パピとママ映画のblog

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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK★★★

2016年11月12日 | アクション映画ーサ行

リー・チャイルドの小説を実写化したアクション『アウトロー』の続編。かつてアメリカ軍の優秀な秘密捜査官だったが、今は放浪生活を送る男ジャック・リーチャーが、巨大な陰謀に挑む。監督は、『ラスト サムライ』などのエドワード・ズウィック。前作に引き続いてトム・クルーズが主演を務め、『アベンジャーズ』シリーズなどのコビー・スマルダーズやテレビドラマ「プリズン・ブレイク」シリーズなどのロバート・ネッパーらが脇を固める。ド派手な見せ場の数々や、トムのアクションも痛快。
あらすじ:アメリカ軍の優秀な秘密捜査官だったものの、今では街から街へとあてもなくさまよう生活を送っているジャック・リーチャー(トム・クルーズ)。ある店でトラブルに見舞われた上に保安官に連行されそうになった彼は、自分をめぐる何かしらの陰謀が動きだしているのを察知する。やがて彼は、元同僚であったターナー少佐(コビー・スマルダーズ)を訪ねるが、彼女がスパイ容疑を掛けられて逮捕されたことを知る。ターナーを救い出して共に事態の真相を追ううちに、軍内部に不穏な動きのあることをつかむが……。

<感想>トム・クルーズが危険な匂いを放つ孤高のヒーローに扮した「アウトロー」の続編でリーチャーが帰って来る!・・・“ジャック・リーチャー”ってどんな男なの?。13年間、陸軍のエリート秘密捜査官(少佐)として勤務したのち退官。以降は無職で、何にも縛られない気ままな放浪生活を送っているが、特定の住居は持たず、米国内の安いモーテルを転々としている。

人間関係は?・・・面倒で不必要な繋がりを嫌う一匹オオカミ。友人や家族はおらず、恋人もつくらない主義のためか、あらゆる人間関係が一時的でもある。人に限らず、自身の経歴や所在に繋がるものは一切持ち歩かない。

性格は?・・・無口でクール、ハードボイルドな振る舞いを貫くが、悪を決して見過ごせない男。突発的な事態にも顔色ひとつ変えることなく対処し、正義を執行するためには無慈悲で容赦のない手段をとることもある。

武器は?・・・陸軍時代に鍛えぬいた身体と磨き上げられた格闘術を駆使して闘う。銃などは持ち歩かない。必要に応じて手近にあるものを瞬時に武器として使うのはあり。複数の敵が相手でもたった一人で倒してしまう。

さすが、“ジャック・リーチャー”己のルールにのみ従って行動するリーチャーの型破りなキャラクターを、トムが豪快なアクションとクールなセリフで決めている。しかしだ、気になったのがトム・クルーズの整形疑惑?・・・54歳のトムちん、年には勝てないと見えて、ボトックス注射で顔がパンパンになっていて、顔のメンテナンスはバッチリでしたね。まぁそれでも顔はともかく、アクションの切れ味は相変わらずのトムちんだから、自分でスタントもこなしているし、シャツを脱いだ体形も筋肉美でいいよね。

今回のヒロインが「アベンジャーズ」シリーズのマリア・ヒル役で知られるコビー・スマルダースが、陸軍のターナー少佐としてリーチャーの相棒みたいな感じで、アクションが凄い女優さんでした。
それに、軍服姿も決まっていて綺麗だしね。

そして、もう一人、リーチャーの隠し子であるサマンサという娘にダニカ・ヤロシュって、あんまり可愛くない。これってでっち上げですよね。リーチャーも言ってたのだが、自分が寝た女の顔は覚えているし、もし子供が出来ていたらこんなに大きくなるまで放っておかないだろうに。

この3人で逃走を繰り広げ、全く赤の他人だったのが、一緒に居るうちに次第に距離が縮まっていく様子は見ていて微笑ましく思えました。それは、モーテルでトムちんが、3人で食べようとファーストフードを買ってきたのに、ありがとうと言ってサマンサに扉を閉められところ、呆気にとられるトムちんの顔ったらなかった。

本作での悪役では、ハークネス将軍を演じるのがTVドラマシリーズ『プリズン・ブレイク』“ティーバック”役として知られるロバート・ネッパーに、そして、黒服の殺し屋のパトリック・ヒューシンガーがキレッキレのアクションでかっこ良かったです。
主人公のジャック・リーチャーは、正義感が強い一方で、正義を執行する機関を全く信用していない。今作ではスパイ容疑をかけられた元同僚の無実を証明しようと、自ら強大な権力に立ち向かっていく。それは、軍の上層部による武器の横流しであり、その武器、ロケットランチャーの筒の中には、ヘロイン(アヘン)が隠されていたのだ。
アクションシーン満載であり、いつものトムちんの身体を張ったアクションが見れてよかったし、ラストの娘と思っていたサマンサとの別れにも、自分の娘(スーリー)との別れと被ってしまいついしんみりな気分になってしまった。そして、また放浪の旅に出るリーチャーの後ろ姿が、何だか寂しそうに見えたんですけどね。気のせいかも。

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