カモ科ハジロ属の冬鳥。頭部と首は赤褐色で、胸は黒く、体は灰色で上下尾筒は黒い。名の由来は、この体の灰色に由来する。と言うのは、細かく見るとその灰色は白いところに灰色の細い筋が多数あるからで、これを星空と見なしたのだという。それに、頭部を横から見た形がオムスビのような三角形に見える。なかなか、面白い姿をしていて、一度見たら忘れられない。12月2日、印西市、北印旛沼で撮影。
カモ科マガモ属の冬鳥。ほぼマガモ大の鴨。雄の頭部は緑色光沢のある黒色。脇と腹は栗茶色で、パット見はマガモの押すと似ている感じがする。若い頃このハシビロガモの雄を始めて見たとき、変なマガモが居るなと思ったものだったのを、今懐かしく思い出す。12月2日、印西市、北印旛沼で撮影。
カモ科マガモ属の冬鳥。ほぼマガモ大の鴨。ただ、嘴は異常に大きい。雄は頭頚部が黒緑色で、ややマガモ雄と似ているが、メスはいずれにしても全体に褐色で地味である。泳いで移動しているときなどは雄の後に付くことが多いようだが、採餌の場合などは雄の前に来ていることが多いように見られる。という印象がある。12月2日、印西市、北印旛沼で撮影。
カモ目カモ科カモ亜科マガモ属の冬鳥。北印旛沼の西岸には葦原があり、その先に水面が広がっているが、ヒトが近づけないからなのか、カモの大群が居る。よく見ると、マガモやオナガガモたちだ。一応望遠レンズで撮った見たがぶれたりピンぼけで見られる画像がこのオナガガモ1枚だった。12月2日、北印旛沼で撮影。
ツル目クイナ科オオバン属の留鳥。クイナ科の中で最大種。先月にも載せているほど、オオバンは見る機会が多い。結構どこにでも居るといった塩梅だ。大きな水面にも出てくるし、港湾など海水面にも居て、大群で居ることもある。12月2日、印西市内で撮影。
サギ科アオサギ属の冬鳥。今の時期なので一応オオダイサギかなと思う。北印旛沼では漁業が行われており、そのための柵などが水面に立てられている。それが絶好の止まり木となるのだろうか、サギ類やカワウがたくさん止まっている。ただかなり沖合なので、超望遠レンズでなければ満足の画像が撮れないのが残念ではある。12月2日、印西市吉高機場付近で撮影。
キク科キク属の多年草。日当たりの良い丘陵や山地に生えていると言うが、石灰岩地に多いと言う。茎や葉に竜脳のような香りの揮発性の油が含まれているという和名。木の実を撮っていた植物園に咲いていたのでついでに撮ってみたもの。11月20日、千葉市内で撮影。
バラ科ビワ属の常緑高木。今回は見ではないが実になるべき枇杷の花。ビワは、晩秋から初冬にかけて、枝先に円錐花序をなして白色で芳香のある花をつける。5弁花で、萼片も5枚ある。さて、では果実はと言うと、なんと翌年の初夏に黄色に熟すると言う。11月20日、千葉市内で撮影。