮ったフイルムが残されてあったのですね。
不思議なのが、それから突然現れて、強姦した男どもに仕返しの復讐をするのですが、こんな体でよく川から助かり生き延びて、何処でどうして元気になり復讐を考えたのかが描かれていません。復讐劇が凄いんです。あのTVで有名になった「半澤直樹」の十倍返しどころか100倍返しのように、よく女一人で出来たと思うくらい壮絶な殺し方をします。
男の中に頭の弱い自閉症の男が森の中で、あの女の幻覚を見ます。この男たちは働いてないのか、森の中で昼間っからビールを飲んで、あの女が一人づつ男を始末していく過程がホラー、というよりまるで「ソウ」映画の拷問シーンを見ているような錯覚を覚えました。
知恵遅れのマシューは、女の声が聞こえ2階へ上がるも階段を踏み外して小屋に運ばれる。そこへあのジェニファーが現れる。男ども3人を血祭りにして殺すシーンは、自分が強姦された通りの辱めを一人づつ、殺していきます。川の傍にいた男二人、デブには獣のカニバサミを、それを見ている男をこん棒で殴る。そして小屋に運び浴槽の上に縛り付け、こん棒で足を叩き、浴槽には劇薬(塩酸)を入れその中へ顔を付けて溺れ死。顔が酸でただれて行く様子が見られる。
カニバサミのワナにかかったデブ男は、口のなかにネズミの死骸を入れられ、瞼に釣り針を引っかけて樹に巻きつけられる。魚の内臓を顔に塗りたくられ、そこへカラスがやってきて目ん玉をほじくるという残酷さ。それを一部始終ビデオカメラで撮影という、自分がされたことへの仕返しだ。
死んだ鳥を投げつけられビビりまくり、「腰ぬけども目が」といいながら拳銃をぶっ放す男。その男も簡単に棒っきれで叩かれて、素っ裸にされ歯をペンチで抜かれ、舌までちぎられ「私の恋人よ」と拳銃を口に突っ込み、最後はハサミで股間を切り取られ、絶叫するシーン。見えなかったけど残酷だ。
一番悲惨なのが、保安官。娘の新しい先生が家庭訪問に来ていると電話があり、自宅へ行くとその先生はあのジェニファーだった。奥さんに知れても困るし、娘も公園に連れて行かれ、初めて自分の娘を殺される恐怖を味わう。
後半から異様なほどの迫力を持った、壮絶なバイオレンスが展開する復讐劇は、過激さと恐怖、それから書くのも恐ろしい保安官に対する拷問シーンと、引き金を引くマシューが殺人犯となる、ラストが良く出来ているのが最高。こういう作品は見慣れているとは言え、余りにも惨い内容で、これではDVDスルーでもおかしくないでしょう。最近、これの続編がレンタルされているとのこと、借りてきてみるか。
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