グスタボ・エルネスト・カンパの「ヴァイオリンと管弦楽のためのメロディア」作品１を聴く

昨日もウォーキングを休みました。
今回からはラテンアメリカ編に入っていきたい。
今回取り上げる作曲家は、1863年に生まれたグスタボ・エルネスト・カンパ。
メキシコシティに生まれた彼は、フェリペ・ラリオスや、
フリオ・イトゥアルテにピアノを師事した。
1880年から1883年の間メキシコシティ音楽院で、
メレシオ・モラレスに作曲を師事した。
ピアノや歌曲などを中心に作曲した。
昨日聴いた曲は1890年に作曲された作品、
「ヴァイオリンと管弦楽のためのメロディア」作品１である。
演奏はダニエル・アンダイのヴァイオリン、アロンドラ・デ・ラ・パーラ指揮、
フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズの演奏による。
曲は管弦楽がそっと旋律を奏でる音に、
独奏ヴァイオリンが対話するようにして始まる。
独奏ヴァイオリンはそのあと歌うような旋律を奏で、
その旋律はロマンティックで甘美な旋律であり、
それに管弦楽がそれを支えるように伴奏する。
最後はホルンが響く中、独奏ヴァイオリンの音で静かに終わる。