ぶらぶら人生

心の呟き

5月の庭 (バラ 10)

2007-05-30 | 草花舎の四季
 5月は、特に花の多い季節なのであろうか。
 草花舎の庭には、たくさんの花が咲いた。写真は撮っても、載せ切れなかったものがかなりある。
 <5月の庭>シリーズの最後は、赤いバラで閉じることにしよう。
 草花舎の入口近くに、この赤いバラは咲いている。(写真 23日)

 Yさんが、格別の思いで眺められる花である。というのは、「草花舎」創業の折に、亡きご母堂の植えられたものだそうだ。
 Yさんのご母堂とは、昨年の暮れ近く、初めてお会いした。コーヒーをいただきながら、過ぎしの思い出など話してくださったのだった。お元気そうだったのに、その直後に亡き人となられてしまった。年末のひと日が、文字通り一期一会の出会いとなったのだった。(このことについては、昨年末のブログにも書いた。)
 私自身も、これから先は、このバラを見るたび、亡きご母堂を偲ぶことになるだろう。

 私は創業当初のことを知らないのだが、最初の頃は、今のようにたくさんの草花はなかった様子である。その寂しい庭に、早々に植えられた赤いバラが、25年の歳月を閲して、今年も赤く燃えて咲いているのだ。
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5月の庭 (バラ 9)

2007-05-30 | 草花舎の四季
 黄色のバラも咲いていた。(写真 28日)
 庭の片隅にありながら、クリーム色に近い黄の花は、数は少ないのに、庭の一部を引き立てていた。
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5月の庭 (ユキノシタ)

2007-05-30 | 草花舎の四季
 ユキノシタは、草花舎の庭に扁平の葉を広げ、群れてたくさん咲いている。どちらかといえば、日陰を好む花なのだろう。庭の隅、木々の下などに咲いている。
 写真のユキノシタは、大蘇鉄の葉の下蔭に咲いていた。群れて咲く姿もいいが、写真のユキノシタの、ひそやかな風情が気に入っている。

 10年以上前に、草花舎のYさんから分けていただいた同種のユキノシタが、わが家の庭でも、群れて咲いている。群れてもなおひそやかなのが、この花の特色のようだ。
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5月の庭 (シモツケ)

2007-05-30 | 草花舎の四季
 シモツケの花も咲いていた。(写真 19日)
 花は、わが家のものと同じだが、葉の色が異なる。その黄色がかった葉が、結構目立つ。種の違いだろうか。
 花と葉のかもす全体の雰囲気が、眠気を誘いそうな趣である。

 【追記】 落葉低木の「シモツケ」にも、「シモツケソウ」にも、葉の黄金色のものがある、と本に出ていた。草花舎のシモツケは、それだろう。木の方のシモツケについては、<黄金葉の品種もある>との見出しで、<シモツケの園芸品種には、白い花が咲くシロバナシモツケ、白い花と赤い花が混じるサキワケシモツケ、黄金の葉のゴールドマウンドなどがある。>と、記されている。
 草花舎のシモツケが、木か草か、その見分けも十分していないのだが、ゴールドマウンドの可能性もある。―5月31日―
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5月の庭 (センテッドゼラニューム)

2007-05-30 | 草花舎の四季

 ゼラニュームと呼ばれる花の種類は多いらしい。
 やさしい花色の、このゼラニュームは、「センテッド」(いい香り)の種ということのようだ。(写真 19日)
 葉が少々傷ついただけで、匂いたつという。
 一度こっそり実験してみよう。

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5月の庭 (キショウブ)

2007-05-30 | 草花舎の四季
 鮮やかな黄色の「キショウブ」も咲いていた。(写真 8日)
 花弁がぽってりとしている。
 この花には、ちょっと目立ちたがり屋なところがある。
 存在感のある花だ。
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5月の庭 (ヒメアヤメ)

2007-05-30 | 草花舎の四季
 「ヒメアヤメ」。(写真 8日)
 ひときわ目を惹くたたずまいで咲いていた。
 余分なものを排除した美しさ!
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5月の庭 (サンザシの花)

2007-05-30 | 草花舎の四季
 5月8日、「サンザシの花」も、Yさんの不在中に咲いた。
 見上げる梢の先に花をつけているので、仔細に眺めることは出来なかったし、上手な写真も撮れなかった。が、5月の庭に、サンザシの花が咲いた証拠に掲載しておこう。
 花はやさしいピンク色であった。(写真)

 サンザシには「山査子」「山樝子」「山楂子」などの漢字が当てられる。
 広辞苑は、<バラ科の落葉低木。中国の原産。庭木として栽培。高さ約1,5メートル。(歳時記には、2~3メートルと書いてある。)枝には短毛と棘がある。春、梅に似た白花を開き、秋、黄色の果実を結ぶ。果実は薬用。「山楂子の花」は春の季語。>と、説明している。
 なお歳時記には、<西洋山楂子を「メイフラワー」といい、白花のほか淡紅色のものがある。>と書かれている。
 草花舎の「サンザシ」は、西洋山楂子、メイフラワーの類なのだろう。

 棘があったかどうか、今度草花舎を訪れたとき、枝に触れてみることにしよう。
 いずれ実がなるとすれば、それも楽しみだ。
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5月の庭 (オガタマの花)

2007-05-30 | 草花舎の四季

 5月8日、草花舎の庭を歩いているとき、<あら、ここにも!>と、足を止めた。
 幾日か前に、友人宅の庭で同じ木を見かけ、その花の名を初めて知ったのだった。そして、その折、花のついた小枝をいただいて帰り、花瓶に挿して眺めたのだ。

 「オガタマ」にも、幾つか種類があるらしいが、草花舎のそれは、木も花も先日見たものと全く同種であった。花弁の開き方、色合いも同じである。(写真 8日)
 懐かしいものに再会した思いであった。

 前にも書いたが、「オガタマ」という名は、この木の枝を神前に供えて、神霊を招くのに使ったところからの命名で、「招霊(おきたま)」が音変化して「オガタマ」になったのだという。本来、神聖な樹木であるらしい。
 神社周辺などに自生するオガタマは、白い花が普通のようだ。

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