備忘簿

日常の呟きを記録する。

子抱き富士

2005年01月09日 20時44分49秒 | Weblog
正月にちなんで、富士山の絵を描いた。この富士は精進湖から見た富士で、手前の大室山(標高1,447m)を懐に抱き込んだように見えるところから「子抱き富士」という。これは、昨年3月に撮影に行ったものを参考に心象風景を交えて描いたものである。かなりワイドな画面となっており、実際にはこのような写真はなく、数枚の写真を参考とした。この日は、風のため波があり逆さ富士は映ってなかったが絵の中では逆さ富士を描き加えた。
新規画面にエアブラシ1ドット線で下絵を描き、空の部分の色を流し込み、富士の裾野に近いところはやや薄い色を上から加えた。富士は冠雪の部分から描き出して、薄い墨でアクセントを付けて仕上げた。大室山は実際よりやや濃い色ではっきりと描き主題の子抱きを強調した。手前の樹海はエアブラシ霧状ブラシ50で細かい点で色を載せた。水面は青色を流し込みエアブラシ1ドット線でさざ波を加えた。その上にエアブラシで逆さ富士を描き加えて完成した。
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コハクチョウ

2005年01月07日 16時18分00秒 | Weblog
千葉県本埜村に毎年越冬に来るコハクチョウを撮影に行った。1月3日の調査で698羽であったそうだ。これは、一昨々年の800余羽に次ぐ数である。田圃4枚にぎっしりとコハクチョウが居るという感じで、1日2回の餌播きも大変な作業だろうと思われる。今回はオオハクチョウも6羽来ているそうだが、奥の方にいて手前に出てこないので撮影するのは無理であった。日本に越冬に来ているコハクチョウの半分近くが来ているような感じである。その他にはアオサギが1羽、カルガモ多数、ハシビロガモ数十羽などである。
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ダイサギ

2005年01月06日 20時09分30秒 | Weblog
午前中はダイサギのパソコン絵画を描いて過ごした。ダイサギは冬になると南へ去るものと、北方から渡ってくるものとがおり、冬に南方へ去るダイサギを昔はコモモジロと云って、冬北方から来るダイサギをモモジロと云ったように記憶している。いつの間にかこの呼び方はしなくなり、いずれもダイサギと云うことのようだ。ただ、冬北方から渡ってくるダイサギはやや大型で亜種と云うことになっている。描いたのは冬北方から渡ってきた亜種のダイサギだろう。
この絵を描くに当たって白地に白いダイサギでは映えないだろうと思い、墨彩画風な画面にすることにした。新規画面にエアブラシ1ドット線で下絵を描き、薄墨色を余白に流し込んだ。ダイサギ自体の着色はほとんど墨の濃淡だけで陰影を付け、嘴と目に薄く着色した。ダイサギを画面左に寄せて右側が空いたので、そこに茶色の濃淡で木の葉を描き入れた。時間が掛かるかと思ったが、午前中で描き上げることが出来た。my site「私の画帳」には明日にはアップする予定である。
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