ぶらぶら人生

心の呟き

臘梅の実

2007-05-26 | 身辺雑記

 先日、蝋梅の木の下に佇んだとき、葉隠れに、実のなっているのに気づいた。
 植樹から三年になるが、今まで実らしいものは見かけなかった。だから、「おやッ?」という気持ちだった。
 ただ、辞書を調べてみると、花のあと、<卵形の実を結ぶ>とある。花が咲き、それが結実するのは自然の理で、考えてみれば、何も不思議なことではないのに、なんだかそわそわと嬉しい気分だった。
 辞書にあるとおり、形は細長い卵形で、部分的にほんのり赤みを帯びた、黄緑色の実である。(写真)
 来年以降も、花のあとに実も楽しめるのは嬉しいことである。

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「下野の花」

2007-05-26 | 身辺雑記
 「下野(しもつけ)の花」も咲いた。京鹿子に似た花色である。ただこちらが、京鹿子よりやや賑々しい感じだ。(写真)
 下野草というのもあるらしいが、わが家の庭にあるのは、低木の下野である。
 こちらも植えてもらって三年が経ち、成長著しく、縦にも横にも広がって、花も多くなった。
 実に威勢がいい。
 半円形の小さな花壇いっぱいに広がっている。
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花壇に咲いた京鹿子

2007-05-26 | 身辺雑記

 3年前、小さな花壇を作ってもらったとき、庭師のOさんが植えてくださった「京鹿子」。今年になって、やっと花が咲いた。紅色の極々小さな玉の蕾が、特に愛らしい。極小の蕾から生まれた花も、可憐そのものである。寄り集まって開花した小花の群れは、くれない色に霞んでいる。(写真)
 花に似ず、草丈が高い。手の形をした大きな葉は、鮮やかな緑色をしている。花との対比において、少々アンバランスな感じだが、小さな紅花の引き立て役になっているのかもしれない。

 今日は遠来の客と一日を過ごした。
 話し疲れて、ひとり夕べの庭に降り立ってみると、日中の暑気を払う風が吹きわたり、京鹿子がやさしくそよいでいた。
 

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